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【初心者必見】ライギョ釣りの基本とおすすめタックル・ルアー完全ガイド

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「水面を割る激しいバイトを体験したい」「ライギョ釣りを始めたいけれど、道具や釣り方が分からない」とお悩みではありませんか?本記事では、ライギョ釣りの基本から、最適な時期やポイント選び、専用ロッド・リール・極太PEラインなどの必須タックル、おすすめのフロッグルアーまで徹底解説します。

結論として、ライギョ釣り攻略の鍵は「強靭な専用タックルの準備」と「魚を傷つけないためのマナー(バーブレスフックやマウスオープナーの持参)」にあります。この記事を読めば、初心者でも安全かつ確実に憧れの怪魚に出会う方法がすべて分かります。

せんちゃん

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目次

ライギョ釣りとはどんな魅力があるのか

日本国内でルアーフィッシングの対象魚として熱狂的なファンを持つ「ライギョ(雷魚)」。その独特なビジュアルと、他の淡水魚にはない圧倒的なパワー、そしてスリリングな捕食シーンは、多くの釣り人を魅了して止みません。

ここでは、ライギョ釣りの世界に足を踏み入れる前に知っておきたい、ライギョの生態や釣りの醍醐味、そして彼らが潜むフィールドについて詳しく解説します。

ライギョの生態と特徴

ライギョは、スズキ目タイワンドジョウ科に分類される淡水魚の総称です。日本国内に定着している主な種類には、最大で1メートル近くまで成長する「カムルチー」と、カムルチーに比べてやや小型で斑紋が細かい「タイワンドジョウ」、そして主に沖縄や温かい地域に生息する「コウタイ」の3種類が存在します。一般的にライギョ釣りでターゲットとなるのは、その多くがカムルチーです。詳しい生態や分布情報については、国立環境研究所 侵入生物データベース「カムルチー」でも公開されています。

ライギョの最大の特徴は、エラ呼吸だけでなく「上鰓器官(じょうさいきかん)」と呼ばれる特殊な器官を用いて空気呼吸ができる点にあります。これにより、他の魚が生息できないような酸素濃度の極めて低い泥濁りの水域や、水草が水面を完全に覆い尽くした閉鎖的な環境でも生き延びることができます。時折、呼吸をするために水面に口を出して「プハッ」と音を立てる仕草は、ライギョの存在を確認するための重要な手がかり(呼吸撃ちのチャンス)となります。

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和名主な分布地域最大全長外見の特徴
カムルチー本州、四国、九州など全国的約80cm〜100cm体側に大きな黒い斑紋が2列に並ぶ
タイワンドジョウ兵庫県、香川県など一部地域約60cm斑紋がカムルチーより細かく、3列に並ぶ傾向がある
コウタイ大阪府、沖縄県など局所的約30cm体に細かな白点があり、尾柄部に明瞭な黒斑がある

ライギョの好む環境

ライギョは流れの緩やかな場所や、流れがほとんどない止水域を好みます。特に、ハスやヒシ、アシ、ジュンサイなどの水生植物(ベジテーション・カバー)が豊富に繁茂している場所は、ライギョにとって格好の隠れ家であり、捕食場所です。水草の隙間に身を潜め、カエルや小魚、昆虫、時にはネズミやトカゲなどが水面に落ちてくるのをじっと待ち伏せしています。また、泥底や砂泥底の場所を好み、冬場は泥の中に潜んで越冬する生態を持っています。

ライギョ釣りの醍醐味

ライギョ釣りの最大の醍醐味は、なんといっても「水面が爆発するような大迫力のバイト(捕食音)」にあります。ライギョ釣りでは、主に「フロッグ」と呼ばれる中空のプラスチック製カエル型ルアーを水草の上や隙間で操作します。静寂に包まれた水面をフロッグが通りかかった瞬間、水草を激しく割りながら「バフッ!」「ゴボッ!」という凄まじい捕食音とともにルアーが水中に引きずり込まれる瞬間は、一度体験すると病みつきになるほどの興奮を味わえます。

さらに、フッキングした後のファイトも強烈です。ライギョは非常に筋肉質でパワーがあり、絡みつく大量の水草(ヘビーカバー)ごと強引に引きずり出すパワーゲームが求められます。タックル(道具)の限界に挑むような、力と力の真っ向勝負が楽しめる点も、他のライトゲームにはない唯一無二の魅力です。

ライギョ釣りが楽しめるフィールド

ライギョは日本全国のさまざまな淡水域に生息していますが、主に以下のようなフィールドで釣行を楽しむことができます。

野池(ため池)

全国各地に点在する野池は、ライギョ釣りの超定番フィールドです。周囲にアシが群生していたり、夏場にヒシモが水面を覆い尽くしたりする池は、ライギョの絶好の生息地となります。

クリーク(平野部の水路)

佐賀県の筑後川下流域をはじめとする九州エリアや、関東・関西の平野部に張り巡らされた農業用水路(クリーク)も有名です。水深が浅く川幅が狭いため、ライギョとの距離が近く、サイトフィッシング(目視での釣り)がしやすいのが特徴です。

湖沼・河川のワンド

琵琶湖や霞ヶ浦などの広大な湖沼、あるいは大河川の流れが緩やかなワンド(入り江)やワンド周辺のシャロー(浅場)にも、大型のライギョが潜んでいます。

ライギョ釣りに適した時期と時間帯

ライギョ(雷魚)は温水性の淡水魚であり、水温の変化によって活性が大きく左右されます。ライギョ釣りを攻略するためには、彼らが活発に動き回る季節や時間帯を正確に把握することが非常に重要です。ここでは、ライギョ釣りに最適なシーズンと、一日のうちで狙い目となる時間帯について詳しく解説します。

最も釣れるおすすめの季節

ライギョ釣りのシーズンは、一般的に水温が上昇し始める4月中旬から、水温が下がり始める10月中旬頃までです。その中でも、季節ごとのライギョの動きや釣り方の特徴は大きく異なります。それぞれの季節におけるライギョの活性と狙い方を以下の表にまとめました。

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季節適温・活性特徴と攻略のポイント
春(4月〜5月)水温15℃以上
徐々に活性が上がる
冬眠から目覚めたライギョが、体力を回復するために捕食活動を始めます。
水草(カバー)がまだ育っていないため、オープンウォーターやシャロー(浅場)を狙いやすい時期です。
夏(6月〜8月)水温20℃〜30℃
年間で最も活性が高い
ライギョ釣りの最盛期(ハイシーズン)です。
水面をヒシモやハスなどの水草が覆い尽くす「ヘビーカバー」が形成され、その下に潜むライギョをフロッグで狙うエキサイティングな釣りが楽しめます。
秋(9月〜10月)水温20℃以下
徐々に活性が下がる
冬眠に備えて荒食いをする時期です。
水草が枯れ始めてカバーが薄くなるため、広範囲を探る釣りが有効になります。
水温の低下とともに深場へと移動していきます。
冬(11月〜3月)水温10℃以下
極めて活性が低い
ライギョは泥の中や深場で冬眠状態に入ります。
基本的にルアーへの反応はほとんどなく、オフシーズンとなります。

最もおすすめの季節は、やはり水草が生い茂りライギョの活性がピークに達する「夏(6月〜8月)」です。水面を割ってフロッグにアタックしてくる大迫力のバイトを体感したいなら、このハイシーズンを逃す手はありません。

ライギョが活発になる時間帯

ライギョは一日の中でどのように行動しているのでしょうか。効率よく釣果を上げるためには、ライギョの捕食スイッチが入るタイミングを見極める必要があります。特に意識すべき時間帯は以下の2つです。

まずは、釣りの基本とも言える「朝マズメ(日の出前後)」と「夕マズメ(日の入り前後)」です。この時間帯は周囲が薄暗くなることでライギョの警戒心が薄れ、エサとなるカエルや小魚、昆虫などを積極的に捕食し始めます。水面が静まり返っている中で、ライギョが呼吸をする音や捕食音が聞こえやすいのも特徴です。

次に、ライギョ釣りにおいて見逃せないのが「日中の気温・水温が最も高くなる時間帯(11時〜15時頃)」です。一般的な淡水魚(ブラックバスなど)は夏の強い日差しを避けて深場や日陰に隠れて活性が下がりますが、温水を好むライギョは異なります。

日差しが強くなると、ライギョは空気呼吸をするために頻繁に水面に浮上するようになり、水草の隙間やシェード(日陰)に身を潜めて獲物を待ち伏せます。そのため、夏の猛暑日であっても、日中はフロッグゲームで十分に大釣りを狙えるチャンス時間帯となります。

ライギョ釣りのポイント選びのコツ

ライギョは身を隠せる障害物(カバー)を非常に好む魚です。そのため、ポイント選びの基本は「いかに変化のあるカバーを見つけるか」に尽きます。ここでは、ライギョが潜むポイントの選び方と、それぞれのカバーに合わせた攻略法を詳しく解説します。

水草が豊富なエリアを狙う

ライギョ釣りにおいて、水草(ベジテーション)は切っても切り離せない存在です。ライギョは、強い日差しを遮り、身を隠しながら獲物を待ち伏せるために水草の下に好んで定位します。

特に狙い目となるのは、水草が一面に広がるエリアの中でも、一部だけ水面が露出している「ポケット」と呼ばれる隙間や、水草の生え際(エッジ)です。ライギョはこれらの境界線で獲物を待ち伏せていることが多いため、ポケットやエッジを正確に狙い撃つアプローチが効果的です。

また、水草の下でライギョが呼吸をするために水面に口を出す「呼吸撃ち」と呼ばれるチャンスも見逃せません。水面がモコッと動いたり、ポコッと音がしたりした場所は、ライギョが確実にそこに居る証拠です。

カバーの種類と攻略法

ライギョ釣りのフィールドには、様々な種類の水草や障害物(カバー)が存在します。それぞれのカバーの特徴を理解し、適切なアプローチを行うことが釣果を伸ばす最大のコツです。

以下に、ライギョ釣りで代表的なカバーの種類と、それぞれの攻略法をまとめました。

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カバーの種類特徴具体的な攻略法
ヒシ(菱)ライギョ釣りの代表的なカバー。水面を葉が覆い尽くします。葉と葉のわずかな隙間(ポケット)や、ヒシの切れ目を重点的に狙います。
フロッグをヒシの上で優しくシェイクし、ポケットに入った瞬間にポーズを入れるのが効果的です。
ハス(蓮)大きな立ち葉や浮き葉が特徴。茎が太く、密集すると難攻不落のヘビーカバーになります。太い茎にラインが絡まないよう注意が必要です。
立ち葉の陰になるシェード(日陰)を狙い、葉の上からフロッグを滑り落とすように着水させてアピールします。
アシ・ガマ(葦・蒲)岸際に群生する抽水植物。ライギョが身を隠す絶好のポイントです。岸際ギリギリの隙間にフロッグをキャストします。
特に、アシの根元や倒れたアシが重なり合ってできた隙間は、一級のピンポイントです。
ウキクサ(浮草)水面を緑の絨毯のように覆う小さな浮き草。ウキクサの下は光が遮られるため、日中の強い日差しを嫌うライギョが潜んでいます。
フロッグを引いたときにできる「引き波(軌跡)」でライギョに気づかせ、バイトを誘発します。

これらのカバーを攻略する際は、ただ闇雲にルアーを投げるのではなく、ライギョがどこで身を隠し、どこを向いて獲物を待っているかを想像しながらアプローチすることが重要です。カバーの密度や水温の変化に合わせて、最適なポイントを見極めましょう。

ライギョ釣りに必須のタックル選び

ライギョ釣りは、他の淡水魚釣りと比較しても極めて特殊でタフなタックルが求められるゲームです。その理由は、ライギョが潜むヘビーカバー(水草の生い茂るエリア)の存在と、ライギョ自体の圧倒的なパワーにあります。

中途半端なタックルを使用すると、魚をバラすだけでなく、ロッドの破損やリールの故障、さらにはラインブレイクによって魚の口にルアーを残してしまう原因になります。ここでは、ライギョを安全かつ確実にキャッチするために必須となる、専用タックルの選び方を詳しく解説します。

専用ロッドの選び方とおすすめ

ライギョ釣り専用ロッドの必要性

ライギョ釣りに挑戦する際、「一般的なバスロッドや怪魚ロッドで代用できないか」と考える初心者の方も多いでしょう。しかし、結論から言うと、ヘビーカバーを攻略するライギョ釣りにおいては、専用ロッドの使用が絶対に必要です。

ライギョはヒットした瞬間、周囲の水草(ヒシ藻やハス、アシなど)の中に深く潜り込もうとします。魚単体の重さに加え、絡みついた数十キログラムもの水草ごと強引に引きずり出す必要があるため、ロッドには強烈なバットパワーが求められます。

また、分厚い顎に太軸のバーブレスフックを貫通させるための硬さ(フッキングパワー)も不可欠です。一般的なルアーロッドではパワーが全く足りず、フッキングが極めて困難なばかりか、魚を掛けた瞬間にロッドが破断してしまうリスクが非常に高くなります。そのため、強靭なブランクスとダブルラッピングで補強されたダブルフットガイドを備えた、ライギョ専用ロッドを選ぶことが基本となります。

おすすめのライギョ用ロッド

これからライギョ釣りを始める初心者の方に向けて、日本国内で高い信頼と実績を誇る、おすすめの専用ロッドを厳選して紹介します。

まずおすすめしたいのが、老舗メーカーであるスミスの「マグナムハスキーNEX」シリーズです。このロッドは、しなやかに曲がりながらも強靭な粘りを発揮するブランクスを採用しており、バラシにくさと操作性の高さを両立しています。2026年からは全機種が2ピース仕様に刷新され、携帯性も格段に向上しました。詳しいスペックやラインナップは、スミス公式サイトで確認することができます。

スミス
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もう一つの定番が、バレーヒルの「GUN2 ZERO(ガンガンゼロ)スネイクヘッドスペシャル」シリーズです。低弾性グラファイトによる強烈な粘り強さが特徴で、カバーから強引にライギョを引きずり出すトルクを備えています。初心者でも扱いやすいレングスとパワーのモデルが揃っており、最初の1本に最適です。製品の詳細は、バレーヒル公式サイトをご覧ください。

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メーカー・製品名代表的なモデル特徴おすすめのシチュエーション
スミス
マグナムハスキーNEX
MHN-752SH2ピース仕様で携帯性に優れ、しなやかに曲がってバラシを軽減する次世代のスタンダードロッド。ヒシ藻1〜2枚敷き程度のエリアで軽快に扱いたい時、遠征時。
バレーヒル
GUN2 ZERO
GGZ-70HH低弾性グラファイトによる強烈な「粘り」を重視した、現在のライギョロッドの礎を築いた名作。やや薄めの水生植物エリアを、正確なキャストと小技で攻略したい時。

ベイトリールの重要性とおすすめ

パワーのあるベイトリールを選ぼう

ライギョ釣りでは、スピニングリールではなくベイトリールを使用することが大前提となります。なぜなら、極太のPEラインを糸ヨレなく巻き取ることができ、強引な力勝負において圧倒的な巻き取りパワーを発揮できるのはベイトリールだけだからです。

ライギョ用リールに求められるのは、何よりも「ボディの剛性」と「ギアの耐久性」です。カバーごと魚を巻き寄せる際、リール本体には想像以上の負荷がかかります。樹脂製ボディのリールでは、負荷によってフレームが歪んでギアが噛み合わなくなったり、最悪の場合は破損したりします。

そのため、アルミニウムやブラス(真鍮)などの金属製丸型フレーム、または高剛性なメタルボディを採用したタフなベイトリールを選ぶ必要があります。

ドラグ性能が重要なリール選び

一般的なルアーフィッシングでは、魚の引きに合わせて糸を送り出す「ドラグ性能」が重視されます。しかし、ライギョ釣りにおけるドラグ設定は全く異なります。ライギョ釣りでは、ドラグを「フルロック(一切糸が出ない状態)」にしてファイトするのが基本です。

もしファイト中にドラグが滑ってラインが送り出されてしまうと、ライギョは一瞬にしてカバーの奥深くや障害物の隙間に逃げ込んでしまい、回収不能(ラインブレイクやスタック)に陥ります。そのため、ドラグ力が最低でも6kg以上、できれば7kg〜10kg以上の強力なドラグを搭載し、締め切った状態でも滑らない信頼性の高いドラグ機構を持つリールを選ぶことが極めて重要です。

おすすめのリール

ライギョ釣りに適した、高い剛性とドラグ力を誇る代表的なベイトリールを3機種紹介します。

シマノ カルカッタコンクエスト 300/400

金属丸型リールの最高峰。冷間鍛造による極めて高いボディ剛性と、滑らかで力強い巻き上げ力を誇ります。レベルワインド連動システムを搭載しているため、太糸使用時でもスムーズなキャストが可能です。

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アブガルシア アンバサダー 6500C シリーズ

ライギョ釣りの歴史を支えてきた伝統的な丸型リール。シンプルな構造で頑丈極まりなく、多くの熱狂的なアングラーに愛用され続けています。

ダイワ タトゥーラ TW 300/400

ロープロファイル(平型)形状でありながら、モンスターフィッシュを想定して作られたタフなリール。太糸の糸巻量も十分にあり、握り込みやすさと高い剛性を両立しています。

ダイワ(DAIWA)
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PEラインの太さと選び方

ラインは極太PEライン一択の理由

ライギョ釣りで使用するラインは、ナイロンやフロロカーボンではなく、極太のPEライン一択となります。号数の目安は、最低でも「PE 6号(約80lb)」、ヘビーカバーを攻める場合は「PE 8号〜10号(約100lb〜130lb)」が絶対基準です。

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これほどの極太ラインを使用する最大の理由は、魚を確実にキャッチし、安全にリリースするためです。細いラインでは、フッキング時の凄まじい衝撃や、カバーに擦れた際の摩擦によって簡単にラインブレイクしてしまいます。ラインが切れてしまうと、ライギョの口に太軸フックのついたフロッグが残ることになり、魚はエサを食べられずに死んでしまいます。

「魚を絶対にバラさないこと」は、ライギョへのダメージを最小限に抑えるための最大のルールでありマナーです。そのため、過剰とも思える極太PEラインの使用が必須とされています。

ラインとリーダーの基本セッティング

ライギョ釣りでは、PEラインの先にショックリーダーを結ぶ必要はありません。PEラインをフロッグのアイ(接続部)に直接結ぶ「直結セッティング」が基本です。

リーダーを挟むと、結束部分(ノット)が水草に引っかかって操作性が低下したり、ファイト中に結束部から破断したりするリスクが高まります。フロッグとの結び方には、強度低下が少なく、結び目がズレにくい「ダブルクリンチノット」や、より強固な「ビミニツイスト」で作ったダブルラインを用いた結び方が推奨されます。

また、ラインの視認性も重要です。カバーの上でルアーの位置やトレースコースを正確に把握するため、ホワイトやピンクなどの視認性の高いカラーを選ぶと、釣りの精度が格段に向上します。信頼性の高い雷魚専用PEラインのスペック等は、バリバス公式サイトなどで確認することができます。

ライギョ釣りで大活躍するおすすめルアー

ライギョ釣りにおいて、最も代表的であり、かつこの釣りの最大の魅力とも言えるのが「フロッグルアー」を用いたゲームです。ライギョは水草などの障害物(カバー)に潜んでいることが多いため、一般的なルアーではすぐに根がかりしてしまいます。ここでは、ライギョ釣りに欠かせないフロッグルアーの基本から、選び方、おすすめのアイテムまでを詳しく解説します。

フロッグルアーの基本と使い方

フロッグルアーは、カエルを模した中空のソフトプラスチック(樹脂)製ルアーです。水面に浮かせてアクションさせることで、ライギョの捕食本能を刺激します。

中空フロッグのメリット

中空フロッグを使用する最大のメリットは、極めて高いスナッグレス性能(根がかり回避能力)にあります。フックの針先がボディに密着、または隠れるように設計されているため、ハスやヒシモ、アシなどの密集したヘビーカバーの上をストレスなく通すことができます。

また、ボディが柔らかい中空構造になっているため、ライギョがルアーにバイトした(食いついた)瞬間にボディが潰れ、隠れていたフックが露出して確実にフッキング(針掛かり)させることができる点も大きな強みです。

フロッグルアーの種類と特徴

フロッグルアーには、形状やアクションの違いによっていくつかのタイプが存在します。それぞれの特徴を理解し、フィールドの状況に合わせて使い分けることが釣果を伸ばす鍵となります。

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種類特徴適した状況とアクション
スタンダード(ポッパー以外)タイプ丸みを帯びたシンプルな形状。
すり抜け性能が非常に高く、空気抵抗が少ないため飛距離が出る。
ヒシモやウキクサがびっしりと水面を覆うヘビーカバーエリア。
ドッグウォーク(首振り)アクションで誘う。
ポッパータイプカップ状の口を持ち、アクション時にポップ音やスプラッシュ(水しぶき)を発生させる。カバーの隙間(ポケット)やオープンウォーター。
音と泡で遠くや深くにいるライギョへ強くアピールしたい時に有効。
カーリーテール・ブレード付きタイプテール部分にワーム素材のテールや金属製のブレードが装着されており、ただ巻きでもアピールできる。広範囲をスピーディーに探りたい時や、視覚的なフラッシング(きらめき)や微振動で誘いたい時。

フロッグのチューニング方法

ライギョ用のフロッグは、市販された状態のまま使用するのではなく、アングラー自身の手で「チューニング(改造)」を施すのが一般的です。これにより、ルアーの耐久性を高め、フッキング率を向上させることができます。

基本的なチューニング手順は以下の通りです。

  1. まずは、ボディからフックとアイ(ラインを結ぶ輪)を取り外します。
  2. 次に、大物とのファイトでアイが抜けないよう、フックシャンクとアイの接続部にスレッド(糸)を巻き、瞬間接着剤でしっかりと固定・補強します。
  3. その後、好みの浮き姿勢(水平浮きや斜め浮きなど)になるよう、フックシャンクに板オモリを巻き付けてウェイトを調整します。
  4. 調整が終わったら、内部への水の侵入を防ぐために、フックの出口やアイの隙間をシーリング剤で塞ぎます。
  5. 最後に、バイト時にボディ内の空気がスムーズに抜けて潰れやすくなるよう、ボディの後方に小さな空気穴(空気抜き用のホール)を開ければ完成です。

なお、具体的なフロッグのチューニング方法や手順の詳細は、Honda釣り倶楽部のライギョ釣り入門ページでも分かりやすく解説されていますので、併せて参考にしてみてください。

状況に合わせたルアーのカラー選び

ライギョは基本的に水面を見上げて獲物を探しているため、カラーを選ぶ際は下から見上げたとき(お腹側のカラー)のシルエットや視認性を意識することが重要です。

曇天時や、水草が何重にも重なり光が届きにくいヘビーカバーの下を狙う場合は、シルエットがはっきりと浮き出る「ブラック・ダーク系」が有効です。逆に、朝夕のマズメ時や水が濁っている状況、あるいはアングラー側からルアーの位置を正確に把握したい場合は、視認性の高い「ホワイト・ピンク・チャート(蛍光黄・緑)系」が重宝します。

水質が澄んでいるクリアウォーターや、ライギョの警戒心が高いプレッシャーの蓄積したフィールドでは、水に馴染みやすい「グリーン・ブラウンなどのナチュラル系」を選択すると、魚に違和感を与えずにバイトに持ち込むことができます。

初心者におすすめのフロッグルアー3選

数多くのメーカーから様々なフロッグが発売されていますが、その中から初心者でも扱いやすく、高い実績を誇る定番のフロッグルアーを3つ厳選して紹介します。

エバーグリーン キッカーフロッグ

このルアーを使うことで、「せっかく魚が出たのに針に掛からない」というフロッグゲーム最大のイライラから完全に解放されます。 ライギョがルアーを喰った瞬間、柔らかいボディが綺麗につぶれ、細身のシングルフックがバスの口を確実に捉えます。「フロッグはフッキングが難しくて苦手…」と感じている初心者でも、驚くほど簡単に、水面を割って飛び出してきたバスをハリに合わせ、キャッチすることができます。

またオリジナルモデル(13.5g)やさらに小さなジュニアモデル(8.0g)というコンパクトかつ十分な重さがある設計のため、一般的なオカッパリでよく使われる「ミディアム(M)〜ミディアムヘビー(MH)」クラスの万能な竿でも、気持ちよく遠投して操ることができ、今持っている道具ですぐにフロッグゲームを始められます。

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ウィップラッシュファクトリー(Whiplash Factory) A.M.G.R-NMT

大きな利点は、「コンパクトルアーなのに、初心者でもビックリするほど簡単に生き生きとしたカエルの動き(テーブルターン)を演出できる」点です。 一般的な小さいフロッグは、動かそうとすると水中に頭から突っ込んでしまいがち(ノーズダイブ)ですが、A.M.G.Rは高浮力な丸型ボディのおかげで常に水面に浮き上がります。

竿を軽くチョンチョンと動かすだけで、その場でクルッ、クルッと左右に綺麗に首を振る「演技派」なアクションを誰でも再現でき、警戒心の強い魚を騙しやすくなります。

また新素材NMTが、雷魚のヤスリのような鋭い歯による裂傷や、針がボディを貫通した際のダメージをグッと軽減。1つのルアーを長く、タフに使い続けることができるため、コストパフォーマンスが非常に高く、安心して何度もキャスト(投げること)ができます。

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ダイワ(DAIWA) スティーズ スナッピーフロッグ

これまでの「浮く」という常識を覆す「水面直下を攻めるシンキング(沈む)コンパクトフロッグ」

「魚が水面まで出きらない日でも、根掛かりを恐れずにカバーの奥でフロッグゲームが楽しめる」という大きな利益が得られます。 日差しが強くてライギョが水面を警戒している時や、風や波で水面が大荒れしている時でも、このフロッグなら水面直下の「ライギョの目の前」でリアルにアピールできます。さらに、フロッグ特有の「針が上を向いて隠れている構造」のおかげで、ワームやプラグでは一瞬で根掛かりしてしまうような水草のド真ん中へも、果敢に投げ込むことができます。

また「フロッグ史上最高クラスの『吸い込みの良さ』で、初心者でもフッキング(魚の口に針を掛けること)がバシバシ決まる」点です。 一般的なフロッグは「プカプカと浮く力(浮力)」が強いため、ライギョが噛みついたときに弾かれてしまうことが多々あります。しかし、スナッピーフロッグは元々の浮力が極限まで抑えられているため、ライギョが軽く吸い込んだだけでも、一瞬で口の中へスポッと納まります。フッキングのタイミングが掴みにくい初心者でも、すっぽ抜けのミスを劇的に減らすことができます。

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ライギョ釣りの基本アクションと釣り方のコツ

ライギョ釣りは、ただルアーを投げて巻くだけではなかなか釣果に結びつきません。ライギョ特有の生態や、生息するヘビーカバー(水生植物が密集したエリア)の特性を理解し、適切なアプローチとアクションを行うことが重要です。ここでは、ライギョを惹きつける基本アクションから、独特なバイトへの対応、そして魚を傷つけずにランディングする一連のコツを詳しく解説します。

ポイントへのアプローチ方法

ライギョは非常に警戒心が強く、視覚や聴覚が鋭い魚です。そのため、ポイントへのアプローチでは自身の気配を完全に消すことが最優先されます。足音を立てずに岸際に近づき、水面に自分の影を落とさないよう、岸際から一歩下がった位置からキャストを開始しましょう。

また、ルアーをキャストする際は、ライギョが潜んでいそうなポイントの直上に直接落とすのは避けてください。着水音でライギョが驚いて逃げてしまう原因になります。基本は狙いたいピンポイントよりも数メートル奥へキャストし、静かにルアーを引いてきてアプローチするのが鉄則です。

ヒシモやハスなどのカバーがある場合は、葉の上に一度着水させ、そこから静かに水面へ滑り落とす「ソフトプレゼンテーション」を意識すると、警戒心の強い大型のライギョにも口を使わせやすくなります。

ルアーの動かし方とアピール方法

ライギョ釣りでメインとなる中空フロッグは、ただ巻きだけでなく、ロッドワークを駆使して様々なアクションを演出することで真価を発揮します。カバーの状況やライギョの活性に合わせて、以下の基本アクションを使い分けましょう。

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アクション名具体的な操作方法効果的なシチュエーション
ドッグウォークラインスラック(糸ふけ)を利用し、ロッドを軽く小刻みに煽ってルアーを左右に首振りさせる。オープンウォーターや、カバーが比較的薄いエリアで広範囲を探りたいとき。
ポーズ(ストップ&ゴー)ルアーを動かした後、数秒間(時には10秒以上)完全に動きを止めて静止させる。ヒシモの切れ目やポケット(水面が露出した隙間)など、ライギョが捕食しやすいピンポイント。
シェイキングロッドティップを細かく震わせ、フロッグをその場でモゾモゾと動かして波紋を立たせる。ライギョの活性が低く、移動距離を抑えてピンポイントでじっくりと見せたいとき。

特に、ヒシモやハスなどのヘビーカバーを攻める際は、カバーの隙間に存在する「ポケット」でいかに長くポーズを取れるかが勝負の分かれ目となります。

ライギョはカバーの下から上を見上げて獲物を探しているため、ポケットにルアーが入った瞬間に動きを止め、じっくりと見せることで、下から突き上げるような激しいバイトを誘発することができます。

バイトが出た時のアワセ方

ライギョ釣りにおいて最もエキサイティングであり、同時に最もミスが起こりやすいのがバイトの瞬間です。水面を割って「バフッ!」と激しい捕食音が響き渡ると、焦って即座にロッドを立ててしまいがちですが、これはフッキングミスの最大の原因になります。

フッキングのタイミングとコツ

ライギョがフロッグを襲った瞬間、すぐに合わせる「早合わせ」は厳禁です。ライギョはルアーを吸い込んだ後、一度反転して水中に潜る習性があります。そのため、バイトがあっても手元にライギョの重みがしっかりと乗るまで、あるいはラインが横に走るまで1〜3秒ほど待つのが基本のタイミングです。

捕食音が聞こえたら、まずはロッドティップを送り込むようにしてラインのテンションを緩め、ライギョにフロッグをしっかりと口の奥まで吸い込ませる「送り込み」を行いましょう。その後、ラインが張って魚の重さを感じた瞬間に、力強くフッキングへと移行します。

確実なフッキングを決めるために

ライギョの口は非常に硬い骨で覆われており、太いダブルフックを貫通させるには想像以上のパワーが必要です。中途半端な力で合わせると、フックが貫通せず、ファイトの途中でフックアウト(バラシ)してしまいます。

確実なフッキングを決めるためには、まずリールを素早く巻いてラインのたるみ(糸ふけ)を完全に回収することが重要です。糸ふけがない状態を作ったら、ロッドを両手でしっかりと握り、体全体の体重を後ろに乗せるようにして、上方向または後方へ向かって鋭く一気にロッドを煽ります。

使用している極太PEラインの「伸びない」という特性を最大限に活かし、ロッドのバットパワー(根元の強さ)をフックの先端にダイレクトに伝えるイメージで行うのがコツです。

ランディングからリリースまでの注意点

無事にフッキングが決まったら、次はランディングです。ライギョ釣りはヘビーカバー越しでのファイトになることが多く、強引かつ慎重なやり取りが求められます。ライギョを陸に上げる際や、その後の取り扱いには細心の注意を払いましょう。

安全な取り込みと写真撮影のコツ

ライギョは非常に鋭い歯を持っており、顎の力も極めて強力です。そのため、バスフィッシングのように下顎を素手で掴むハンドランディングは絶対に避けてください。大怪我につながる危険があります。ランディングの際は、魚へのダメージを最小限に抑えるために、幅広のネットを使用するか、足場が低く安全が確保できる場所であれば、タックルの強度を活かして一気に抜き上げます。

陸に上げた後の写真撮影やサイズ計測時にも、ライギョの健康を守るためのルールがあります。ライギョの体表はデリケートな粘膜で覆われており、乾いた地面や熱くなったアスファルトに直接置くと、火傷を負って粘膜が剥がれ、最悪の場合は死に至ります。

必ず水で十分に濡らしたメジャーシートや専用のランディングマット、あるいは湿った草の上に優しく置くことを徹底してください。また、撮影中も乾燥を防ぐために定期的に水をかけ、できる限り短時間で計測と撮影を済ませて、速やかに水へ帰してあげるのが、この美しいゲームフィッシュを守るためのアングラーの義務です。

ライギョ釣りを楽しむためのマナーとルール

ライギョ釣り(雷魚ゲーム)は、その強烈なファイトやゲーム性の高さから多くの熱狂的なファンを持つ釣りです。しかし、ライギョは日本の淡水生態系において貴重な存在であり、その生息数は決して多くありません。

また、見た目のタフさに反して、一度傷つくと非常にデリケートで死に至りやすい魚でもあります。この素晴らしい釣りを未来に残すためには、釣り人一人ひとりが高いマナー意識を持ち、魚へのダメージを最小限に抑えるルールを徹底することが不可欠です。ここでは、ライギョを保護し、フィールドを守るための具体的なマナーと必須の装備について詳しく解説します。

雷魚を安全にリリースするための装備

ライギョ釣りにおいて、キャッチ&リリースは単なる推奨事項ではなく、アングラーにとっての「絶対的な義務」と言っても過言ではありません。

ライギョを無傷で水に帰すためには、専用の装備が不可欠です。タックルボックスに必ず常備しておくべきリリース用の基本装備を以下の表にまとめました。釣行前に必ず揃っているか確認しましょう。

スクロールできます
必須装備役割と効果不所持の場合のリスク
バーブレスフック魚の口へのダメージを最小限に抑え、素早い針外しを可能にする。フックが抜けず、口内を大きく破壊して致命傷を与える。
マウスオープナー
強靭な顎を持つライギョの口を、魚と自身の安全を守りながら開く。口を開けられずフックを外せない、またはライギョの顎を骨折させる。
ロングプライヤー
鋭い歯やフックから手を遠ざけつつ、奥深くのフックを確実に外す。フックを外す際にライギョの鋭い歯でアングラー自身が怪我をする。
ランディングマット
地面の熱や乾燥からライギョのデリケートな体表(粘膜)を保護する。アスファルトや乾いた地面で体表が火傷し、リリース後に感染症で死亡する。

フックはバーブレスが基本

ライギョ釣りで使用するルアー(主に中空フロッグ)のフックは、すべて「バーブレス(かえしのない針)」にすることが絶対条件です。市販のフロッグには最初からバーブレスフックが搭載されているものが多いですが、かえしがあるフックを使用する場合は、ペンチなどで完全にかえしを潰してから使用してください。

ライギョの口は非常に硬く、一度かえしのある太軸フックが深く刺さってしまうと、人間の力で引き抜くことは極めて困難になります。無理に引き抜こうとすれば、ライギョの口を大きく切り裂いてしまい、致命的なダメージを与えることになります。

バーブレスフックであれば、貫通力が高まるだけでなく、万が一アングラー自身の衣服や体にフックが刺さってしまった際にも、大怪我を防ぎ素早く対処できるというメリットもあります。

マウスオープナーとプライヤーの必須装備

ライギョは非常に顎の力が強く、一度口を閉じると人間の手でこじ開けることは不可能です。また、口内には細かく鋭い歯がびっしりと生えているため、素手で口に触れるのは極めて危険です。そのため、「マウスオープナー」と「ロングノーズプライヤー」は、ライギョ釣りにおいてロッドやリールと同等以上に重要な必須装備となります。

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釣れたライギョのフックを外す際は、まずマウスオープナーを慎重に口の隙間から差し込み、適度に口を開いた状態で固定します。その後、ロングノーズプライヤーを使用して、フックのゲイプ(曲がり部分)をしっかりと掴み、押し込むようにしてフックを外します。

この一連の動作を迅速に行うことで、ライギョの空気呼吸への負担を減らし、生存率を大幅に高めることができます。これらの道具を持たずにライギョ釣りを行うことは、絶対に避けてください。

釣り人としてのマナーと心構え

ライギョが好むクリークや野池、河川などのフィールドは、多くの場合、地域住民の生活圏や農作業エリアと隣接しています。そのため、魚への配慮だけでなく、周囲の環境や人々に対するマナーも極めて重要です。近年、ゴミの放置や違法駐車、私有地への無断立ち入りといったマナー違反により、多くの貴重なライギョ釣り場が釣り禁止や立ち入り禁止になっています。フィールドをこれ以上減らさないために、釣り人としてのモラルを徹底しましょう。

まず、駐車マナーです。農道や細い生活道路に車を止める際は、農作業車や近隣住民の通行の妨げにならない場所を選び、少しでも迷惑がかかる可能性がある場合は有料駐車場を利用してください。また、民家が近い場所での早朝・夜間の騒音や、大声での会話は厳禁です。もちろん、ラインくずやパッケージなどのゴミは必ずすべて持ち帰り、余裕があれば釣り場に落ちているゴミも回収するクリーンアップの意識を持ちましょう。

最後に、キャッチしたライギョの扱いについてです。ライギョを陸に上げる際は、乾いたアスファルトやコンクリート、乾燥した土の上に直接置いてはいけません。ライギョの体表はデリケートな粘膜で覆われており、乾いた地面に触れると粘膜が剥がれ、そこから細菌感染を起こして死んでしまいます。

ランディングの際は、水で十分に濡らしたランディングマットや、湿った草の上に優しく置くようにしてください。写真撮影を行う場合も、魚を水から上げている時間は最小限(数十秒以内)に留め、速やかに水に戻します。リリース時は、魚が自力で泳ぎ出すまで水中で優しく体を支え、完全に回復したのを見届けてから送り出してあげるのが、真のライギョアングラーとしての素晴らしい心構えです。

まとめ:万全な準備とマナーでライギョ釣りに挑戦しよう

ライギョ釣りは、力強いファイトと豪快なバイトが魅力のエキサイティングな釣りです。ヘビーカバーから魚を引きずり出すためには、極太PEラインや専用ロッドなどの強靭なタックルが不可欠となります。

また、ライギョを傷つけず安全にリリースするために、バーブレスフックの使用、マウスオープナーやプライヤーの常備は必須です。これらは魚へのダメージを最小限に抑えるための結論と言えます。ルールとマナーを徹底し、憧れの怪魚との出会いを楽しみましょう。

ちなみに「釣りが上達したい」「釣りの情報を仕入れたい」そんなことを思ったならば、ぜひ釣りビジョンVODを使ってみてください。

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この記事を書いた人

平日は会社員、休日は釣りやキャンプなどを中心にアウトドア楽しんでいます。

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