つるや釣具店さんが主催するハンドクラフト展の第33回が、
行われましたので実際に行ってきてどんな雰囲気で
どんなものが展示販売されているのか見てきました。
フライフィッシングをする人はおススメのイベントなので、
今年いけなかったという人もこの記事を読んで、
どんなイベントなのかイメージして頂けると嬉しいです。
ハンドクラフト展とは
つるや釣具店さんが主催する
フライフィッシングのためのアイテムの展示会です。
一緒に販売もされているので気に入った商品があれば、
その場で買えちゃうのも魅力です。
しかも入場は無料!!
フライフィッシング好きなら見ているだけでも楽しいですね。
プロのフライタイイング実演
私自身はフライタイイングは作ってみて楽しい、
作ってみたフライで連れたら嬉しいレベルのタイイングなのですが、
世の中には当然プロのフライタイイング師がいます。
そんなプロのフライタイイングを実際に目の前で見ることができるのは
とても勉強になります。
リアル型のイベントの強みの一つですね。
バンブーロッド
会場に入って一番多かったのがバンブーロッドの展示ですね。
今はロッドの製作コストや諸々の理由で、
カーボン素材のロッドを販売するメーカーも多いのですが
やっぱりフライフィッシングならば『バンブーロッド』は至高の一品と言えるでしょう。
そんなバンブーロッドは、はやり展示販売の目玉というように
様々な団体から出ていますね。
(あとはやっぱり単価が高いからってのもあるでしょう。)
ATFC(AREA TROUT FLY CLUB)
ATFCとは
大会を中心にフライフィッシングの楽しさを伝える活動をしている団体です。
そんなATFCが販売しているフライフィッシングマテリアルで
すごく気になった商品があります。
もっふぃ~
太っい毛糸みたいな見た目のマテリアルです。
動画を見ていただければわかる通り、シンカーを使って沈めつつも
流れのある場所で上手く捕食対象に見せることが出来そうな一品です。
550円という値段もフライタイイングのマテリアルとしては、
入っている量を考えたら良心的なのかなと思います。
ながーれ
こちらはトラウトガムのような素材ですが、
トラウトガムよりも薄くなっています。
動画の通りしなやかな動きを水中でしてくれるので、
流れ込みなどをうまく利用してあげれば捕食スイッチを
しっかり入れてくれそうです。
唯一の懸念点
2023/03/09現在では、Urban Islander(アーバンアイランダー)という
ネットショップが唯一のショップになります。
Amazonや楽天ではまだ取り扱ってないようなので
上記のネットショップ以外には
上州屋などの店舗に入荷するか取り寄せてもらうしか現状は購入方法がなさそうです。
river peak(リバー ピーク)
日本のフライフィッシングメーカーでも比較的リーズナブルな価格で
商品を展開してくれているため、私も良くお世話になっているメーカーの一つです。
特に私個人としてはフライラインがおすすめです。
色々な種類を販売しているのは確かですし、その中でも価格が様々用意されているので
「このロッドならそこまで高くない、このラインでいいかな」といったことが可能です。
ちなみにriver peakのフライラインで、私個人が一番おススメなのは『フリースタイル』
というシリーズのフライラインです。
値段も4,000円前後とフライラインの中では比較的リーズナブルで性能も良い
コストバランスの良い商品です。
フライラインが3色に大きく色分けされているため
キャストが初心者でもやりやすくなっているのが特徴ですね。
TIEMCO(ティムコ)
フライフィッシング用品と言ったらやっぱり外せないメーカーの
TIEMCOも出店していました。
TIEMCOからはフライタイイングの道具やマテリアルに、
フライフィッシング用品が各種出展されていました。
個人的にフライタイイングのマテリアルやフライラインなんかを除いた
TIEMCOのアイテムでは以下のメンテナンス用の商品やフロータントはオススメです。
つり人社
釣りに関する書籍を販売している釣人社も出店しています。
気になった書籍や雑誌をその場で購入するもよし、
kindleなどの電子書籍で購入前の下見にするもよしですね。
ちなみにつり人社の書籍でおススメなのは「さかな・釣り検索」という書籍です。
様々な魚についてその釣り方も含めて書かれているおすすめの一冊ですね。
これを私はkindle版でスマホに入れておいて、釣った魚が何か分からないときなどに
すぐに調べることができるようにしてあります。
KEYST(キースト)
釣具の中でも小物類を多く販売する会社がKEYSTになります。
様々な商品を販売していますので自身の必要なものを購入するのが良いかと思います。
様々なアイテムが販売されているのですが、メーカーがオススメするアイテムに関しても
現場で紹介されていました。
このKEYSTがオススメする商品はAmazonなどでも購入可能なので、
興味がある人は実際に購入して買ってみてはいかがでしょうか。
T-MADE
初めて聞いたメーカーになります。
調べたところハンドメイドでフライフィッシング用品を作成しているメーカーの様です。
ティペット スルー
動画にある通り、毛バリにティペットを通すときに便利なアイテムです。
まだ#14~18あたりまではある程度の大きさであれば、
そのまま毛バリに通すことができますがそれ以上に小さくなるとなかなか難しいですが、
このアイテムを使えば楽にティペットを毛バリに通すことができます。
フライリール
他にはフライリールも販売されています。
T-MADEのフライリールはオーナーさんのオリジナルになり
ハンドメイドのリールになるようです。
その分性能・見た目共に出来が良いですね。
FFラボ
大手のメーカーではなく、恐らくは個人でのショップなのかなと思いましたが、
フライタイイングの細々したアイテムでとても有用そうなモノを販売しています。
直接でなくともAmazonでも購入できるようなので、
気になった方は買って使ってみるのもいいですね。
ウキウキマーカー
FFラボさんが出しているフライフィッシング用のマーカーです。
展示会での説明を聞いた限りでは、
ポンド型のエリアトラウトではかなり使えそうです。
渓流でのフライフィッシングで使うには少し、
釣り人のテクニックが必要そうな気がしますがとっても使えそうです。
F510(パウダー系フライフロータント)
ドライフライを使っているとフライが水分を含んで沈んでしまう事があります。
これは最終的には避けることができない事象ですが、
水分を素早く乾燥させてフライを戦線復帰させるアイテムが「F510」です。
乾燥剤とパウダー系フロータントを1つのケースでまとめてあるので、
場所も取らないのでとっても便利です。
Dry Up 2(乾燥剤)
「F510」の片方に入っている乾燥剤は単体でも販売されています。
釣行中にその時のヒットフライを見つけれたら、
恐らくはある程度はそれを使いまくるかなと思うので
消耗は激しいかと思います。
そういう意味でも単体で販売されているのは助かりますね。
万能薬(リキッドタイプフライフロータント)
こちらはリキッドタイプのフロータントですね。
先ほどの「F510」とどちらが良いとは一概には言えませんが、
こちらはしっかりと乾燥しているフライをくぐらせて使うアイテムなので、
釣行中に使う場合は乾燥剤は結果として必要ですね。
フロートスティック(ジェルタイプフライフロータント)
ペン型なのでサッとフライにフロータントを塗りたいときや、
動画にあったように「ウキウキマーカー」に塗って撥水性を
強くしてあげると気に使えるます。
Pre Dip Liquid 2(フロータント)
釣行前に自宅でフライに塗ってあげることで、フライの撥水性を向上してそう簡単に
沈まないドライフライにすることができるアイテムです。
事前準備って点では手間がかかるが、ドライフライを利用するフライマンであれば
そこまでの手間ではないかと思う。
ドライメッシュ(フライ 専用乾燥器具)
先ほどの「Pre Dip Liquid 2(フロータント)」で
フライを乾燥させるときに使うメッシュのアイテムです。
正直手先が器用な人は100円均一のアイテムで
代用品を作れそうな気もしますが、Amazonで1,000円ちょっとだし
買っても良い気もします。
まとめ
今回はハンドクラフト展に関して実際に会場に行ってきたレポート記事です。
バンブーロッドが一番多く展示されていましたが、
他にはプロのフライタイイングの実演などもあり、フライフィッシングをする人なら
行って損はないイベントかなと思います。
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