「日本イワナセンター」といったネーミングド直球な管理釣り場が群馬にあると知り今回行ってきました。
なんでも北関東でも随一の管理釣り場で、魚種の数は日本でも一位二位を争うレベルだとか。そして圧倒的に濃い魚影が有名な管理釣り場です。

ハッキリ言って何度でも行きたい場所ですね。(交通費さえ賄えるならば・・・)
今回はそんな「日本イワナセンター」の特徴と攻略について紹介したいと思います。ちなみに前提としてルアーしか使えません。フライフィッシングは禁止の管理釣り場です。
攻略:イワナセンターで販売しているフェザーを使う
「日本イワナセンター」ではフェザー系ルアーの仕様が禁止になっています。しかし、「日本イワナセンター」と「おくとねフィッシングパーク(姉妹店)」で販売されているフェザー系の利用はOKです。

フェザーを使うためには管理釣り場に着いたら現地でいくつかフェザー系ルアーを購入しておきましょう。人気のルアー午後にはなくなっていることがあります。
攻略:とはいえルアーのレパートリーは増やしましょう
もはや “釣りあるある” ですがルアーフィッシングは、これなら絶対といえるルアーはありません。比較的釣れる傾向にあるルアーはありますが、その日その日でどんなルアーにヒットするかはやってみないと分かりません。
なので事前にルアーの数と種類はレパートリーを増やしておくと良いです。

いくつか数を揃えるのにおすすめの商品のリンクを貼っておきます。










攻略:活性の良い朝マズメ・夕マズメ
もはや耳タコですが、トラウトの活性が良くなる朝マズメと夕マズメは外せないです。夕マズメまで釣りは出来ないって方もいるかと思うので、施設が開く朝6時は逃さないようにしましょう。
攻略:縦釣りは出来るようになっておきましょう
水深があまりない管理釣り場なのですが、やはり釣れないときはトラウトでは縦釣りが有効です。
釣行に行った日に、隣で釣っていた方たちは、バベルなどのルアーで縦釣りをして60~70cmオーバーのイトウを釣っていました。ヒットしてから釣りあげるまでに10分以上は戦っていたかと思います。



写真を撮らせていただいたのですが、ちょっと比較対象が無く分かりずらいですね。





縦釣りはラインでアタリをとるので、釣れるようになるまで時間はかかるかもしれませんができた方が損はないです。私は縦釣りというかラインでアタリを取るのが上手くないので諦めて横の釣りをしましたが(笑)
今回のヒットルアー
ゼロ式(RSタイプ)
「日本イワナセンター」で販売されているフェザー系ルアーでフェザー系ルアーといっていますが、毛バリのトレーラーですね。そりゃ釣れますわ(笑)




DAIWA 鱒ノ小魚
DAIWAが管理釣り場向けに作成した小型フローティングミノー


表層から50cm程度を潜ってワイドウォブルアクションで大きくテールを振ることでトラウトの食い気にスイッチを入れることが出来ます。


実際この「日本イワナセンター」は水深が深い訳ではないので表層を攻めることが出来るフローティングミノー系は有用です。
その他の小型ミノー
DAIWAの鱒ノ小魚と同じく小型のフローティングミノーはやはり「日本イワナセンター」のような水深の浅いエリアトラウトでは有効なようです。今回使ったのはVmsixvmという数打ち品ですが、しっかりと釣る事が出来ました。


その他反応が良かったルアー
見切られたりしていましたが反応が良かったルアーが結構あります
セニョールトルネード
やはりといいますかセニョールトルネードはしっかりとトラウトが追ってくるようです。


しかしながらはやり見切られることが多いので、難しい管理釣り場である事は確かですね。


グルグルX
グルグルXもしっかりとトラウトが追ってくるルアーでした。


ただの棒状の板なんですがこれがしっかりと食いつくのです。


バベル
縦釣りをするならバベルですね。


このバベルですが、なぜかキャストしなおす際に、ただ巻きで回収しているだけなのにトラウトが追ってくるという珍現象を起こしました。
ムカイ(Mukai) ペレスプ系
バベルと同じく縦釣り系をするならムカイ(Mukai) ペレスプ系は外せません。もちろん縦釣り以外も使えます。


ちなみに今回は縦釣りというよりスプーンルアーを使って横の釣りをしましたがしっかりと追ってきました。


日本イワナセンターの情報
ここからは「日本イワナセンター」についての情報を記載していきます。


釣り場
受付のある小屋の中に全体の簡単な見取り図もありますので、遊びに行った際は確認していただけると良いです。


ZERO号池第1
とにかく数釣をしたいなら、ZERO号池(第1)がおすすめです。


放流されているのは22cm~40cmのマス系メインとなっており、Vmsixvmの数打ち品のフローティングミノーでも釣れちゃうぐらいには難易度は低めかと思います。
ZERO号池はリリースオンリーなので、もしも持ち帰りをしたい場合は1~9号池に行きましょう。
ZERO号池第2
大物を釣りたいなら、ZERO号池(第2)一択ですね。30cm~50cmの色物を多く放流しており、中には60cmオーバーのイトウなんかも入っています。


池の面積・水深共に大きくないので、フローティングミノーを使う人が多く、リリースオンリーの池なのでかなり魚がスレている印象です。しかしながら、今回は「日本イワナセンター」で販売されている『ゼロ式(RSタイプ)』を使う事でなんかとか釣る事が出来ました。
1号池
受付のすぐ横にあるのが1号池になり、22cm以上のニジマスをメインに60cmオーバーの色物も入っているポンドになります。


常に水を流しだしているので池全体に流れが出来ているので、その流れをうまく利用して釣りをすると良いです。
2号池
池というよりは流れの緩やかな川に近いですね。公式サイトでの40cm~50cmのイワナ系のみが入っていると書いていますが、実施に見た感じは22cm~30cmのニジマスがメインで入っているようです。





おそらくはサイト情報の更新がされていないのではないでしょうか。
ペレペレを水面に浮かせて釣るのも良い場所かと思います。


3号池
22cm~30cmのニジマスがメインで放流されているポンドですね。


ポンドのサイズは大きくなく水深も浅いため、つかうなら表層を攻めることが出来るミノー系がオススメかと思います。魚影はしっかりと見えやすくしていますので、バイトの瞬間をとらえることが出来るのは楽しいかとですね。
4号池
3号池の下に位置するポンドで22cm~30cmのニジマスがメインで放流されています。


この場所もポンドのサイズは大きくなく水深も浅いため、つかうなら表層を攻めることが出来るミノー系がオススメかと思います。ただ流れ込みはしっかりとしているので、ペレペレを流れ込みから流すのも打ち手の一つかと思います。


5号池
ポンドのサイズも大きく流れ込みもしっかりとあるので、比較的釣りやすい場所かと思います。


22cm~30cmのニジマスをメインに中には、50cmクラスの色物も放流していました。


面積はありますが水深はそこまでないので、表層を攻めることが出来るミノー系がオススメかと思います。
6号池
5号池のすぐ下に位置しているポンドで、放流しているには5号池と同じく22cm~30cmのニジマスをメインに時折、50cmクラスの色物もといった様子かと思います。


ポンドのサイズは小さいので2~3人が釣りをして定員といった場所です。
7号池
6号池のさらに下に位置するのが7号池で、ポンドのサイズはさらに小さくなっています。


公式サイトでは40cm~45cmの鱒系が色々と放流されている事になっていると書いていますが、実際はそんなに大きいサイズは見かけませんでした。あと水深も浅いので7号池で釣っている人はいませんでした。
8号池
持ち帰りを考えているうえで大物を釣りたい場合は、8号池はおすすめです。トラウトがメインですが、最大60cmクラスの色物も混じって放流されています。


とわ言っても、メインで釣れるのは30cmクラスのニジマス(レインボートラウト)になります。魚影はしっかりと濃いので釣りやすいポンドかと思います。


9号池
8号池と同じく持ち帰りを考えているならば、9号池もオススメです。


こちらは色物の最大サイズが40cm前後をサイズダウンしますが、8号池より広く水深もそれなりにあるので、フローティングミノー以外にも縦釣りなどで釣りあげることが出来る場所かと思います。
営業時間
平日 | 土・日・祭日 | |
5月~8月 | 6:00~17:00 | 6:00~18:00 |
3月4月・9月10月 | 6:00~17:00 | 6:00~17:00 |
1月2月・11月・12月 | 7:00~17:00 | 7:00~17:00 |
レギュレーション
- すべてのエリアでルアー専用
- 1cm未満0.6g未満のルアー禁止
- シングルバーブレスフックのみ使用
- フェザールアー、フライフィッシングは禁止
※イワナセンターで販売しているフェザールアーは利用OK - ZERO号池(第1・第2)はリリース専用
※ビクの持ち込みもNG - 魚を手で触ったり地面にあげないこと(ラバーネットを使う事)
※針を外したり写真を撮るときは、30秒以上過ぎるなら魚を水に入れること
持ち帰りルール
1日券/10時間券/ペア券 | 15尾 |
---|---|
7時間券/5時間券/ペア券 | 10尾 |
4時間券/ペア券 | 5尾 |
3時間券/ペア券 | 5尾 |
2時間券/ペア券 | 5尾 |
1時間券 | 3尾 |
- ペア券は2名合わせての尾数
- 30cm以上の魚は5尾分
- 50cm以上の魚は1尾まで
- キープはビクに入れること
※レンタルあり - 一度ビクに入れたらリリースNG
- 魚を持ち帰るときは受付のチェックを受けてから捌くこと
- 捌き場(流し台)の利用は16時30分まで
- 尾数を超えた場合100gあたり110円で買い取り
料金
券 | 料金 | 尾数制限 |
1日券 | 5,500円 | 15尾 |
1日ペア券 | 8,000円 | 15尾 |
10時間券 | 5,000円 | 15尾 |
10時間ペア券 | 7,500円 | 15尾 |
7時間券 | 4,500円 | 10尾 |
7時間ペア券 | 7,000円 | 10尾 |
5時間券 | 4,000円 | 10尾 |
5時間ペア券 | 6,500円 | 10尾 |
4時間券 | 3,600円 | 5尾 |
4時間ペア券 | 6,000円 | 5尾 |
3時間券 | 3,100円 | 5尾 |
3時間ペア券 | 5,200円 | 5尾 |
2時間券 | 2,600円 | 5尾 |
2時間ペア券 | 4,200円 | 5尾 |
1時間券 | 1,600円 | 3尾 |
受付
受付まわりについて説明します。
食事処
食事処というより休憩スペースです。机があるので買っておいたコンビニ弁当などを食べるには十分な場所ですね。電気ポッドと電子レンジも置いてあります。


一応はカップ麺ぐらいは販売されているので、カップ麺をお昼にするぐらいは可能です。


流し台
流し台は受付のある建物のすぐそばに3口あります。結構かがまないといけないので釣った魚を捌くのはすこしキツイかと思います。




ちなみに、その少し横に自販機があります。


トイレ
トイレは受付のある建物(小屋?)の横に別で建てられています。


場所が場所だけにめちゃくちゃキレイなトイレとは言えませんが、汚いわけではありません。
売店
「日本イワナセンター」の売店ですが、フェザー系ルアーをメインにルアー各種を販売しています。


とはいえレギュレーションの都合でフェザー系ルアーを買う以外には使わない傾向かと思います。と言いますのも「ミッツ」や「ちびとろ」なども販売されていましたが、定価販売かちょっと高いぐらいでしたので、必要なら釣具屋かAmazonで安くなっているときに買うのがベストです。




駐車場
駐車場は受付のある場所の付近にいくつかあります。


一番面積のあるのが、ZERO号池(第1)の付近の駐車場で、受付まで少し距離がありますが大した距離ではないので問題なしです。


アクセス
まず車でしか向かう事が出来ません。なにせ山奥なのでね(笑)
特に直前の入り口が所見だと分かりずらいので注意です。沼田ICから向かう場合だと赤い『営業中』という幟(のぼり)が見えます。太田藪塚ICから向かう場合は、幟(のぼり)が見えないので注意です。


幟(のぼり)のある方に進めば最初は下り坂となっていますが、すぐに上り坂になります。


営業中の幟(のぼり)の先には『日本イワナセンター』の幟(のぼり)が立っております。


その他の情報
近くにコンビニはなし
「日本イワナセンター」の近くにはコンビニが無いので、飲み物の補充に関しては受付横の自販機しか手がなく、ご飯に関しては「日本イワナセンター」はカップ麺しか置いてないので午前午後と釣りをする場合は必ず道中のコンビニなどで買っておきましょう。
もちろん管理釣り場は現金のみなので、必ずお財布に現金が少ない場合もATMで下ろしておきましょう。
ファミリーマート 沼田白沢店
関越自動車道 沼田ICから行く場合はこちらのファミリーマートが、「日本イワナセンター」に近いコンビニである程度店舗面積のあるお店です。
ファミリーマート 日野屋黒保根店
北関東自動車道 太田藪塚ICから行く場合は、もうこのファミリーマートしか近くにコンビニはありません。
基本スマホは繋がらない
そして山奥(?)にあるある管理釣り場なので当然といえば当然ですがスマホの電波が入りずらいです。ぎりぎり受付のある付近は電波が入りやすい感じです。
まとめ
今回は「日本イワナセンター」での釣行についてまとめました。北関東でも有数の管理釣り場でルアーフィッシングをするのであれば最高の環境といっても良いかもしれません。(ただし、食事周りは別)
気になった方ぜひ一度足を運んでみてください。
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