今回は九十九里海釣りセンターに行ってきました。普段、河川での釣りがメインで海釣りはたまにしか行わないので自信は少なかったのですが、しっかりと釣りあげることができました。
今回いった内容を基に、九十九里海釣りセンターでの攻略方法を紹介したいと思います。
攻略法
九十九里海釣りセンターは何よりも釣れるポイントを見つけることが重要場合によってはボウズも起こりえます。
実際に一緒に釣りにいった後輩はボウズでした
また釣りをする場所は適宜移動しても良い事になってますので、その日に釣れるポイントを見つけるようにしましょう。
できるだけ早く到着するべし
広いとは言えあくまでも釣り堀、そのためスペースには限りがありますし、比較的に釣果の良いポイントは人気なので、早く受付を澄まして釣り始めることが攻略の第1歩になります。
後述しますが、8時に開場して釣り開始は8時30分になります。そのため良い場所を確保するには、8時前には到着して並び始める必要があります。
釣行ポイント①:桟橋の下
良く釣れるポイントの一つに桟橋の下があります。中央の島と釣り堀をつないでいる桟橋は日陰になり魚が休んでいる事が多いです。写真のように桟橋がかかっているので上手く利用しましょう。
遠投の必要はなくそのまま足元に仕掛けを落として待てばOKです。足元のウキを見ているだけなので、ウキが沈み込むので魚が食ったタイミングも分かりやすいですね。
ただ桟橋は雨が降ったりすると濡れて結構滑りやすいです。私も釣行した日は雨で、かなり滑ってこけました。なので靴は滑りにくい釣り用の靴などが無難ですね。
釣行ポイント②:放流ポイント付近
九十九里海釣りセンターには魚をストックしている池が別にあります。その付近は水の流れができているので流した仕掛けが自然と水の流れに乗ります。その流れを利用して釣りをすることで、比較的に釣れるケースがあります。
写真で赤枠に囲っている場所が魚をストックしている別の池になります。その近辺に仕掛けを落とせば、自然と流れで漂ってくれます。
釣行ポイント③:四隅
釣り堀の四隅に関しても意外と穴場になります。角の付近に意外と魚がいることもあるので、たまにポイント移動しながら適宜狙ってみてください。
初心者は餌をイソメorエビ
エサは「イソメ」「オキアミ(小エビ)」「イワシ」の3つから選べるのですが、初心者は「イソメ」か「オキアミ(小エビ)」を選ぶのが無難です。※ちなみにエサの持ち込みは禁止なので、餌だけは全員同じ条件です。
「イソメ」はホントに見た目がキモイので、初心者で女性の方なんかはもしかしたら「オキアミ(小エビ)」一択かもです。ですが「イソメ」も結構つれるので一緒に行く人が「イソメ」を針にセットできる人なら選択肢に入れておくといいですね。
もしくはイソメトングなどの便利アイテムを使うと良いです。イソメトングの紹介動画は釣りフェスティバルで取らせていただいたものになります。
レンタルロッド
レンタルロッドは子供/女性/男性で大きさ(ロッドの長さ)が違います。当然自前のロッドを持ってくる方もいますので、必ずしも全員が同じスペックのロッドではありません。
針が取れない、仕掛けが切れた、糸が絡んでしまったなどの竿の修理は、竿を持って受付まで行けば、無料で対応してくれます。
初心者にはありがたいサービスですね。
ただし、釣り竿の使い方が荒く破損してしまった場合などは、3,000円を支払う事になるので注意しましょう。また自身で竿をお持ち込みの方で青物などを狙う場合は、下記の仕掛けを基準にするようにしましょう。
子供
女性
男性
アクセス
まず車で行くことが前提の管理釣り場になります。また釣った魚は持ち帰る事になるのである程度は荷物が乗る車がいいですね。
九十九里海釣りセンターの基本情報
料金
お支払いは全て券売機で行います。現金のみですので注意が必要です。
1日コース
開園~閉園15時まで
大人 | 11,000円 |
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女性・中学生以下 | 8,000円 |
短時間コース
受付した時間から最大4時間(閉園15時まで)
大人 | 8,000円 |
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女性・中学生以下 | 6,000円 |
延長チケット
短時間コースのみ。閉園の15時まで釣りができるようになる
大人 | 3,000円 |
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女性・中学生以下 | 2,000円 |
レンタル品
仕掛け付きのロッドが、1,000円でレンタル出来ます。仕掛けの付けなおしは無料!!
エサ
各500円でエサは「イソメ」「オキアミ(小エビ)」「イワシ」の3つから選べます。
※エサの持ち込みは禁止
仕掛け
ロッドは持っているけど仕掛けは用意してなかった人も大丈夫。
仕掛けセット | 500円(うき、オモリ、ゴム管、針など全部) |
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針のみ | 100円(チヌ針7号の5本セット) |
オモリのみ | 10円(ナツメ1.5号) |
発砲スチロール・氷
クーラーボックスを持ってない方でも持ち帰りには困りません。
発砲スチロール(小) | 450円 |
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発砲スチロール(中) | 550円 |
発砲スチロール(大) | 750円 |
氷 | 200円 |
アメニティセット
手拭きタオル、軍手、ビニール手袋、スチロール梱包袋のセットが300円
営業時間
平常時の営業時間
開園 | 8:00 |
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受付 | 8:00 |
項目名 | 8:30 |
閉園 | 15:00 |
営業日・定休日
営業日 | 定休日以外は毎日 |
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定休日 | 毎週火曜日(祝日は営業) |
釣った魚の処理
釣った魚を捌く場合、最終受付が14時30まで!!捌くスペース・まな板、鱗取り、包丁など用意してあります。しかし人数が多い場合もあるので、順番待ちの発生はよくあります。
釣った魚のウロコ、内臓取りは14時45分までに終わらせましょう。それ以降の利用はNGです。
たとえば11時に釣りの受付をした場合、15時まで釣りはできますが、魚の下処理の受付は14時30まで。無駄なく釣りをしたい方・余裕を持ってお魚を捌きたい方は少し早めに受付は必須。
ぶっちゃけ、短時間コースにして釣り終わったら魚をさばくのが良いかと
禁止事項
- 釣った魚を入れるカゴを複数人での使用(1カゴで20匹以上入っていれば超過料金が発生。必ず1人1カゴ利用。)
- エサの持ち込み
- 集魚剤の使用
- ルアー、ワーム、テンヤ等の持ち込み
- 複数針の使用不可。持ち込みも不可。(1本針のみ)
- まき餌
- レンタル竿含む複数の竿の使用不可。(一人様1本まで使用・持ち込み可)
- 魚を引っ掛ける行為
- 釣った魚以外をすくう行為(泳いでいる魚をすくうのダメ)
- 釣った魚のリリース
- 釣った魚を切り身にして餌に使用(アジやサバ・カマスなどの小魚は活き餌に使って大丈夫)
- 釣った魚をその場で締める(締める場合は、流し場で)
- 水中カメラ・カメラ付きの竿の使用
- 魚群探知機の使用
守れないお客様は退場となります。気を付けましょう。
釣り開始時間
受付開始時間は8:00からで、釣り開始時間は8:30からで、放送が流れるまで待ちましょう。
持ち帰りする魚
釣った魚は全てお持ち帰りができますが、魚種問わず、お一人様20枚まで。
それ以降は、大きい魚順に別途グラム¥250円となります。魚をキープするカゴ(スカリ)は施設のモノを使いましょう。受付の横にいっぱいおいてあります。
- 21匹目以降は釣った段階で大きい魚順に別途100g¥250の追加料金が発生。
- グループ精算不可。園内譲渡不可。リリース不可。
- 譲渡した場合でも精算義務あり。
- グループ精算不可のため釣った魚は必ず別々のカゴ(スカリ)に入れましょう。
ときどきイベントも行われます
私が釣りをしに行ったときは、「青物じゃんけん大会」が行われ施設の人とじゃんけんをして勝ち残ると魚をもらえたりします。
ちゃっかり勝ち、ヒラマサGETしました(笑)
付近の施設
食事処
九十九里海釣りセンターがある付近には、お食事処がいろいろあります。その中でも今回利用したお店を紹介します。
「大漁亭」という食事処を利用いたしました。はまぐりラーメンや、イワシ天丼などといった、普段見かけない料理が食べられるので九十九里海釣りセンターに行ったときには利用してみてはいかがでしょうか。
スパ施設
『スパ&リゾート九十九里 太陽の里』というスパ施設も近くにあります。釣りすると大なり小なり疲れるので、帰る前に風呂に入って疲れを取ってから帰るのはどうでしょうか。
首都圏にある最新スパ施設と比較してしまうと若干の見劣りがありますが、十分な施設です。
酒蔵
九十九里には酒蔵もあります。その中でも直販所を用意している蔵で試飲ができるのが『守屋酒造』があります。
複数人でいってなおかつ飲める人がいるなら、その人に試飲してもらってお土産を決めるのもいいかもですね。
釣った魚は美味しく頂きました
初心者が多くいる中で比較的しっかりと釣れた方なのではないでしょうか。
釣った魚はそのまま、泊まったペンション(?)で調理して美味しく頂きました。
刺身
まずは王道のお刺身!!日本酒によく合いますね。
アクアパッツァ
鯛で作ったアクアパッツァも美味しいです。鯛のアラ(頭)を利用しているのでしっかりと出汁がでています。
なめろう
箸休めに「なめろう」です。
かま焼き
じゃんけん大会でもらったヒラマサは、地元の居酒屋にお願いして調理してもらいました。美味しいカマの部分はシンプルに、カマ焼きに!!
まとめ
今回は『九十九里海釣りセンター』の攻略法をメインに紹介させていただきました。海釣り初心者や家族ずれ、ネイティブで釣りをしてボウズが続いた人なんかはぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに1匹も釣れなくても鯛をもらえるのですが、やっぱり自身で釣りあげたいので、それは避けたいところですね。
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