夜釣りや車中泊を伴う釣行で「ここに電源があれば…」と感じたことはありませんか?結論として、ポータブル電源は1台あるだけであなたの釣りを劇的に快適にするマストアイテムです。
夜釣りを安全にするライトの使用やスマホの充電、夏冬の温度対策といった具体的なメリットが分かります。さらに、あなたの釣行スタイルに最適な一台を見つけるための容量や出力の選び方、シーン別の賢い活用術、そして2026年最新のおすすめモデルまで網羅的に解説。
ポータブル電源選びで失敗せず、釣りの質を格段に向上させる知識がすべて手に入ります。
釣りにポータブル電源は必要?劇的に快適になる5つのメリット
「釣りにわざわざポータブル電源なんて必要なの?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、近年の多様化するフィッシングスタイルにおいて、電源を持ち運べることは、もはや特別なことではなくなりつつあります。
むしろ、一度その利便性を知ってしまうと、もう手放せなくなるほど釣りが劇的に快適になるアイテムなのです。ここでは、ポータブル電源がもたらす5つの具体的なメリットを徹底解説します。あなたの釣りがどう変わるのか、ぜひ想像しながら読み進めてみてください。
夜釣りを明るく安全にするライト類の使用


夜釣りや、夜明け前の「朝まずめ」、日没後の「夕まずめ」といった薄暗い時間帯は、絶好のチャンスタイムであると同時に、危険も伴います。ポータブル電源があれば、ヘッドライトやランタンの充電切れを心配する必要がなくなるのはもちろん、家庭用コンセント(AC出力)を利用して大光量のLED投光器や集魚灯を長時間安定して使用できます。
これにより、手元での仕掛け作りやエサの交換が格段にスムーズになるだけでなく、足場の悪い場所でも周囲の状況をはっきりと確認でき、転倒や落水の危険を減らすことができます。明るさは、釣果アップだけでなく、アングラー自身の安全確保に直結する重要な要素なのです。
スマホやカメラの充電切れの心配がなくなる


現代の釣りにおいて、スマートフォンは単なる連絡手段ではありません。天気予報や潮汐情報の確認、釣果記録アプリの使用、仲間との情報交換、そして美しい魚や風景の撮影など、その役割は多岐にわたります。しかし、これらをフル活用すればバッテリーはあっという間に消耗してしまいます。
ポータブル電源があれば、モバイルバッテリーの残量を気にすることなく、いつでも気軽にスマートフォンをフル充電できます。 これで、長時間の釣行でもバッテリー切れの不安から解放され、釣りに集中することができます。また、アクションカメラやデジタルカメラ、ドローンといった、こだわりの機材で釣りの思い出を記録したい方にとっても、頼れる電力供給源となります。
夏の暑さ・冬の寒さ対策で釣りがもっと快適に


炎天下での釣りや、凍えるような寒さの中での釣りは、身体への負担が大きく、集中力の低下にも繋がります。ポータブル電源は、こうした過酷な環境を快適な空間に変える力を持っています。 夏は小型の扇風機やサーキュレーターで涼しい風を送り、熱中症のリスクを軽減。冬は電気毛布や電気ブランケットで体を芯から温め、寒さによるパフォーマンス低下を防ぎます。
これまで天候を理由に諦めていた釣行も、ポータブル電源があれば実現可能になるかもしれません。釣りの快適性が格段に向上し、一年を通して最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。
| 季節 | 使用できる家電の例 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 夏 | 扇風機、サーキュレーター、ポータブルクーラー | 熱中症対策、体感温度の低下、集中力の維持 |
| 冬 | 電気毛布、電気ブランケット、電気カイロ、小型ヒーター | 低体温症の予防、手先の冷え対策、快適性の向上 |
車中泊の質が向上する家電の活用


遠征釣行や、早朝の時合いを狙うための前日入りで、車中泊をするアングラーは少なくありません。ポータブル電源は、そんな車中泊の質を劇的に向上させます。 エンジンを停止したままでもAC電源が使えるため、騒音や排気ガスを気にすることなく、静かで安全な環境で家電製品を利用できます。
例えば、電気ケトルでお湯を沸かして温かいコーヒーやカップラーメンを楽しんだり、小型の炊飯器で炊きたてのご飯を食べたりすることも可能です。スマートフォンやノートパソコンの充電はもちろん、夏場は扇風機、冬場は電気毛布を使えば、まるで自宅の部屋のように快適なプライベート空間が完成します。
これにより、釣行前後の休息の質が高まり、万全の体調で釣りに臨むことができます。
釣果を新鮮に持ち帰る小型冷蔵庫の利用


釣りの醍醐味の一つは、釣った魚を美味しくいただくことです。しかし、特に気温が高い時期は、クーラーボックスの氷だけでは長時間の鮮度維持に限界があります。そこで活躍するのが、ポータブル電源で稼働する「ポータブル冷蔵庫(車載冷蔵庫)」です。
これを使えば、釣った魚をマイナス温度で管理することも可能になり、最高の鮮度を保ったまま自宅まで持ち帰ることができます。 氷が溶けて魚が水浸しになる心配もなく、いつでも最適な状態で保存できるため、刺身などの生食でも安心して楽しめます。釣りの満足度を最後の最後まで高めてくれる、まさにキラーアイテムと言えるでしょう。
釣り用ポータブル電源の基本的な選び方
ポータブル電源は、今や快適な釣りを楽しむための必需品となりつつあります。しかし、多種多様な製品が市場に溢れており、「どれを選べば良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。釣りのスタイルや目的に合わない製品を選んでしまうと、「容量が足りなかった」「重すぎて持ち運べない」といった後悔につながりかねません。
ここでは、あなたのフィッシングライフを劇的に向上させる、最適な一台を見つけるための基本的な選び方を5つのポイントに絞って詳しく解説します。
用途に合わせた容量(Wh)の選び方
ポータブル電源選びで最も重要なのがバッテリーの容量を示す「Wh(ワットアワー)」です。これは「1時間にどれだけの電力を使えるか」を示す数値で、この値が大きいほど、より多くの電化製品を、より長時間使用できます。
具体的には「消費電力(W)× 使用時間(h)」で計算され、例えば消費電力50Wの電気毛布を6時間使いたい場合は、50W × 6h = 300Whの容量が必要となります。ただし、実際には電力の変換ロスがあるため、計算した数値の1.2倍~1.5倍程度の余裕を持った容量を選ぶのが失敗しないコツです。
日帰り釣行におすすめの容量
比較的短時間で終わる日帰りの陸っぱりやボート釣りでは、200Wh~500Wh程度のコンパクトなモデルがおすすめです。 この容量があれば、スマートフォンの複数回充電やLEDライトの使用、夏場の小型扇風機など、釣りを快適にするための基本的なニーズを十分に満たすことができます。
持ち運びやすさを重視し、必要最低限の電力で身軽に楽しみたい方に最適です。
車中泊を伴う釣行におすすめの容量
夜釣りから翌朝まずめまでを狙う車中泊釣行では、使用する家電が増え、長時間の電力供給が必要になるため、700Wh以上の大容量モデルが必須となります。
特に、電気毛布やポータブル冷蔵庫、電気ケトルといった消費電力の大きい家電を使用する場合は、1000Wh以上のクラスを選ぶと安心です。 大容量モデルは価格もサイズも大きくなりますが、車での移動がメインであれば、その恩恵は計り知れません。
| 釣りのスタイル | 容量の目安 | 主な使用例 |
|---|---|---|
| 日帰り・短時間釣行 | 200Wh~500Wh | スマホ充電、LEDライト、小型扇風機、デジカメ充電 |
| 夜釣り・半日程度の釣行 | 500Wh~700Wh | 上記に加え、集魚灯、電動リール、電気ブランケット(短時間) |
| 車中泊を伴う釣行 | 700Wh~1500Wh以上 | 上記に加え、ポータブル冷蔵庫、電気毛布、小型炊飯器、電気ケトル |
使いたい電化製品に合わせた出力(W)の確認
容量(Wh)と並んで重要なのが、一度に出力できる電力の大きさを示す「定格出力(W)」です。 この数値が、使用したい電化製品の「消費電力(W)」を上回っていなければ、その製品を動かすことはできません。 例えば、定格出力500Wのポータブル電源では、消費電力1000Wの電気ケトルは使えません。
また、冷蔵庫やモーターを搭載した製品は、起動時に消費電力の数倍の「起動電力」が必要な場合があります。 そのため、ポータブル電源の「瞬間最大出力」が、使いたい家電の起動電力に対応しているかも併せて確認しましょう。
| 電化製品 | 消費電力(W)の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| スマートフォンの充電 | 10~20W | 急速充電の場合は変動します |
| LEDライト・ランタン | 5~30W | 集魚灯はより高出力なものもあります |
| 扇風機 | 20~40W | – |
| ポータブル冷蔵庫 | 40~60W | 起動時に大きな電力が必要です |
| 電気毛布 | 50~80W | – |
| ノートパソコン | 50~100W | – |
| 小型炊飯器 | 200~400W | – |
| 電気ケトル | 800~1200W | 高出力なモデルが必要です |
特に精密な電子機器(パソコンなど)を使用する場合は、家庭用コンセントと同じ滑らかな波形の電力を供給できる「純正弦波(または正弦波)」対応モデルを選ぶことが必須です。安価なモデルに採用されている「修正正弦波」や「矩形波」では、機器の故障の原因となる可能性があるため注意が必要です。
ポートの種類と数も重要
ポータブル電源には様々な種類の出力ポートが搭載されています。 自分の使いたい機器に合わせて、ポートの種類と数を確認しましょう。
- ACポート
-
家庭用コンセントと同じ形状で、扇風機や小型家電など、幅広い機器に使えます。 複数口あると便利です。
- USB-Aポート
-
スマートフォンやモバイルバッテリーなど、最も一般的なUSB機器の充電に使います。
- USB-Cポート
-
ノートパソコンの充電や最新のスマートフォン・タブレットの急速充電に利用します。「PD(Power Delivery)」対応のポートであれば、大電力での急速充電が可能です。
- DCポート(シガーソケット)
-
車載用の冷蔵庫やケトルなど、カー用品を接続する際に使用します。 車中泊では特に重宝します。
同時にいくつの機器を充電・給電したいかをシミュレーションし、少し余裕のあるポート構成のモデルを選ぶと良いでしょう。
持ち運びやすさを左右するサイズと重量
釣り場までのアクセス方法によって、許容できるサイズと重量は大きく変わります。一般的に、バッテリー容量が大きくなるほど本体は重くなります。
車を横付けできる釣り場がメインであれば20kg近い大型モデルも選択肢に入りますが、堤防や磯など、駐車場から長距離を歩く場合は、5kg前後のモデルが現実的です。ハンドルの握りやすさや、収納しやすい形状かどうかも、実際の使い勝手に影響するポイントです。
安全性の証「PSEマーク」は必ずチェック
ポータブル電源の心臓部であるリチウムイオンバッテリーは、大きなエネルギーを蓄えているため、安全性が極めて重要です。 日本国内で販売される電気製品の安全性を証明する「PSEマーク」が表示されている製品を選ぶことは、安全を確保するための絶対条件です。
PSEマークは、電気用品安全法に基づき、国の定めた安全基準に適合していることを示します。 特に、ポータブル電源に付属するACアダプター(充電器)はPSEマークの表示が義務付けられています。 マークのない安価な海外製品は、発火や事故のリスクが格段に高まるため、絶対に購入を避けましょう。
また、過充電や過放電、ショートなどを防ぐための「バッテリーマネジメントシステム(BMS)」が搭載されているかどうかも、安全性を判断する上で重要な指標となります。
シーン別 釣りでのポータブル電源活用術
ポータブル電源は、釣りのスタイルや季節に合わせて様々なシーンで活躍します。ここでは、具体的な活用術を4つのシーンに分けて詳しく解説します。あなたの釣りスタイルに合った使い方を見つけて、釣行をさらに快適で充実したものにしましょう。
夜釣りで大活躍 集魚灯やLEDライトを点灯
夜釣りにおいて、明かりは安全確保と釣果アップの両面で非常に重要な役割を果たします。特に、常夜灯のない堤防や磯では、ポータブル電源とライトの組み合わせが絶大な効果を発揮します。
アジングやエギング、タチウオ狙いでは、集魚灯でプランクトンや小魚を寄せることで、それを捕食するターゲットを効率的に集めることができます。 また、強力なLED投光器を使えば、広範囲を明るく照らし、仕掛けの準備や交換、魚の取り込みといった作業が格段にスムーズかつ安全になります。 手元を照らすヘッドライトの充電切れを心配する必要もなくなるため、釣りに集中できる時間が増えるでしょう。
使用するライトによって消費電力は異なりますが、事前に目安を把握しておくことで、必要なポータブル電源の容量を見積もることができます。



場所によっては集魚灯が禁止されている場所もありますので、事前に使えるか確認はしておきましょう。
| 電化製品 | 消費電力(目安) | 500Whのポータブル電源での使用時間(目安) |
|---|---|---|
| LED集魚灯(投光器) | 30W~60W | 約7~14時間 |
| LEDランタン | 5W~10W | 約42~85時間 |
| ヘッドライト(充電) | 5W | 繰り返し約80回以上充電可能 |
※上記はあくまで目安です。実際の使用時間は、製品の性能や使用状況、ポータブル電源の変換効率によって変動します。
釣り場で快適に過ごす 扇風機や電気毛布
夏の炎天下や冬の厳しい寒さは、釣り人の集中力と体力を奪います。ポータブル電源があれば、季節に応じた家電製品を使って、過酷な環境を快適な空間に変えることができます。 夏場は、USB扇風機やサーキュレーターで涼しい風を送ることで、熱中症対策になり、快適に釣りを続けられます。
一方、冬の厳しい寒さの中では、電気毛布や電気ブランケット、電気ベストなどが大活躍します。 体が冷えることによるパフォーマンスの低下を防ぎ、特に夜釣りや早朝の冷え込みが厳しい時間帯でも、暖かく快適にアタリを待つことができます。 これまで寒さで諦めていた冬の釣りも、ポータブル電源があれば新たな楽しみ方が広がるでしょう。
| 電化製品 | 消費電力(目安) | 500Whのポータブル電源での使用時間(目安) |
|---|---|---|
| USB扇風機 | 5W~10W | 約42~85時間 |
| 電気毛布(弱~中) | 30W~50W | 約8~14時間 |
| 電気ベスト | 10W~20W | 約21~42時間 |
※上記はあくまで目安です。実際の使用時間は、製品の性能や設定温度、外気温などの使用状況によって変動します。
車中泊で楽しむ 電気ケトルや小型炊飯器
遠征釣行や、朝マズメ・夕マズメを狙うために釣り場で車中泊をするスタイルは、時間を有効に使える魅力的な選択肢です。ポータブル電源があれば、その車中泊の質を劇的に向上させることができます。火を使わずに電気ケトルでお湯を沸かせば、熱いコーヒーやカップラーメンを手軽に楽しむことができ、冷えた体を内側から温めてくれます。 小型炊飯器があれば、炊きたてのご飯を食べることも夢ではありません。
また、ポータブル冷蔵庫を使えば、釣った魚の鮮度を保ったまま持ち帰ったり、飲み物や食材を冷やしておいたりすることも可能です。 これらの家電を活用することで、車内がまるで「移動できる秘密基地」のようになり、釣りの楽しみ方がさらに広がります。
ただし、電気ケトルや炊飯器、電子レンジといった熱を発する家電は消費電力が大きいものが多いため、これらを使用する場合は、ポータブル電源の「定格出力(W)」が家電の消費電力を上回っているか、必ず確認が必要です。
NG:電動リールの電源としての利用



電動リール用のバッテリーは専用のバッテリーを使いましょう。
水深のあるポイントでの船釣りや、重い仕掛けを何度も投入する釣りでは、電動リールが欠かせません。しかし、船に備え付けの電源は電圧が不安定だったり、他の釣り人と共有するためパワーが落ちたりすることがあります。
電動リール用のマイバッテリーとして持ち込むことで、一日を通して安定したパワーを電動リールに供給し、その性能を最大限に引き出すことができます。 これにより、巻き上げ速度の低下やパワー不足といったストレスから解放され、手返しの良い釣りが可能になります。
特に、中深海のアカムツ狙いや、スルメイカの多点掛けなど、リールに負荷がかかる釣りでその真価を発揮します。魚群探知機を併用する場合でも、容量に余裕のあるモデルを選べば安心です。
2026年版 釣りにおすすめのポータブル電源5選
ここでは、多様な釣りのスタイルやニーズに合わせて、2026年におすすめのポータブル電源を5つ厳選してご紹介します。それぞれの特徴を比較し、あなたのフィッシングライフに最適な一台を見つけてください。
大容量・車中泊向け「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」
「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」は、連泊での釣行や車中泊をメインに楽しむアングラーに最適なモデルです。1264Whという大容量を誇り、スマートフォンやライトはもちろん、小型の電気ケトルや冷蔵庫、電気毛布といった消費電力の大きい家電も安心して使用できます。
特筆すべきは、別売りのバッテリーパックを追加することで最大5000Whまで容量を拡張できる点です。 これにより、長期遠征や災害時の備えとしても非常に頼りになります。また、約1.7時間でフル充電が可能な急速充電にも対応しており、釣りの合間に効率よく充電できるのも魅力です。 安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、約4000サイクルの長寿命を実現しているため、長年にわたって愛用できる一台と言えるでしょう。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 1264Wh |
| 定格出力 | 2000W |
| ポート | ACx3, USB-A(QC3.0)x2, USB-Cx2, シガーソケットx1 |
| サイズ(mm) | 356 x 260 x 283 |
| 重量 | 14.5kg |
バランスタイプ「EcoFlow RIVER 2 Pro」
「EcoFlow RIVER 2 Pro」は、容量、パワー、携帯性のバランスに優れた万能モデルです。768Whの容量は、日帰りから一泊程度の釣行にジャストフィット。 定格出力は800Wとパワフルで、独自のX-Boost機能を使えば最大1000Wまでの電化製品に対応可能です。
これにより、電動リールを複数使ったり、調理家電を活用したりと、釣りの楽しみ方が広がります。最大の魅力は、わずか70分でフル充電できる業界トップクラスの急速充電技術です。 出発前の短い時間や、移動中の車内でも効率的に充電できるため、「充電し忘れた!」という事態を防げます。重量も約7.8kgと、このクラスでは比較的軽量で持ち運びやすいのも嬉しいポイントです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 768Wh |
| 定格出力 | 800W (X-Boostで1000W) |
| ポート | ACx4, USB-Ax3, USB-Cx1, シガーソケットx1, DCx2 |
| サイズ(mm) | 269 x 259 x 226 |
| 重量 | 約7.8kg |
軽量・日帰り向け「Anker 521 Portable Power Station」
堤防釣りやボート釣りなど、ポイント移動が多く、手軽さを重視するアングラーには「Anker 521 Portable Power Station」が最適です。容量は256Whとコンパクトながら、スマートフォンなら約20回、LEDランタンなら約17時間の使用が可能。日帰り釣行で必要となる電力は十分に賄えます。
約3.7kgという軽さと小型設計で、釣り具と一緒に気軽に持ち運べるのが最大のメリットです。 また、バッテリーには一般的なポータブル電源の約6倍の長寿命を誇るリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、長期間にわたって安心して使用できます。 「まずはポータブル電源を試してみたい」という初心者の方にもおすすめできる、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 256Wh |
| 定格出力 | 200W |
| ポート | ACx1, USB-Ax2, USB-Cx1, シガーソケットx1 |
| サイズ(mm) | 約216 x 211 x 144 |
| 重量 | 約3.7kg |
高出力モデル「BLUETTI AC200MAX」



既に販売終了しているので、基本的には中古品を探す形になります。
「BLUETTI AC200MAX」は、消費電力の大きな電化製品も気兼ねなく使いたいヘビーユーザー向けのパワフルなモデルです。2048Whの大容量と2200Wの高出力を兼ね備え、小型のIHクッキングヒーターや電子レンジ、ドライヤーなども使用可能。 車中泊での調理や快適装備を妥協したくないアングラーにとって、まさに「動くコンセント」となります。
さらに、別売りの拡張バッテリーを接続すれば最大8192Whまで容量を増やすことができ、数日間にわたる長期遠征にも余裕で対応します。 出力ポートも合計15個と豊富で、複数の機器を同時に充電・給電できるため、グループでの釣行でも活躍します。リン酸鉄リチウムイオン電池の採用により、3500回以上の充放電サイクルという高い耐久性も誇ります。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 2048Wh |
| 定格出力 | 2200W |
| ポート | ACx4, USB-Ax4, USB-Cx1, シガーソケットx1, DCx2, ワイヤレス充電x2など |
| サイズ(mm) | 420 x 280 x 386.5 |
| 重量 | 28.1kg |
コスパ重視「JVCケンウッド BN-RB37-C」
「JVCケンウッド BN-RB37-C」は、信頼の国内メーカー品質と手頃な価格を両立させた、初心者にもおすすめのモデルです。容量375Wh、出力200Wで、日帰り釣行でのスマートフォン充電やLEDライト、小型扇風機などの使用に十分なスペックを備えています。
本体の表示が日本語で分かりやすく、直感的に操作できるため、ポータブル電源を初めて使う方でも安心です。 重量は約3.6kgと非常に軽量で、折りたたみ式のハンドルも相まって持ち運びが苦になりません。 ACアダプターやシガーアダプターを収納できる専用ポーチが付属しているのも嬉しいポイントです。 まずは手軽に釣りの快適性を向上させたい、というニーズに応えるコストパフォーマンスに優れた一台です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 375Wh |
| 定格出力 | 200W (瞬間最大400W) |
| ポート | ACx1, USB-Ax2, シガーソケットx1 |
| サイズ(mm) | 231 x 168 x 134 |
| 重量 | 3.6kg |
ポータブル電源を長く安全に使うための注意点
ポータブル電源は、釣りやアウトドア活動を格段に快適にしてくれる便利なアイテムですが、内蔵されているリチウムイオン電池は非常にデリケートな部品です。使い方や保管方法を誤ると、性能が低下して寿命が短くなるだけでなく、発熱や発火といった思わぬ事故につながる可能性もゼロではありません。
ここでは、大切なポータブル電源を末永く、そして安全に愛用するための重要な注意点を詳しく解説します。
水濡れや湿気に注意する
釣り場では、波しぶき、突然の雨、地面からの湿気や朝露など、水濡れのリスクが常に伴います。ほとんどのポータブル電源には防水性能がないため、水分は故障の最大の原因となります。
特に、ポート(コンセント差込口やUSB端子)部分から水が浸入すると、内部の電子回路がショートし、完全に使えなくなってしまう危険があります。
具体的な対策
- 防水性能のある収納ケースやドライバッグに入れる
-
持ち運び時や使用しない際は、専用の保護ケースやアウトドア用のドライバッグに入れて保管するのが最も確実です。
- 地面に直接置かない
-
堤防や地面に直接置くと、湿気や結露の影響を受けやすくなります。折りたたみの小さな台やすのこを下に敷くだけでも、リスクを大幅に軽減できます。
- 雨天時の使用は慎重に
-
小雨程度でも、車内やタープの下など、直接雨がかからない場所で使用してください。濡れた手でプラグを抜き差しする行為は、感電の危険もあり絶対にやめましょう。
もし濡れてしまったら
万が一、水に濡れてしまった場合は、慌てて電源を入れたり充電したりせず、直ちに使用を中止してください。 まず乾いたタオルで本体表面の水分を丁寧に拭き取ります。その後、風通しの良い日陰で十分に時間をかけて内部まで乾燥させることが重要です。ドライヤーの熱風を当てるのは、バッテリーの劣化や部品の変形につながるため避けましょう。
定期的な充放電でバッテリーの劣化を防ぐ
ポータブル電源に使われるリチウムイオン電池は、「過充電(満充電のまま放置)」と「過放電(残量ゼロのまま放置)」の状態で保管すると、バッテリーへの負荷が大きくなり劣化が早まります。 釣りのオフシーズンなどで長期間使わない場合でも、適切なメンテナンスを行うことで、バッテリーの寿命を大きく延ばすことができます。
長期保管のポイント
- 最適な充電残量は60%~80%
-
長期間保管する際は、バッテリーが最も安定する60%~80%の充電状態にしておくのが理想的です。 満充電のままや、逆に残量ゼロのまま放置することは避けてください。
- 3ヶ月に一度はメンテナンスを
-
少なくとも3ヶ月に一度は電源を入れ、残量を確認しましょう。 残量が減っていれば60%~80%まで充電し、少し使用して放電させることで、バッテリーの活性を保つことができます。
この一手間をかけるだけで、いざ使いたい時に「バッテリーが空っぽで使えない」「性能が著しく落ちていた」という事態を防げます。
夏場の車内放置は避ける
真夏の閉め切った車内は、ダッシュボードなどで70℃を超えることもあり、ポータブル電源にとって最も過酷な環境です。 リチウムイオン電池は熱に非常に弱く、高温下に放置されると、以下のような深刻なリスクを引き起こします。
| リスクの種類 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 急速なバッテリー劣化 | 蓄えられる電気の最大容量が恒久的に減少してしまいます。 |
| 性能低下 | 一時的に出力が不安定になったり、保護機能が作動して使用できなくなったりします。 |
| 膨張・発火 | 最悪の場合、バッテリー内部でガスが発生して本体が膨らんだり、発火事故につながる危険性があります。 |
釣りが終わったら、ポータブル電源を車内に置きっぱなしにせず、必ず家に持ち帰り、直射日光の当たらない涼しく風通しの良い場所で保管してください。 これは夏場だけでなく、直射日光が当たる春や秋の車内でも同様に注意が必要です。 逆に、冬場の氷点下になるような極端な低温環境も、バッテリーの性能低下や充電不可の原因となるため避けましょう。
純正の充電器・ケーブルを使用する
ポータブル電源を充電する際は、必ず製品に付属してきた純正のACアダプターやケーブルを使用してください。安価な非純正品は、電圧や電流が不安定であったり、安全保護機能が搭載されていなかったりする場合があります。
これらを使用すると、ポータブル電源本体のバッテリーや回路にダメージを与え、寿命を縮めるだけでなく、異常な発熱や火災の原因となる可能性があります。安全のためにも、付属品の管理は徹底しましょう。(参考: 独立行政法人製品評価技術基盤機構 NITE)
平らで安定した場所で使用・保管する
堤防やボートの上など、足場が不安定な場所で使う際は特に注意が必要です。ポータブル電源を落下させたり、強い衝撃を与えたりすると、外装に傷がなくても内部のバッテリーセルや精密な電子回路が損傷し、故障の原因となることがあります。
使用する際は、できるだけ平らで安定した場所に置き、ボートの上など揺れが想定される場所では、滑り止めマットを敷いたり、壁際に寄せて固定したりする工夫をしましょう。
パススルー充電の多用は避ける
「パススルー充電」とは、ポータブル電源本体をコンセントで充電しながら、同時にスマートフォンなどの他の機器へ給電する機能です。非常に便利ですが、この状態は充放電が同時に行われるためバッテリーに負荷がかかり、本体が発熱しやすくなります。バッテリーの劣化を早める一因となるため、緊急時やむを得ない場合を除き、日常的な使用は避けるのが賢明です。充電と給電は、できるだけ個別に行うことを心がけましょう。
まとめ
本記事では、釣りにおけるポータブル電源のメリットから選び方、活用術までを解説しました。ポータブル電源は、夜釣りのライトやスマホの充電、夏・冬の快適装備の使用を可能にし、釣行の質を大きく向上させます。
製品を選ぶ際は、ご自身の釣りのスタイルに合わせて容量(Wh)や出力(W)を確認し、安全の証であるPSEマーク付きのモデルを選ぶことが重要です。この記事を参考に最適な一台を見つけ、より安全で快適な釣りを楽しんでください。



















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