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フライフィッシングセットおすすめ4選!初めてでも迷わず選べる

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

フライフィッシングを始めるにあたり、初心者にとってはセット選びが一番のハードルです。何を選べばいいのか、どのようなセットがあるのか、迷ってしまいますよね。私自身もかなり迷った結果、会社の仲の良い上司でフライフィッシングをやる人に見繕ってもらいました。

せんちゃん

結果として入門セットでなく、一つずつ購入したので高くつきました(笑)

とはいえ周りにフライフィッシングをやっている友人・知人がいないよって方も中にはいるのではないでしょうか。

そんな方を含めてこれからフライフィッシング始めるにあたり入門セットを探しているって方はこれを読めば、どのセットが良いか絞る事ができます。

目次

フライフィッシングセットとは

この記事を読んでる方には耳タコかもしれませんが・・・フライフィッシングセットとは、フライフィッシングを始める際に必要な道具が一通りセットになっているものです。

ロッド、リール、ライン、リーダー、フライなどがセットになっていることが一般的です。特に初心者には、これらの道具を一つずつ揃えるよりも、セットで揃えた方が手っ取り早く始められるためおすすめです。

おすすめフライフィッシングセットの紹介

初心者におすすめのフライフィッシングセットを紹介します。以下のセットは、機能性や価格などのバランスがよく、使いやすいものばかりです。

逆に言えばこれより安く「Maxcatch」や「Goture」からも販売されているフライフィッシングのセットがありますが、正直いって初心者のうちはあまりお勧めしません。安い分、性能がオススメ出来ないです。

river peak(リバーピーク) フライ入門 コンプリートセット

river peak(リバーピーク)から販売されているフライフィッシングのセットで、『8フィート6インチ/4番手』『9フィート/5番手』の2種類が用意されています。

  • 『8フィート6インチ/4番手』が小型管理釣り場や渓流向け
  • 『9フィート/5番手』がポンド型管理釣り場や大型河川向け

となっています。

このriver peakのセット最大の魅力はロッドケースがハードケースな事!

他のセットは竿袋なので移動時などにロッドに変な衝撃が加わって破損しないか気を遣いますが、ハードケースならそんな心配はありません。

※人気商品のため、売り切れになる事が良くあります。

アキスコ(AXISCO) ロッド エイシスフライフィッシングキット

アキスコ(AXISCO)から販売されているフライセットですね。

種類は『8フィート/4番手』『8フィート6インチ/5番手』『8フィート6インチ/6番手』になっており8フィート6インチの2つが管理釣り場向き、8フィートのセットが渓流向きとなっています。

竿袋やリール袋、完成フライにマーカーなども一通り入っているのでこれを買えばまずフライフィッシングを始めることができるようになってます

せんちゃん

こちらも人気商品のため、売り切れになる事が良くあります。

ティムコ(TIEMCO) ユーフレックス・BS FFスターターキットII

フライフィッシングの大手メーカー『ティムコ(TIEMCO)』から販売されているセット。このセット最大の魅力はフライリールにフライライン(フローティング)が既にセットされてある点です。

他のセットでは自身でフライラインをリールにセットしないといけないのですが、このセットは既にリールに巻かれているので、ありがたいですね。種類は『8フィート/4番手』『8フィート6インチ/5番手』『9フィート/6番手』があります。

ダイワ(DAIWA)ロッホモア フライコンボ

日本の大手釣具メーカー『ダイワ』から販売されているフライフィッシングのセット!

日本が世界に誇る釣具のメーカーで、安心の品質のロッドセットですね。またセミハードケースがついてくるのも魅力です。種類は『8フィート/4番手』『8フィート6インチ/5番手』の2種類あります。

唯一のリーダーとティペット、完成フライが含まれていないので、個別に購入する必要があります。

ダイワ(DAIWA)
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フライフィッシングセットの選び方

初心者におすすめのフライフィッシングセットを選ぶ際には、以下のポイントに注目しましょう。これらのポイントを踏まえて、自分に合ったセットを選ぶことが大切です。

セットに含まれるアイテム数と内容

フライフィッシングのセットは基本的に以下の内容になっている事が多いです。商品によって多少の誤差はありますが、概ねは同じでしょう。

  • フライロッド:1
  • フライリール:1
  • フライライン:1
  • リーダー:1
  • ティペット:1
  • フライ:4~6個
  • ケース(収納袋):1

ロッド

長さ

フライロッドの長さはft(フィート)で表されます。(1ft = 30.48cm)

管理釣り場などで使用する場合、7.6〜8.6ft程度のフライロッドが使い勝手良いです。※メートル換算で218〜259cm

上記の長さを基準に利用シーンに合わせてちょうどよい長さのロッドを選ぶとよいですね。

規格(番手)

フライロッドには “番手” というフライラインの重さに合わせた規格があります。
「3番」「4番」といった数字で表されており、この数字がフライラインとフライロッドで一致するのが一般的になります。

フライロッドにおける番手の選び方は、基本的に使用するフライの大きさによって決めます。数字の大きい番手のフライロッドほど重く、大きなフライを扱えます。

具体的に

  • ヤマメやオイカワなどは0〜4番
  • サクラマスやニジマスなどは6〜10番
  • メバルやシーバスには6〜10番
  • 上記以上の大型魚は10〜15番

初心者の場合は、まず4番手程度のフライロッドを使用するのがおすすめ。管理釣り場なら3~4番手を使っている人が多いです。稀に6番手を使っている人もいるかなって感じですね。

曲がり具合(アクション)

フライロッドに限ったことではありませんが、釣竿には曲がりやすい箇所があります。特にヤマメやトラウトなどの川魚を狙うロッドは、フライ/ルアーともにしなやかさがロッドに求められる傾向になります。

せんちゃん

かといって、ふにゃふにゃ過ぎるのはダメですが

曲がる箇所は主に次の3つに分類されます。

ファスト(ロッドの先端部が曲がる)

穂先から反発力を生むため、フライラインのスピードが速くなり、ロングキャストに最適タイミングを取るのが難しい傾向

スロー(ロッド全体が曲がる)

キャスティングのラインスピードが遅くなるため、タイミングを取りやすいロッド先端にパワーを伝えにくい傾向

ミディアム(ファストとスローの中間の曲がり具合)

ファストとスローの特徴を有しており、幅広いシーンに対応可能

フライフィッシングを始める方は「ミディアム」が良いかと思います。

素材

フライロッドの素材は主に、『バンブー(竹)』『カーボン』『グラスファイバー』があります。現在の主流は『カーボン』になっており初心者向けのセットなら、カーボンロッドになると思ってください。

カーボンロッドの特徴として素材自体が軽くて反発が強いので、キャスティングした時にラインの乗りが良いです。また感度も良いのでキャストしたフライラインを操作もしやすいです。ただし軽くて取り扱いが良い分、破損が多いです。内部が空洞になっているため衝撃に弱い一面もあります。

リール


ルアーフィッシングのリールとは異なり、フライフィッシングのリールは基本的にはフライラインを収納するためのモノと捉えてもらって構いません。

フライリールは番手に適合したモノの中からサイズ/重量/ラインキャパシティがフライロッドとのバランスが取れているモノを選べばOKです。セットに含まれるリールは基本的に、ロッド・ラインに合わせてちょうどよいモノが選ばれています。

基本的には番手に合わせてフライリールは選びますが、他に注意するべきポイントは次の通りです。

スプールとはラインを巻いて収納し、回転する部分。簡単に取り外すことができます。

スプールの幅

ワイドスプール

プールの横幅が広いもので、スプールの幅が広いと糸巻き量が多くなります。その分リールが大きくなるので重量は重たくなります。長い距離を流す場合や大河川などの場所に向いてます。

ナロースプール

スプールの横幅が狭いもので、糸巻き量は少なくなります。その分リール本体は軽くなります。フライを流す必要がなく、ラインの長さをあまり必要としない渓流などに向いてます。

スプール内径

ラージアーバー

内径が大きくなっており、バッキングラインをあまり巻かずに、フライラインを巻く事が出来ます。また1回転あたりの巻き取り量が多くライン回収がスムーズなので近年主流のタイプです。その分リールのサイズが大きいため、ロッドとのバランスに注意が必要ですね。

ミッドアーバー

内径が小さいタイプで、フライラインを巻き始まる前にバッキングラインをしっかり巻く必要があります。
ラージアーバーよりもラインキャパシティが多くなる傾向にあります。

ドラグ性能

大型魚とやりとりする場合はドラグ性能のよいもの選ぶといいですね。ドラグのタイプにはクリックドラグとディスクドラグの2種類があり、ディスクドラグの方がドラグ力が高くて調整幅も大きいため、おすすめです。

渓流ではドラグを使ってファイトをするシーンは多くないため、気にしなくていいです。

ライン

セットに入っている含まれているフライラインは、大抵フローティング・ダブルテーパー(DT)のラインになる事が多いです。その上でフライラインは交換することがある道具になるので、交換するときに選ぶ基準を知っておきましょう。

形状

フライラインは大きく、次の3つの種類に分かれます。

ウェイトフォワード(WF)

ウェイトフォワードは先端部分が太くなっているラインです。逆に言えば先端部じゃない部分(ランニングライン)は、先端部に比べて細いので、無茶なキャストをしてラインが切れてしまうのではないかと思ってしまいます。なお先端部分に重量があるため、遠心力を利用してより遠くに飛ばしやすいです。

ダブルテーパー(DT)

ダブルテーパーは両端が細くなっているラインです。ラインが痛んでも裏返して使えるため、コストパフォーマンスに優れます。ウェイトフォワード(WF)のような遠投をするには、キャスティング技術が必要になってきます。遠投の必要が無いのであれば、ダブルテーパー(DT)がオススメですね。

シューティングテーパー(ST)

シューティングテーパーは約10mほどの太いラインで、細く摩擦抵抗の少ない、ランニングライン(シューティングライン)とセットで使用します。ランニングラインが細い分だけガイドとの抵抗が少なく、ウェイトフォワードよりも高い遠投性能が特徴です。

浮く/沈む

この3種類をフローティング(浮く)/シンキング(沈む)のどちらを選びます。

フローティング(浮く)

フローティングラインは水面に浮くラインで、フライフィッシングではこのフローティングラインが使われることが多いです。

シンキング(沈む)

シンキングラインは水に沈むラインですので、水深の深い場所を攻める時に使われますが、日本渓流や管理釣り場ではシンキングラインを使うほどの水深がある場所は少ない(無い)です。芦ノ湖などの広い湖であれば使う機会もあるかと思いますが、利用シーンは限られそうです。

カラー

最後にフライラインの色を自身の好みに合わせて選べばよいです。フライラインの色は明るい派手な色から暗い地味な色まで様々な色があります。基本的には派手な色で「釣り人から見えやすくする」方が良いかと思います。

派手な色を使うと魚に気づかれてしまって釣りにくくなるという事もないので、しっかり見えた方が釣りやすいです。

他にはフライラインの素材や表面加工で、変わってきますが初心者のうちはそこまで気にしなくても良いかと思います。

まとめ

フライフィッシングを始めるにあたり、セット選びは非常に重要です。初心者におすすめのフライフィッシングセットについてご紹介しました。自分に合ったセットを選んで、楽しいフライフィッシングライフを始めましょう!

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この記事を書いた人

平日は会社員、休日は釣りやキャンプなどを中心にアウトドア楽しんでいます。

就職してから釣りをメインに、上司や先輩と仲良くなれることで、仕事もプライベートも充実しているアラサーサラリーマン!

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