冬のアウトドアは、寒くてなかなか楽しめないですよね。テント内は冷え切ってしまい、料理も思うようにできません。
そんなとき、アウトドア ストーブがあれば、寒さ対策ができ快適にアウトドアを楽しむことができます。
しかし、アウトドア ストーブにはさまざまな種類や機能があり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
また安全に使うための注意点も知っておかなければなりません。
この記事では、アウトドア ストーブの選び方や使い方について、詳しく解説します。
この記事を読めば、あなたにぴったりのアウトドア ストーブを選ぶことができ、寒い冬でも快適にアウトドアを楽しむことができるようになります。
おすすめ アウトドア ストーブ 7選
ogawa(オガワ) ちびストーブ
分解すればコンパクトな割に、燃焼効率が高く、暖房効果も抜群です。
燃焼時間も長く、テント内を暖かく保つことができます。
天板の上では調理も可能なので、映えるキャンプを演出できますね。
煙や臭いについては、煙突をしっかりと設置することで、ある程度抑えることができます。
ただし薪の種類や燃焼状態によっては、煙や臭いが気になる場合もあります。
メンテナンスは、使用後に燃えかすや灰を掃除する程度で、それほど手間がかかりません。
定期的にパーツの点検や清掃を行うことで、安全に使用することができます。
G-Stove Heat View
ノルウェーのアウトドアブランド「G-Stove社」が製造する薪ストーブです。スタイリッシュなデザインと高い機能性が人気を集めています。
特徴は、なんといっても耐熱ガラス窓を採用していることです。この窓から薪の炎を眺めながらアウトドアを楽しむことができます。
さらにステンレス製で錆に強く1,000℃まで耐える事のできるタフさが魅力、
また暖を取るだけでなくお湯を沸かしたり料理ができるのもいいですね。
キャンプなどのアウトドアシーンで、暖かく快適な時間を過ごしたい人におすすめです。
Mt.SUMI Woodstove AURA ver.2
日本のアウトドアブランド「Mt.SUMI」が販売する薪ストーブで、
前モデル「AURA」の特徴である3面ガラスの美しい炎を眺める楽しみはそのままに、使いやすさや耐久性を向上させたモデルです。
前モデルよりもガラス面積を拡大することで、より美しい炎を眺めることができます。
炎の揺らめきや、薪の燃える音を楽しみながら、アウトドアでの時間を過ごすことができます。
使い勝手については、前モデルからいくつかの改良がされています。
燃焼室の扉の開閉がよりスムーズになり、薪の出し入れや灰の掃除がしやすくなりました。
また煙突の接続部分が改良され、煙漏れを防止するようになりました。
耐久性については、前モデルから使用されている素材や製造方法を継承しており、高い耐久性を実現しています。
また煙突の接続部分の改良により、煙漏れを防止することで、より安全に使用することができます。
Sengoku Aladdin (センゴクアラジン) ポータブルガスストーブ
キャンプやアウトドアにおすすめの、コンパクトで使いやすいガスストーブ!
日本のアウトドアブランド「センゴクアラジン」が販売する、ガスストーブです。
特徴は、なんといってもブルーフレームを採用していることです。このフレームは、炎の色を美しく映し出します。
ブルーフレームは、燃料のガスの燃焼によって発生する酸素と窒素の化学反応により、青く発光するものです。
炎の揺らめきや、ブルーフレームの美しさを楽しむことができます。
また安心して使えるように、4つの安全装置「圧力感知安全装置」「不完全燃焼防止装置」「転倒時消火装置」「立消え安全装置」を搭載されているのもいいですね。
燃料はカセットガスボンベなので手軽に燃料を入手可能な点もうれしいですね。
メンテナンスも、拭き掃除をしてあげる程度で、それほど手間がかかりません。
スノーピーク(snow peak) グローストーブ
日本のアウトドアブランド「スノーピーク」が販売する、石油ストーブです。
特徴はなんといっても遠赤外線を放射する点です。遠赤外線は、人体に直接届くため、暖かさをより強く感じることができます。
グローストーブは鉄板が熱され、赤熱することによって遠赤外線を生み出し、遠赤外線が側面方向へと広がることによって小型 ながらも、高い暖房効果が発揮されます。
点火もレバーを回すだけで、耐震自動消火装置を備え、もしものときも安心ですね。
PASECO(パセコ) 対流型 石油ストーブ
韓国のアウトドアブランド「パセコ」が販売する、石油ストーブです。特徴は、なんといってもコンパクトで持ち運びやすいことです。
対流式を採用しているため、コンパクトな割に暖房効果が高いです。長時間テント内を暖かく保つことができます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) キャプテンスタッグ×コロナ 石油ストーブ
キャプテンスタッグとコロナのコラボレーションで誕生!!
「キャプテンスタッグ×コロナ 石油ストーブ」は、コロナの技術と
キャプテンスタッグのデザインが融合した、アウトドアシーンに最適な石油ストーブ!!
キャプテンスタッグ製の限定テント(UA-47・UA-46)および安全にお使い頂ける機能を備えたテント(※)内で使用可能な「対流形石油ストーブ」として開発されています。
特徴は次の3つ
- 石油ストーブの老舗メーカー「コロナ」の技術で、安定した燃焼と高い暖房能力を実現
- キャプテンスタッグのシンプルで洗練されたデザイン
- コンパクトで持ち運びやすいサイズで、キャンプなどのアウトドアシーンで大活躍
キャプテンスタッグ製の限定テント(UA-47・UA-46)
※安全に[キャプテンスタッグ×コロナ] 石油ストーブが使えるテント
・通気口(ベンチレーター)が上下についている
・フロアシートを取り外すことができる
・ストーブとテント内側や可燃物との距離が100cm以上確保できる
・UA-70 CSブラックラベル ワンポールテントUV
アウトドア ストーブの種類
燃料の種類によって大きく分けて4種類に分けられます
薪ストーブ
燃焼効率が高く、暖房効果が高いのが特徴です。しかし、煙や臭いが発生するため、排気口や換気の確保が必要です。
キャンプやグランピングで、暖房や調理に使用されることが多い。
石油ストーブ
燃料が手に入りやすく、燃焼時間が長いのが特徴です。しかし、燃料費が高くなりがちで、モノによってはサイズが大きくなる傾向にあります。
基本的にはオートキャンプで車に積んで持っていくことが想定されますね。暖房以外にもお湯を沸かすレベルの事は出来るものが多いですね。
ガスストーブ
燃焼時間が短く、持ち運びがしやすいのが特徴です。しかし、燃料費が高く、風に弱い場合があります。
キャンプや登山、バーベキューなどで、調理に使用されることが多い。
電気ストーブ
燃料費がかからず、煙や臭いが発生しないのが特徴です。しかし、電源が必要なため、電源が確保できない場所では使用できません。
基本的には電源付きサイトでのないと使えませんね。またテント内に電源と届かせせるために長めの延長コードは持っておきたいところです。
アウトドア ストーブの選び方
以下の4つのポイントを押さえることが大切です。
用途
暖房としてキャンプなどのアウトドアシーンで利用します。
しかしモノによっては調理、焚き火など、さまざまな用途でも使用できます。
用途によって適した種類や機能が異なりますので、自分が欲しいと考えている用途は明確にしておきましょう。
使用環境
キャンプや登山、釣りなど、さまざまな場所で使用を想定します。
使用環境によって、燃料の持ち運びやすさや、風や雨への耐久性などが重要になります。
燃料
燃料は先ほどの種類でも説明しまhしたが、「薪」「石油」「ガス」「電気」があります。
燃料によって、暖房効果や燃費、使い勝手などが異なります。特に使い勝手に関しては使用するシーンを良く考えておくといいですね。
機能・スペック
暖房能力、調理機能、耐風性、耐久性、安全機能など、さまざまな機能・スペックがあります。
予算や好みに合わせて、必要な機能・スペックを備えたものを選びましょう。
実例
キャンプやグランピングで暖房と調理をしたい場合
薪ストーブや石油ストーブがおすすめ。
薪ストーブは暖房効果が高くキャンプをしている感を強く演出できます。また調理もできるようになっているモデルもありますね。
その反面煙や臭いが発生するため、排気口や換気の確保が必要です。
石油ストーブは燃料が手に入りやすく、燃焼時間が長いのがキャンプ中は嬉しいですね。
しかし燃料費が高くなりがちで燃料の運搬も考慮に入れる必要があります。
登山で暖房と調理をしたい場合
ガスストーブがおすすめ。
持ち運びがしやすいため、登山で荷物を軽くしたい場合に適しています。
特に登山においてはコンパクトなものを選ぶといいです。
そのぶん燃焼時間は短くなりがちなので、長時間というよりは山頂での休憩中に使えれば良いレベルで考えておきましょう。
メリット
暖房効果が高い
燃焼によって熱を発生させ、周囲を暖めることができます。
特に薪ストーブは、燃焼効率が高く、暖房効果が高いのが特徴です。
アウトドアにおいては下手な使い捨てカイロなんかより、よっぽど重宝しますね。
調理ができる
薪ストーブなどは料理をすることができます。
薪ストーブを利用して調理をすると確実に映えるキャンプを演出することができますね。
雰囲気を演出できる
アウトドア ストーブの炎は、キャンプやバーベキューなどの雰囲気をより一層盛り上げてくれます。
キャンプなどのアウトドアはいわゆる非日常になるので、特別感などを演出するにはアウトドア用のストーブはもってこいなんですね。
防災やアウトドアライフの充実に役立つ
停電時や災害時の暖房や調理に役立ちます。
家の中や避難所で薪ストーブは難しいかもしれませんが、ガスストーブなど持ち運び性を重視したモノであれば災害時にも重宝しますね。
デメリット
煙や臭いが発生する
燃焼によっては煙や臭いが発生します。
特に薪ストーブは、扱い方によっては煙や臭いが出ますので、排気口や換気の確保が必要です。
燃料費がかかる
当然といえば当然ですが燃料費がかかります。
特に石油ストーブは、燃料費がなんだかんだで高くなります。
サイズや重量が大きい
モノによってはサイズや重量が大きい場合があり、特に薪ストーブは、サイズや重量が大きく、持ち運びが不便になる傾向です。
安全に使用するための注意点が多い
火災や一酸化炭素中毒などの危険性があるので、安全に使用するために、注意点や手順をよく理解しておく必要があります。
安全に使うための注意点
火災や一酸化炭素中毒などの危険性があるため、安全に使用するために、以下の注意点をよく理解しておきましょう。
換気を確保する
扱い方によって煙や一酸化炭素が発生します。
換気が不十分な場所で使用すると、火災や一酸化炭素中毒の原因となりますので
テント内で使用する場合はしっかりと換気を行い一酸化炭素チェッカーなどは併用して扱うといいですね。
可燃物から離す
高温になるため、可燃物から離して使用する必要があります。
当たり前ですが可燃物に触れると、火災の原因となります。
誤操作や落下を防ぐ
誤操作や落下によって、火災やけがの原因となる可能性があります。
使用中は、常に周囲に注意し、誤操作や落下を防ぐようにしましょう。
定期的に点検・整備を行う
定期的に点検・整備を行うことで、安全性を維持することができます。
取扱説明書に従って、定期的に点検・整備を行いましょう。
メンテナンス方法
使用することで、燃焼ガスや汚れが溜まります。
燃焼ガスや汚れが溜まると、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 火災や一酸化炭素中毒のリスクが高まる
- 燃焼効率が低下し、燃料代が高くなる
- 故障の原因となる
箇条書きでも清掃や整備のポイントを書いてますが、分かりやすい動画がありましたのでこれを見ても良いかもですね。
使用後の清掃
- 燃焼部や煙突などの汚れを、乾いた布やブラシで取り除く
- 燃焼部や煙突に焦げ付きがある場合は、専用のクリーナーを使用して取り除く
定期的な点検・整備
- 燃焼部や煙突などの消耗部品の交換
- 安全装置の動作確認
- 取扱説明書に従った点検・整備
レンタルサービスも賢く利用
「アウトドアストーブは使いたいけど整備が大変」
「使わない間に仕舞っておく場所がない」
などなど、アウトドアストーブを使いたくてもハードルが高い場合はレンタルサービスを利用することも検討しても良いかもしれませんね。
ソトリスト
薪ストーブはあまり見かけませんでしたが、ガスストーブなどはありましたので、
サービス利用してみる価値はあるかと思います。
hinataレンタル
アウトドアのレンタルといったら、かなり有名になってきているサービスかなと個人的には思います。
2024/1/2時点で取り扱っているのは電気ストーブになりますが、これから増える可能性は十分にあり得ますね。
まとめ
アウトドア ストーブは、暖房や調理、雰囲気づくりなど、さまざまな用途で役立つ、アウトドアライフをより快適で楽しいものにしてくれるアイテムです。
特に重要な部分
- アウトドア ストーブは、用途や使用環境に合わせて、最適な種類や機能を選ぶことが大切です。
- アウトドア ストーブは、火災や一酸化炭素中毒などの危険性があるため、安全に使用するために、注意点をよく理解しておきましょう。
- アウトドア ストーブは、定期的にメンテナンスを行うことで、安全性や性能を維持することができます。
用途や使用環境に合わせて、最適なアウトドア ストーブを選んで、寒い冬もアウトドアを楽しみましょう!
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