【初心者必見】堤防からの真鯛の釣り方完全ガイド!仕掛け・エサ・時期を徹底解説

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「堤防から高級魚の真鯛が釣れるの?」そんな疑問を持つ初心者アングラーは多いですが、結論から言うと、堤防からでも真鯛は十分に狙えます。この記事を読めば、堤防での真鯛釣りに必要な知識が全て分かります。

春の乗っ込みや秋の荒食いといった最適な時期、潮通しの良いポイントの選び方、そして「遠投カゴ釣り」「フカセ釣り」「ぶっこみ釣り」という3大釣法別の仕掛けやエサまで、初心者にも分かりやすく完全ガイド。堤防から真鯛を釣る最大のカギは、正しいタナ(水深)でコマセと仕掛けを同調させること。

本記事を参考に、憧れの赤い魚体をその手に掴みましょう。

せんちゃん

余談ですが、釣りが好きならぜひ釣りビジョンVODも利用してみてください。

目次

堤防からでも真鯛は釣れるのか

「魚の王様」とも呼ばれる真鯛。その美しい魚体と力強い引き、そして食味の良さから、多くの釣り人にとって憧れのターゲットです。一般的には船釣りのイメージが強い真鯛ですが、実は適切な知識と準備があれば、身近な堤防からでも十分に狙うことができます。

もちろん、船釣りのように数釣りができたり、常に大物が狙えたりするわけではありません。しかし、季節や場所、時間帯などの条件が揃えば、陸っぱりからでも夢の「大鯛」を手にできる可能性を秘めているのが、堤防からの真鯛釣りの魅力です。

この記事では、初心者の方でも安心して挑戦できるよう、堤防からの真鯛釣りについて徹底的に解説していきます。

堤防で狙える真鯛のサイズ

堤防から釣れる真鯛のサイズは、手のひらサイズの幼魚「チャリコ」や「カスゴ」と呼ばれる25cm以下のものが最も多くなります。 これらは比較的簡単に釣れるため、まずは真鯛の引きを味わってみたい初心者の方には格好のターゲットです。

しかし、ポイントや時期によっては、40cmを超える良型はもちろん、50cmオーバー、時には70cmクラスの「大鯛」と呼ばれるサイズがヒットすることも決して珍しくありません。 実際に、日本各地の堤防で大型真鯛の釣果報告が数多く上がっており、身近な釣り場で大物とのスリリングなファイトが楽しめる可能性があります。 サイズごとの一般的な呼称は以下の通りです。

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サイズ一般的な呼称
~25cmチャリコ、カスゴ
25cm~40cm小・中ダイ
40cm~60cm良型・大ダイ
60cm以上大ダイ、巨ダイ

真鯛が堤防に接岸する条件

普段は水深20mから200mほどの沖合に生息している真鯛が、なぜ堤防から狙える距離まで接岸してくるのでしょうか。 それにはいくつかの重要な条件が重なる必要があります。これらの条件を理解することが、釣果への一番の近道となります。

ベイト(エサとなる小魚)の存在

真鯛が接岸する最も大きな理由は、エサとなる小魚(ベイトフィッシュ)を追いかけるためです。イワシやアジ、キビナゴといった小魚の群れが堤防周りに回遊してくると、それを捕食するために真鯛の活性が一気に高まり、浅場までやってきます。サビキ釣りでアジなどが釣れている堤防は、真鯛も近くにいる可能性が非常に高いと言えるでしょう。

適水温

真鯛が活発に活動する適水温は15℃~28℃前後とされています。 特に、産卵を意識する春には、水温が15℃を超え始めると浅場に群れで乗っ込んでくる「乗っ込み」と呼ばれるシーズンに入ります。 この時期は大型が釣れる絶好のチャンスです。

潮通しの良さ

潮の流れは、プランクトンを運び、それに小魚が集まり、さらに真鯛が寄ってくるという食物連鎖の起点となります。そのため、潮通しの良い堤防の先端部や、沖に面した場所が絶好のポイントとなります。 特に潮が大きく動く大潮や中潮の日は、魚の活性が上がりやすいため狙い目です。

地形の変化

海底に根(岩礁帯)やカケアガリ(水深が急に変化する場所)など、地形に変化がある場所は、ベイトが溜まりやすく、真鯛が身を潜める隠れ家にもなります。 こうした変化のあるポイントを的確に狙うことが、釣果を伸ばす鍵となります。


堤防からの真鯛釣りに最適な時期と時間帯

堤防から大物の真鯛を釣り上げるためには、適切な「時期」と「時間帯」を見極めることが釣果を大きく左右します。真鯛は一年を通して狙える魚ですが、特に堤防のような岸近くまで接岸してくるタイミングは限られています。

ここでは、初心者の方でも釣果を出しやすいベストシーズンと、ゴールデンタイムについて詳しく解説します。

真鯛が釣れるシーズン 春の乗っ込みと秋の荒食い

堤防からの真鯛釣りにおいて、最も期待値が高まるのが春と秋の2大シーズンです。水温の変化に伴う真鯛の生態行動を理解することで、釣行計画を立てやすくなります。

春の「乗っ込み」シーズン(3月~6月頃)

春は、真鯛が産卵のために深場から浅場へと移動してくる「乗っ込み」と呼ばれる季節です。 この時期は、産卵を控えた大型の真鯛が、体力をつけるために積極的にエサを捕食するため、堤防からでも自己記録を更新するような大物に出会えるチャンスが最も高いハイシーズンと言えます。

水温が13℃~17℃に達する頃に活性が上がり始め、桜の開花と時期が重なることから「桜鯛」とも呼ばれ、釣り人にとっては一年に一度のお祭りシーズンです。

秋の「荒食い」シーズン(9月~11月頃)

夏場の高水温が落ち着き、再び水温が適温になる秋は、真鯛が越冬のために体力を蓄えようと食欲が旺盛になる「荒食い」のシーズンです。 この時期は、春ほどの超大型は出にくいものの、30cm~50cmクラスの中型真鯛の数釣りが楽しめるのが特徴です。

エサへの反応が非常に良く、初心者でもアタリを得やすい絶好の機会となります。 体に脂肪を蓄えたこの時期の真鯛は「紅葉鯛」とも呼ばれ、食味が良いことでも知られています。

シーズンごとの特徴と狙い方

春と秋以外でも、条件次第で真鯛を狙うことは可能です。各シーズンの特徴を理解し、戦略を立てましょう。

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シーズン時期の目安狙いやすさ特徴とポイント
春(乗っ込み)3月~6月★★★★★産卵のために浅場へ接岸し、大型が狙える最大のチャンス。食欲旺盛で、日中でもヒットの可能性がある。
7月~8月★★☆☆☆水温上昇により食いが渋りがち。潮通しの良い深場や、水温が下がる夜釣りに活路を見出せる。
秋(荒食い)9月~11月★★★★☆越冬に備えて食欲旺盛。中型サイズが中心だが数釣りが期待できる。初心者におすすめのシーズン。
12月~2月★☆☆☆☆水温低下で深場に移動するため、堤防から狙うのは難しい。水温が安定している一部の地域では釣果も聞かれる。

狙うべき時間帯は朝まずめと夕まずめ

真鯛の捕食活動が最も活発になるのは、一日のうちで太陽が昇る直前と沈む直前のわずかな時間帯、「まずめ時」です。この時間帯を逃さず集中して狙うことが、釣果への一番の近道です。

朝まずめ・夕まずめが絶対的に有利

「まずめ時」は、周囲の明るさが急激に変化することで、魚の警戒心が薄れ、捕食スイッチが入りやすいゴールデンタイムです。 また、光量の変化に伴い、エサとなるプランクトンや小魚が活発に動き出すため、それを追って真鯛の活性も一気に高まります。

特に夕まずめは、日中のプレッシャーから解放され、積極的にエサを探し始めるため、堤防からの釣りでは特に狙い目となります。

日中や夜釣りの可能性

まずめ時を逃したからといって、全く釣れないわけではありません。

日中

潮がよく動いているタイミングであればチャンスはあります。海底の地形変化やカケアガリなど、真鯛が身を寄せそうなポイントを丁寧に探るのがコツです。

夜釣り

日中よりもさらに警戒心が薄れるため、思わぬ大型がヒットすることがあります。特に夏場の高水温期には、涼しい夜間に活発にエサを探す傾向があるため有効な戦略です。常夜灯周りはベイトが集まりやすく、有力なポイントになります。

潮汐との関係性も重要

時期や時間帯と並んで非常に重要なのが「潮の動き」です。潮が止まっている時間帯は真鯛の食いも止まることが多く、逆に潮が動き出す満潮・干潮の前後が絶好のチャンスとなります。

特に大潮や中潮の日は潮の流れが速く、ベイトフィッシュの動きも活発になるため、真鯛の活性も上がりやすい傾向にあります。 釣行前には必ず潮見表を確認し、潮が動く時間帯と「まずめ時」が重なるタイミングを狙うのが最も効率的です。

真鯛が釣れる堤防の選び方

堤防からの真鯛釣りにおいて、釣果を大きく左右するのが「ポイント選び」です。どんなに優れたタックルや新鮮なエサを用意しても、真鯛が回遊してこない場所では釣果は望めません。

ここでは、実績の高い堤防を見つけ出すための2つの重要な要素、「潮通し」と「海底の変化」について詳しく解説します。

潮通しの良い場所を探す

真鯛を堤防から狙う上で、最も重要な条件が「潮通しの良さ」です。 潮の流れは、真鯛のエサとなるベイトフィッシュや甲殻類を運び、新鮮な海水をもたらすため、真鯛の回遊ルートとなりやすいのです。

特に、沖からの潮が直接当たる場所や、流れが複雑になる場所は一級ポイントとなります。 最低でも水深10m程度は欲しいところで、沖に長く突き出た堤防や沖堤防は、水深と潮通しの両方を満たしていることが多い有望なポイントです。

潮通しの良い場所の具体的な見つけ方と特徴は以下の通りです。

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場所のタイプ特徴ワンポイントアドバイス
堤防の先端・角潮が最もよく当たる場所で、常に流れが発生しやすいです。複数の潮がぶつかり合う「潮目」ができやすい絶好のポイントです。常に人気が高く、場所取りが難しい場合があります。潮流が速すぎると釣りにくいこともあるため、潮が緩むタイミングを狙うのが効果的です。
外洋に面した堤防沖からの新鮮な潮が直接流れ込み、ベイトフィッシュが豊富に集まります。回遊型の大型真鯛が期待できるポイントです。天候が荒れると波が高くなりやすく危険が伴います。釣行前には必ず天気予報を確認し、無理のない計画を立てましょう。
海峡や水道に面した場所地形的に潮の流れが速くなるエリアです。狭まった地形を通過する潮は、エサとなる生物を運び、真鯛の格好の捕食場所となります。流れが非常に速いため、重めのカゴやオモリが必要になる場合があります。仕掛けが流されすぎないように工夫が必要です。

海底の変化を見つける

潮通しと並んで重要なのが「海底の変化」、つまり地形の起伏です。 のっぺりとした砂地が続いている場所よりも、根(岩礁)やカケアガリ(ブレイク)が点在する場所の方が、真鯛は好んで居着いたり、回遊してきたりします。 これらの地形変化は、真鯛にとって身を隠すシェルターであり、エサとなる小魚や甲殻類が豊富な場所でもあるからです。

カケアガリや沈み根は真鯛の回遊ルートや捕食ポイントになるため、積極的に狙うべきです。海底の地形は、偏光グラスを使って海中を観察したり、Googleマップの航空写真で色の濃淡を確認したり、地域の釣具店で情報を集めることで把握できます。

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地形の種類特徴探し方のヒント
カケアガリ(ブレイク)海底が急に深くなっている、または浅くなっている斜面のことです。真鯛がこの地形に沿って回遊することが多く、エサを探す重要なポイントです。仕掛けを投入し、オモリが底に着くまでの時間を計ることで水深の変化を探ります。また、潮目の周辺や、岸壁の基礎周りはカケアガリになっていることが多いです。
シモリ(沈み根)海底に点在する岩や岩礁帯のことです。カニやエビなどの甲殻類や小魚が豊富で、真鯛の絶好のエサ場となります。偏光グラスを着用し、晴れた日に海面を観察すると、海中の黒い影として見えることがあります。根掛かりのリスクはありますが、釣果が期待できるポイントです。
砂地と岩礁の境目砂地と岩礁帯が混在するエリアは、それぞれの地形に生息する生物が集まるため、エサが豊富です。キスなどの砂地の生物と、根に付く生物の両方を捕食できます。遠投して広範囲を探り、オモリを引きずる感覚で海底の質感を確かめます。「ゴツゴツ」とした感触から「サラサラ」に変わる場所が狙い目です。

堤防からの真鯛の釣り方 3つの主要な仕掛け

堤防から真鯛を狙う場合、ポイントの状況や季節、そして釣り人のスタイルによって有効な釣り方は異なります。ここでは、特に実績が高く、多くの釣り人に支持されている3つの主要な仕掛け(遠投カゴ釣り、ウキフカセ釣り、ぶっこみ釣り)を、それぞれのタックルやエサと合わせて詳しく解説します。

遠投カゴ釣り

遠投カゴ釣りは、コマセ(撒き餌)を詰めたカゴと付けエサを同時に遠投し、沖の潮目やカケアガリといったポイントをダイレクトに狙う非常に合理的な釣り方です。 堤防からでは届きにくい沖合を回遊する大型の真鯛にもアピールできるため、堤防からの真鯛釣りにおいて最もポピュラーな釣法と言えるでしょう。

遠投カゴ釣りのタックル

重いカゴを快適に遠投するため、ある程度パワーのあるタックルが必要になります。初心者の方は、以下のスペックを目安に道具を揃えてみてください。

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タックルスペックの目安解説
竿
遠投用磯竿 3号〜5号 / 長さ4.5m〜5.3m遠投性能と、真鯛の強い引きに負けないパワーを両立した竿が適しています。 長い方が遠投には有利です。
リール
スピニングリール 4000番〜6000番遠投に対応できる大型のスピニングリールが基本です。 太い道糸を150m以上巻けるものを選びましょう。
道糸
ナイロン 5号〜6号 / PE 2号〜3号ナイロンはしなやかで扱いやすく、PEは強度と感度に優れます。PEラインを使用する場合は、先端にリーダー(ナイロンやフロロカーボン 6号程度)を接続します。

遠投カゴ釣りの仕掛けとエサ

遠投カゴ釣りの仕掛けは、ウキ、カゴ、天秤、ハリス、針などで構成されます。重要なのは、コマセと付けエサが海中で同調(同じ帯を漂うこと)し、自然に真鯛にアピールできるかという点です。 ウキの浮力は、使用するカゴの号数より少し大きいものを選ぶと、エサを詰めた状態でも安定します。

ウキ

遠投性能と視認性に優れた自立式のカゴ釣り用遠投ウキ(8号〜15号)

カゴ

プラスチック製やステンレス製の遠投カゴ(8号〜15号)。コマセの放出量を調整できるタイプが便利です。

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天秤

ウキとカゴを繋ぎ、仕掛けの絡みを防ぐ役割があります。

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クッションゴム

真鯛の急な突っ込みによる衝撃を和らげ、ハリス切れを防ぐために装着します。

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ハリス

フロロカーボン 3号〜5号を2ヒロ(約3m)程度。潮の速さや真鯛の活性によって長さを調整します。

真鯛針 9号〜11号や、チヌ針 4号〜5号など。

エサは、コマセと付けエサの2種類を用意します。

コマセ

アミエビやオキアミのブロックを解凍し、集魚効果を高める配合エサと混ぜ合わせて使用します。

付けエサ

コマセの中から粒の大きいオキアミを選んで使ったり、加工されたボイルオキアミや、エサ持ちの良い練りエサを使用したりします。

ウキフカセ釣り

ウキフカセ釣りは、軽い仕掛けを潮に乗せて自然に漂わせ、警戒心の強い真鯛に違和感なく口を使わせる繊細な釣り方です。 カゴ釣りに比べて飛距離は出ませんが、堤防の際や比較的近距離の根周りなどを丁寧に探るのに適しています。コマセと付けエサを完全に同調させて流し込み、ウキが消し込む瞬間は格別の興奮を味わえます。

ウキフカセ釣りのタックル

グレ(メジナ)やチヌ(クロダイ)を狙うタックルを流用できますが、大型の真鯛がヒットすることも想定し、ややパワーに余裕のあるものを選ぶと安心です。

タックルスペックの目安解説
竿
磯竿 1.5号〜2号 / 長さ5.0m〜5.3m繊細なアタリを捉える穂先と、真鯛を浮かすための胴の強さを兼ね備えた竿が理想です。
リール
スピニングリール 2500番〜3000番(レバーブレーキ付きが有利)急な突進に対応しやすいレバーブレーキ付きリールがおすすめです。 ドラグ性能の良いものでも代用可能です。
道糸
ナイロン 2号〜3号(サスペンドタイプやフロートタイプ)仕掛けの操作がしやすい、水面に浮いたり水中で漂ったりするタイプの道糸が適しています。

ウキフカセ釣りの仕掛けとエサ

半遊動仕掛けが基本となり、ウキ止め糸を移動させることで狙うタナ(水深)を自由自在に変更できるのが特徴です。

ウキ

円錐ウキ(3B〜1号)。感度や遠投性、潮乗りの良さなど、状況に応じて様々な形状や浮力のものを使い分けます。

小物類

ウキ止め糸、シモリ玉、からまん棒、サルカンなど。仕掛けをスムーズに沈め、トラブルを防ぐために必要です。

ハリス

フロロカーボン 1.75号〜3号を2ヒロ(約3m)程度。真鯛のサイズや障害物の多さで太さを調整します。

オモリ

ガン玉(G2〜5B)。ハリスに打ち、潮の速さや風の強さに応じて仕掛けの沈む速度を調整します。

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チヌ針 2号〜4号やグレ針 6号〜8号。付けエサのオキアミの大きさに合わせます。

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エサはカゴ釣りと同様にオキアミが主体となりますが、より自然に漂わせる工夫が求められます。

コマセ

オキアミに、比重や拡散性を調整する配合エサを混ぜ込みます。潮の流れを読んで、付けエサの投入点とコマセの投入点をずらすなど、高度なテクニックが釣果を左右します。

付けエサ

オキアミの生やボイルを使用します。 尾羽を切ったり、殻を剥いたりして、沈下速度を調整することもあります。

ぶっこみ釣り

ぶっこみ釣りは、オモリと針とエサだけの非常にシンプルな仕掛けを海底に沈めてアタリを待つ、豪快で分かりやすい釣り方です。 特に、真鯛の警戒心が薄れる夜釣りで高い実績を誇ります。 難しいテクニックは不要で、竿を複数本出して広範囲を探ることも可能です。竿先に付けた鈴やケミホタルが激しく揺れるアタリは、一度味わうと病みつきになる魅力があります。

ぶっこみ釣りのタックル

専用タックルは必須ではなく、投げ竿や強めのルアーロッドなど、手持ちのタックルを流用することも可能です。

タックルスペックの目安解説
竿
投げ竿 25号〜35号 / シーバスロッド MHクラス以上オモリを付けて遠投でき、大物の引きに耐えられるパワーのある竿なら流用できます。
リール
スピニングリール 4000番以上の大型番手太い糸を十分に巻け、ドラグ性能がしっかりしたリールを選びましょう。 魚が掛かった際に竿を持っていかれないよう、ドラグは緩めに設定しておきます。
道糸
ナイロン 5号以上 / PE 2号〜4号根ズレに強いナイロンラインがおすすめです。PEラインを使う場合は、太めのリーダーを長めに接続しましょう。

ぶっこみ釣りの仕掛けとエサ

仕掛けは「遊動式天秤仕掛け」が基本で、魚がエサを咥えたときに違和感を与えにくいのが特徴です。

天秤・オモリ

遊動式のL字天秤や中通しオモリ(15号〜30号)を使用します。 潮の流れの速さによって重さを調整します。

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ハリス

フロロカーボン 4号〜8号を50cm〜1.5m程度。根ズレの多い場所では太く短く、食いが渋い場合は細く長くします。

丸セイゴ針 13号〜16号や、真鯛王 12号など、大きくて軸が太い針が適しています。

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ぶっこみ釣りでは、匂いが強く、エサ持ちの良いエサが効果的です。

エサ

ユムシ、アオイソメやイワイソメなどの虫エサ、イカやサバの切り身、エビなどが実績の高いエサとして知られています。 複数のエサを用意して、その日のアタリエサを探すのが釣果アップの秘訣です。

せんちゃん

生きエサは保存がきかないですが、マルキューなどから販売されるワームは意外と釣れたりします。

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堤防での真鯛釣り 釣果を伸ばすためのコツ

ポイント選びや仕掛けの準備が完璧でも、最後のひと押しが釣果を大きく左右するのが真鯛釣りです。ここでは、現場の状況に合わせて釣果を伸ばすための実践的な3つのコツ、「コマセの撒き方とタナの調整」「アワセのタイミング」「ゲストフィッシュへの対応」について詳しく解説します。

コマセの撒き方とタナの調整

コマセ(撒き餌)とタナ(魚がいる水深)の管理は、堤防からの真鯛釣りにおいて最も重要な要素です。これらを制する者が真鯛を制すると言っても過言ではありません。真鯛を足止めし、付けエサを口元まで届けるためのテクニックを身につけましょう。

コマセワークで真鯛を寄せる

コマセの役割は、単に魚を寄せるだけではありません。狙ったポイントに真鯛を留め、付けエサと同調させて警戒心なく食わせることが最大の目的です。潮の流れを読み、以下の点を意識してコマセを撒きましょう。

一点集中で撒く

潮上にコマセを撒き、潮下に流れていくコマセの帯の中に仕掛けが同調するよう、常に同じポイントに撒き続けるのが基本です。あちこちに撒くとポイントがぼやけ、真鯛の足が止まりにくくなります。

潮の速さに合わせる

潮が速いときはコマセがすぐに流されてしまうため、撒く頻度を上げ、一度に撒く量を多めにします。逆に潮が緩いときは、少量ずつ丁寧に撒き、ポイントにコマセが溜まりすぎるのを防ぎます。

時間差攻撃でエサ取りをかわす

先にコマセを数杯撒いてエサ取りを浮かせ、少し時間を置いてから仕掛けを投入する「時間差攻撃」は非常に有効なテクニックです。

釣果を左右するタナの調整

真鯛は基本的に海底付近にいることが多い魚ですが、潮の状況や時間帯、ベイトの動きによって泳層を変えます。そのため、その日のヒットゾーン(タナ)をいかに早く見つけ出すかが釣果を分ける鍵となります。

まずはオモリやカゴで正確に海底までの水深を測り、底から50cm~1mほど上げたタナから釣りを開始するのがセオリーです。 アタリがなければ、30分~1時間に1回程度、ウキ下を竿1本分(約5m)ずつ浅くしたり、深くしたりとこまめに調整し、真鯛の反応があるタナを探っていきましょう。特に朝まずめや夕まずめは、真鯛がエサを求めて中層まで浮いてくることも珍しくありません。

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状況タナの傾向調整のポイント
朝まずめ・夕まずめ浮きやすい中層から表層近くまで、積極的に浅いタナを探る価値があります。
日中・潮が緩い底付近にいることが多い底から1m以内を丁寧に探ります。アタリがなければ少しずつ上げていきます。
エサ取りが多いエサ取りのいる層を避けるエサ取りがいる層より深く、または浅くタナを設定します。コマセワークとの連携が重要です。
アタリがない固定観念を捨てる思い切ってタナを大きく変えてみましょう。50cm単位の微調整が有効なこともあります。

アワセのタイミング

真鯛釣りで最もエキサイティングな瞬間がアワセです。しかし、ここで焦ってしまうと「すっぽ抜け」という悔しい結果に終わることも少なくありません。真鯛のアタリの出方と、最適なアワセのタイミングを理解しましょう。

真鯛のアタリは多様です。ウキが一気に海中に消し込む豪快なアタリもあれば、ウキがわずかにシモるだけの繊細なアタリ、ゆっくりと横に移動するアタリなど様々です。どのアタリであっても、基本は「早アワセは禁物」です。特にウキフカセ釣りやカゴ釣りでは、ウキが完全に海中に見えなくなるまで待ち、竿先まで重みが伝わってから大きく竿を立てるようにアワセを入れます。 これにより、真鯛の硬い口周り、特に「カンヌキ」と呼ばれる口の合わせ目にしっかりとハリ掛かりさせることができます。

ただし、低活性時やエサ取りが多い状況では、真鯛がエサを咥えてもすぐに吐き出してしまうことがあります。コツコツと小さなアタリが続いた後に反応がなくなる場合は、少し聞きアワセ(竿先をゆっくりと持ち上げて魚の反応を確かめる)をしてみるのも一つの手です。

ゲストフィッシュへの対応

堤防からの真鯛釣りでは、本命以外の魚、いわゆる「ゲストフィッシュ」や「エサ取り」との戦いは避けて通れません。フグ、ベラ、小アジ、小サバ、ウマヅラハギなどが代表的です。これらの魚に付けエサを取られ続けると、真鯛のいるタナまでエサが届かず、釣果は望めません。

エサ取り対策は、コマセワークと付けエサの工夫が二本柱となります。

コマセによる分離

足元にエサ取り用のコマセを少量撒いて寄せ付け、本命のポイントは沖目に設定してコマセを集中させる方法が有効です。これにより、エサ取りと真鯛の釣るゾーンを分離します。

付けエサの工夫

エサ取りに強い付けエサを用意することで、本命のタナまでエサが持つ確率が格段に上がります。

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対策方法具体例効果
硬いエサを使うボイルオキアミ、コーン、さなぎ、練り餌小さな口のエサ取りに齧られにくく、エサ持ちが良くなります。
エサを大きくするオキアミの2匹掛け、むき身とオキアミの抱き合わせエサ取りに食われにくくなり、本命の真鯛へのアピール力も増します。
エサ取りに強いエサを使うユムシ、タイムシなどの虫エサ(ぶっこみ釣りで有効)非常にエサ持ちが良く、夜釣りや遠投でじっくり待つ釣りに向いています。

これらの対策を駆使しても、どうしてもゲストフィッシュが釣れてしまうことはあります。毒を持つアイゴ(バリ)などには注意が必要ですが、アジやサバ、カワハギなどは美味しい魚です。本命ではありませんが、海の恵みとして大切に持ち帰り、美味しくいただくのも釣りの楽しみの一つです。

釣った真鯛の締め方と持ち帰り方

堤防から念願の真鯛を釣り上げたなら、その喜びを最高の味で締めくくりたいものです。真鯛を美味しく食べるためには、釣った直後の処理が極めて重要です。ここでは、プロも実践する真鯛の締め方と、鮮度を最大限に保つための持ち帰り方をステップごとに詳しく解説します。このひと手間が、食卓での感動を何倍にも大きくしてくれます。

釣った真鯛を美味しく持ち帰るための締め方

魚の旨味成分であるイノシン酸は、エネルギー源であるATP(アデノシン三リン酸)が分解されることで生成されます。魚が暴れるとATPが大量に消費されてしまうため、素早く締めることでATPの減少を抑え、旨味を最大限に残すことができます。 正しい手順は「脳締め」「血抜き」「神経締め」の3ステップです。

締め作業に必要な道具

的確な作業のために、以下の道具を準備しておくとスムーズです。

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道具用途ポイント
フィッシングナイフまたはピック
脳締め先端が鋭利なものが脳を的確に破壊できます。専用のピックが最も安全で確実です。
ハサミまたはナイフ
血抜きエラの膜を確実に切断できる切れ味の良いものを選びましょう。
神経締めワイヤー
神経締め真鯛のサイズに合った長さと太さのワイヤーが必要です。60cmから80cm程度のものが使いやすいでしょう。
フィッシュグリップ
魚の固定真鯛の歯やヒレから手を守り、安全に作業するために必須のアイテムです。

締め作業の手順

STEP
即座に行う「脳締め」

まず、釣れた真鯛を即死させる「脳締め」を行います。これにより、魚が暴れて身が傷ついたり、ストレスでATPを消費したりするのを防ぎます。 やり方は、真鯛の目の上、こめかみにあたる少し凹んだ部分にナイフやピックの先端を突き刺し、脳を破壊します。成功すると、真鯛の全身がブルっと一度けいれんし、口がカパッと開いて動きが完全に止まります。 これが脳締め完了のサインです。

STEP
臭みをなくす「血抜き」

次に、身に血が回って生臭くなるのを防ぐため、「血抜き」を行います。脳締め後、心臓がまだ動いているうちに行うのが最も効果的です。エラ蓋を開け、エラの付け根にある膜(動脈)をハサミやナイフで数カ所切ります。その後、海水を入れたバケツに頭から入れて数分間泳がせるようにすると、効率よく血が抜けていきます。 尾の付け根に切り込みを入れると、さらに徹底的に血を抜くことができます。

STEP
究極の鮮度維持「神経締め」

より高いレベルで鮮度を保ちたい上級者向けのテクニックが「神経締め」です。これは、脳締め後も脊髄に残っている神経を破壊し、死後硬直の進行を大幅に遅らせる方法です。 死後硬直が遅れると、ATPの消費がさらに抑えられ、熟成によって旨味成分が増す時間を長く確保できます。 脳締めをした穴から背骨に沿って専用のワイヤーを差し込み、尾ビレの付け根まで通します。ワイヤーを数回往復させて神経を完全に破壊すると、魚のヒレがピクピクと動く反応が見られます。 これで究極の鮮度保持処理は完了です。

鮮度を保つ!真鯛の正しい持ち帰り方

適切に締めた真鯛は、正しい方法で持ち帰ることでその価値が最大限に発揮されます。クーラーボックスの使い方一つで、帰宅後の味に天と地ほどの差が生まれます。

クーラーボックスと氷の準備

持ち帰りの基本は、徹底した温度管理です。事前にクーラーボックス内を保冷剤などで冷やしておくと、メインの氷が溶けにくくなり保冷力が高まります。 氷は、溶けにくい板氷と、魚を素早く冷やせるクラッシュアイスを併用するのが理想的です。真夏の堤防などでは、地面からの熱で氷が溶けやすくなるため、クーラーボックスを直接地面に置かず、台の上に置くなどの工夫も有効です。

鮮度を落とさないパッキング手順

クーラーボックスでの保存で最も重要なポイントは、真鯛を直接氷や真水に触れさせないことです。 魚が直接氷に触れると「氷焼け」を起こして身が変色し、溶けた真水に浸かると浸透圧で身が水っぽくなり、旨味が逃げてしまいます。

以下の手順でパッキングしましょう。

  1. クーラーボックスの底に板氷を敷き詰めます。
  2. 氷の上にスノコや濡らしたタオル、丸めた新聞紙などを置きます。
  3. 血抜きを終えた真鯛をビニール袋や魚専用の保存袋に一匹ずつ入れ、空気を抜いて口を縛ります。
  4. 袋に入れた真鯛を、スノコやタオルの上に重ならないように並べます。
  5. 魚の上からクラッシュアイスを入れた袋や保冷剤を置き、上下から挟むように冷やします。

この方法により、魚体を0℃に近い最適な温度で保ちながら、水濡れを防ぎ、最高の状態で持ち帰ることができます。釣り上げた貴重な一匹を、ぜひ最高の料理で味わってください。

まとめ

堤防からでも、適切な時期と場所を選べば真鯛を釣ることは十分に可能です。真鯛が接岸する春の乗っ込みと秋の荒食いが絶好のシーズンであり、潮通しの良い堤防が最も有望なポイントとなります。

釣り方は遠投カゴ釣りやウキフカセ釣りなどが主流ですが、釣果を分ける最大の鍵は、コマセワークと正確なタナ調整です。本記事で解説した仕掛けやコツを参考に、ぜひ堤防から憧れの真鯛に挑戦してみてください。

ちなみに「釣りが上達したい」「釣りの情報を仕入れたい」そんなことを思ったならば、ぜひ釣りビジョンVODを使ってみてください。

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この記事を書いた人

平日は会社員、休日は釣りやキャンプなどを中心にアウトドア楽しんでいます。

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