アユ釣りのシーズンが到来し、「今年はどこの川へ行こうか?」と胸を躍らせている方も多いのではないでしょうか。しかし、日本全国に数多く存在する河川の中から、自分に合った釣り場を見つけるのは意外と難しいものです。
そんなあなたのために、全国のアユ釣りの名川をプロの視点で徹底調査し、本当におすすめできる川をランキング形式でご紹介します。ランキングは、単なる知名度や人気だけでなく、「魚影の濃さ」「水質の良さ」「釣り場の規模」「アクセスのしやすさ」といった複数の基準を総合的に評価して決定しました。
さらに、「初心者でも安心な川」から「尺アユが狙える大物師向けの川」「数釣りを楽しみたい人向けの川」まで、目的別に最適な河川の選び方も詳しく解説。釣行前に必ず確認すべきシーズンや遊漁券のルールといった必須情報も網羅していますので、初心者からベテランまで、誰もが満足できる最高の釣り場が必ず見つかります。
アユ釣りでおススメの川 総合ランキングBEST10
アユ釣りのシーズンが到来すると、全国の釣りファンがどの川へ行こうかと心を躍らせます。川のコンディションやアユの育ち具合は毎年変わるため、常に新しい情報をチェックすることが釣果を左右する鍵となります。
ここでは、全国に数あるアユ釣りの名川の中から、特に人気と実績を兼ね備えたおススメの河川をランキング形式でご紹介します。初心者からベテランまで、すべてのアユ釣り師が満足できる選りすぐりの10河川です。
第1位 長良川(岐阜県)
「清流長良川の鮎」として世界農業遺産にも認定された、日本を代表するアユ釣りの聖地、それが長良川です。 広大な流域には、初心者でも楽しめる穏やかな流れから、上級者が大物を狙える激しい瀬まで、無数のポイントが点在しています。
特に「郡上鮎」として知られる長良川のアユは、その味と香りの良さから全国に名を馳せており、釣り人にとっては一度は釣ってみたい憧れの存在です。 天然遡上も豊富で魚影が濃く、シーズンを通して多くの釣り人で賑わいます。
長良川の魅力
- 世界農業遺産に認定されたブランド鮎「郡上鮎」が釣れる
- 流域が広く、ポイントが非常に豊富なため自分に合った場所を見つけやすい
- 天然遡上のアユが多く、魚影が濃いため釣果が期待できる
- 川辺には観光地も多く、釣りと合わせて楽しめる
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県郡上市、美濃市、関市、岐阜市など |
| 管轄漁協 | 長良川漁業協同組合、郡上漁業協同組合など |
| 解禁時期の目安 | 6月上旬 |
| 特徴 | 郡上鮎、天然遡上、ポイントの多様性 |
第2位 狩野川(静岡県)
静岡県伊豆半島を流れる狩野川は、アユの友釣り発祥の地という説もある歴史ある川です。 首都圏からのアクセスも良好で、解禁日には多くの釣り人が訪れます。
比較的流れが穏やかな場所が多く、川相も変化に富んでいるため「鮎道場」とも呼ばれ、初心者からベテランまで幅広い層が楽しめます。 水質も良く、育つアユの味も格別です。
狩野川の魅力
- 友釣り発祥の地とされ、歴史と伝統がある
- 首都圏からアクセスしやすく、日帰り釣行も可能
- 流れが比較的穏やかで、初心者にも釣りやすいポイントが多い
- 豊かな自然環境で育った美味しいアユが釣れる
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県伊豆市、伊豆の国市など |
| 管轄漁協 | 狩野川漁業協同組合 |
| 解禁時期の目安 | 5月中旬~6月上旬 |
| 特徴 | 友釣り発祥の地、アクセス良好、鮎道場 |
第3位 那珂川(栃木県)
栃木県から茨城県を通り太平洋へと注ぐ那珂川は、関東随一の清流として知られています。広大な流域には無数の瀬や淵が点在し、アユの付き場も豊富です。
天然遡上のアユが多く、その香りの良さは釣り人の間でも評判です。シーズン後半には尺アユクラスの大型も狙えるため、大物師からの人気も非常に高い河川です。
那珂川の魅力
- 関東を代表する清流で、抜群のロケーション
- 天然遡上が多く、香り高い良質なアユが釣れる
- 広大な流域にポイントが多数あり、じっくり楽しめる
- シーズン後半には尺アユの実績も高い
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県那須烏山市、茂木町、茨城県常陸大宮市など |
| 管轄漁協 | 那珂川北部漁業協同組合、那珂川南部漁業協同組合など |
| 解禁時期の目安 | 6月上旬 |
| 特徴 | 関東随一の清流、天然遡上、尺アユ |
第4位 馬瀬川(岐阜県)
長良川の支流でありながら、独立した漁場として高い人気を誇るのが馬瀬川です。「日本一の清流」に何度も選ばれたことがあるほどの抜群の水質が自慢で、ここで育つアユは姿形が美しく、味も絶品と評価されています。
川の透明度が高いため、水中の石の状態やアユの動きを視認しやすく、サイトフィッシングのような楽しみ方も可能です。 美しい景観の中で、極上のアユとの駆け引きを堪能できます。
馬瀬川の魅力
- 抜群の透明度を誇る美しい清流
- 姿・味ともに最高級と評されるアユが釣れる
- 水中の様子が見やすく、アユの動きを観察しながら釣りができる
- 周囲の自然景観が素晴らしく、癒やし効果も抜群
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県下呂市、高山市 |
| 管轄漁協 | 馬瀬川上流漁業協同組合、馬瀬川下流漁業協同組合 |
| 解禁時期の目安 | 6月中旬 |
| 特徴 | 日本一の清流、味の良いアユ、高い透明度 |
第5位 興津川(静岡県)
静岡市清水区を流れる興津川は、規模こそ大きくありませんが、初心者でも釣りやすい穏やかな流れと魚影の濃さが魅力の川です。 入川しやすいポイントが多く、足場の良い場所も点在しているため、アユ釣り入門には最適な河川の一つと言えるでしょう。
もちろん、水質は良好でアユの味も良く、ベテラン釣り師も納得させるポテンシャルを秘めています。シーズンは長く、10月以降まで楽しめるのも嬉しいポイントです。
興津川の魅力
- 流れが穏やかで水深も浅めの場所が多く、初心者や女性でも安心
- 魚影が濃く、数釣りが期待できる
- 入川しやすいポイントが多く、手軽に楽しめる
- シーズンが長く、秋までアユ釣りが可能
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県静岡市清水区 |
| 管轄漁協 | 興津川漁業協同組合 |
| 解禁時期の目安 | 5月下旬 |
| 特徴 | 初心者向き、魚影が濃い、穏やかな流れ |
第6位 有田川(和歌山県)
関西地方屈指の人気を誇るアユ釣りの名川が、和歌山県を流れる有田川です。豊富な放流量と天然遡上の両方で魚影が維持されており、解禁当初から数釣りが楽しめ、シーズンが進むにつれて良型も混じるようになります。
川相は変化に富み、瀬、トロ場、チャラ瀬と多彩なポイントが釣り人を迎えてくれます。京阪神からのアクセスも良く、シーズン中は多くの釣りファンで賑わいます。
有田川の魅力
- 関西を代表する人気河川で、魚影が非常に濃い
- 数釣りも良型狙いも楽しめるポテンシャルの高さ
- 京阪神からのアクセスが良く、遠征しやすい
- 変化に富んだ川相で、様々な釣り方が試せる
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県有田郡有田川町など |
| 管轄漁協 | 有田川漁業協同組合 |
| 解禁時期の目安 | 5月下旬~6月上旬 |
| 特徴 | 関西の人気河川、魚影の濃さ、数・型ともに期待 |
第7位 高津川(島根県)
島根県西部を流れる高津川は、ダムが一つもない一級河川として知られ、天然遡上アユの聖地とも呼ばれています。 その水質は全国トップクラスで、そこで育つアユは「香魚」の名にふさわしい、スイカのような独特の強い香りを放ちます。
釣り上げた瞬間に広がる芳醇な香りは、高津川のアユならではの魅力です。魚影も濃く、美しい景観の中で極上の天然アユを狙うことができます。
高津川の魅力
- ダムがなく、豊かな自然が残る清流
- 天然遡上率が非常に高く、魚影が濃い
- スイカのような強い香りが特徴の極上アユが釣れる
- 美しい自然の中で、心ゆくまで釣りを楽しめる
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県益田市、鹿足郡津和野町など |
| 管轄漁協 | 高津川漁業協同組合 |
| 解禁時期の目安 | 5月下旬~6月上旬 |
| 特徴 | ダムのない清流、天然遡上の聖地、香りの良いアユ |
第8位 球磨川(熊本県)
日本三大急流の一つに数えられる熊本県の球磨川は、尺アユを狙う大物師たちの憧れのフィールドです。 激しい流れに鍛えられた球磨川の「尺アユ」は、その力強い引きと風格で全国の釣り人を魅了します。
令和2年7月豪雨で大きな被害を受けましたが、地元の方々の尽力により復興が進み、再び釣り人が集まるようになりました。 豪快な瀬で、夢の尺アユとの力勝負に挑むことができる、日本屈指の大アユ河川です。
球磨川の魅力
- 日本三大急流のパワフルな流れで育つ大アユがターゲット
- 尺アユの実績が非常に高く、全国から大物師が集まる
- 豪快な瀬でのダイナミックな釣りが楽しめる
- 復興が進み、再びそのポテンシャルを発揮し始めている
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 熊本県人吉市、球磨郡球磨村など |
| 管轄漁協 | 球磨川漁業協同組合 |
| 解禁時期の目安 | 6月上旬 |
| 特徴 | 尺アユの聖地、日本三大急流、パワフルな引き |
第9位 安田川(高知県)
高知県東部を流れる安田川は、国土交通省の調査で何度も水質日本一に輝いている清流です。川底の石がはっきりと見えるほどの驚異的な透明度を誇り、ダムがないため天然アユが豊富に遡上します。
釣れるアユはやや小ぶりな傾向にありますが、その香りと味は絶品です。 美しい川で泳ぐアユの姿を見ながら竿を出す時間は、まさに至福のひとときと言えるでしょう。
安田川の魅力
- 水質日本一に何度も選ばれた抜群の清流
- 川底まで見える驚異的な透明度
- ダムがなく、天然遡上のアユが豊富
- 美しい景観の中で、香りの良い美味しいアユが釣れる
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県安芸郡安田町、馬路村 |
| 管轄漁協 | 安田川漁業協同組合 |
| 解禁時期の目安 | 6月上旬 |
| 特徴 | 水質日本一、抜群の透明度、天然遡上 |
第10位 相模川(神奈川県)
山梨県を源流とし、神奈川県を縦断して相模湾に注ぐ相模川は、首都圏からのアクセスが抜群で、気軽にアユ釣りを楽しめる都市近郊河川として絶大な人気を誇ります。 漁協による放流事業が盛んに行われており、安定した魚影が期待できます。
天然遡上のアユも多く、年によっては数釣りが楽しめることもあります。 仕事帰りや休日に、思い立ったらすぐに行ける手軽さが最大の魅力です。
相模川の魅力
- 都心からのアクセスが非常に良く、日帰り釣行に最適
- 放流量が多く、安定した釣果が見込める
- 「大鮎の里」とも呼ばれ、良型が釣れるポイントも多い
- アユイング(ルアー釣り)が可能なエリアも設定されている
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県相模原市、厚木市、海老名市など |
| 管轄漁協 | 相模川漁業協同組合連合会 |
| 解禁時期の目安 | 6月上旬 |
| 特徴 | アクセス抜群、都市近郊河川、安定した魚影 |
【目的別】アユ釣りおススメの川の選び方
ランキング形式で人気河川をご紹介しましたが、アユ釣りの楽しみ方は人それぞれです。ここでは、「どんな釣りをしたいか」という目的別に、あなたにピッタリな川の選び方をご紹介します。自分のレベルやスタイルに合った川を選ぶことが、アユ釣りを最大限に楽しむための重要な第一歩です。
初心者でも安心な釣りやすい川
初めてアユの友釣りに挑戦する方や、まだ経験が浅い方には、「川に立ちやすい」「根掛かりしにくい」「おとりアユを操作しやすい」といった条件が揃った川がおススメです。
具体的には、川幅が広すぎず、水深が比較的浅い(膝下~腰程度まで)、川底が砂利や砂地で大きな岩が少ない場所が良いでしょう。このような場所は流れも穏やかなことが多く、「トロ場」と呼ばれるポイントで落ち着いてオトリを泳がせる練習ができます。
また、入川しやすいように護岸や階段が整備されていたり、近隣におとりアユ販売店や駐車場が充実している河川も初心者にとっては心強い味方です。
静岡県:狩野川
アユ友釣り発祥の地とも言われる狩野川は、比較的流れが穏やかなエリアが多く、河原も整備されているため初心者でも入川しやすいポイントが豊富です。 流域には数多くのおとりアユ販売店が点在しており、情報収集しやすいのも魅力です。
静岡県:興津川
水質が非常に良く「清流」として知られる興津川は、川底まで見えるほど水が澄んでいるため、アユの動きや川底の様子を視認しながら釣りができます。川幅も手頃で水深の浅いポイントが多く、初めての友釣りに最適な環境が整っています。
| 河川名 | 特徴 | 主なエリア |
|---|---|---|
| 狩野川 | 流れが穏やか。足場が良い。おとり店が豊富。 | 伊豆市、伊豆の国市 |
| 興津川 | 水が綺麗で川底が見やすい。水深が浅いポイントが多い。 | 静岡市清水区 |
| 相模川 | 首都圏からアクセス抜群。入川しやすいポイントが多数。 | 相模原市、厚木市 |
尺アユが狙える大物師向けのおススメ河川
アユ釣り師の夢、それは30.3cmを超える「尺アユ」を釣り上げること。尺アユは、川の流れが強く、エサとなる良質なコケが豊富な大河川で育ちます。 日本三大急流に数えられるような川や、流域が長く水量が豊かな川が主なフィールドとなります。尺アユとのファイトは非常に強烈で、専用の太い仕掛けやパワーのある竿が必要不可欠です。まさに、経験と技術、そして体力が試される釣りと言えるでしょう。
熊本県:球磨川
日本三大急流の一つであり、尺アユの聖地として全国にその名を知られています。 激しい流れに鍛えられた球磨川の尺アユは、体高があり、その引きの強さは圧巻の一言です。 毎年、多くの大物師がこの川で夢のサイズに挑戦しています。
岐阜県:長良川
日本三大清流の一つに数えられる長良川も、尺アユが狙えることで有名な河川です。特に郡上エリアより下流の流域が広いポイントでは、豊富な水量と良質なコケに育まれた大型のアユが潜んでいます。シーズン後半には各地から尺アユを求める釣り人で賑わいます。
数釣りを楽しみたい人へのおススメ河川
「とにかくたくさんのアユを釣りたい!」という方には、魚影が濃く、ポイントが豊富な川がおススメです。天然遡上の多さに加え、漁協による計画的な放流が盛んに行われている河川は、シーズンを通して安定した釣果が期待できます。 広大な瀬が続くような場所では、テンポ良く釣り歩くことで次々とアユを掛ける爽快な「入れ掛かり」を体験できるチャンスも広がります。
栃木県:那珂川
関東を代表するアユ釣りの名川で、天然遡上と放流の両方が非常に多く、圧倒的な魚影の濃さを誇ります。広大な河川敷には無数のポイントが点在し、解禁当初から多くの釣り人で賑わい、数釣りの実績も非常に高い河川です。
岐阜県:馬瀬川
水質日本一に何度も輝いたことがある清流で、美しい景観の中でアユ釣りを楽しめます。放流量が豊富で魚影が濃く、特に解禁初期から盛期にかけては活発なアユが多く、数釣りに最適なコンディションが整います。
アクセス抜群で日帰りしやすい川
「週末に気軽にアユ釣りを楽しみたい」という方にとっては、アクセスの良さも重要なポイントです。主要都市から高速道路を使えば1~2時間程度で到着できる川なら、朝早く出発して夕方まで釣りを満喫する日帰り釣行も十分に可能です。インターチェンジから釣り場までの距離が近い、駐車場が整備されている、といった点も川選びの際に考慮すると良いでしょう。
| 河川名 | 最寄りICなど | 対象となる都市圏 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 相模川(神奈川県) | 圏央道 相模原IC、東名高速 厚木IC | 首都圏 | 都心からのアクセスが非常に良く、手軽に楽しめるポイントが多い。 |
| 狩野川(静岡県) | 新東名 長泉沼津IC、東名 沼津IC | 首都圏・中京圏 | 東名・新東名からのアクセスが良好。温泉地も近く観光も楽しめる。 |
| 興津川(静岡県) | 新東名 新清水IC、東名 清水IC | 首都圏・中京圏 | インターから川までが近く、移動時間が短い。 |
川でのアユ釣りに挑戦する前に知っておきたいこと
ランキングや選び方を参考に目当ての川が決まったら、いよいよ釣行準備です。しかし、その前に必ず知っておかなければならない重要な情報があります。アユ釣りは解禁期間が定められており、釣りをするには遊漁券が必須です。ここでは、アユ釣りを楽しむための基本的なルールや準備について詳しく解説します。
アユ釣りのシーズンと各河川の解禁情報
アユの寿命は基本的に1年で「年魚」と呼ばれており、釣りができる期間は限られています。一般的なシーズンは、初夏から秋にかけての6月上旬から10月頃までです。 最も盛り上がる盛期は、梅雨が明けて水温が上昇し、アユの縄張り意識が最も強くなる7月から8月にかけてと言えるでしょう。
アユ釣りのシーズンの幕開けを告げるのが「解禁日」です。解禁日は河川によって異なり、早いところでは5月中旬、多くの河川では6月1日から7月上旬にかけて設定されます。 この解禁日を心待ちにしている釣り人は全国に多く、人気の河川では早朝から多くのファンで賑わいます。
解禁日や禁漁期間は、各河川を管轄する漁業協同組合(漁協)によって毎年定められます。天候やアユの生育状況によって変更される可能性もあるため、釣行前には必ず訪れる川の漁協の公式サイトを確認するか、電話で問い合わせるようにしましょう。
遊漁券の購入は必須!ルールとマナー
川でアユ釣りを楽しむためには、その川を管轄する漁業協同組合が発行する「遊漁券(遊漁承認証)」が法律で義務付けられています。 遊漁券の収益は、稚アユの放流や河川環境の保全活動など、豊かな釣り場を未来に残すための大切な資金となります。必ず事前に購入し、釣りをする際は見えやすい場所に身につけてください。
遊漁券の種類と料金
遊漁券には、1日限りの「日釣券」とシーズン中有効な「年券」があります。料金は河川や年齢、性別などによって異なりますが、以下がおおよその目安です。
| 券種 | 料金目安(一般成人) | 備考 |
|---|---|---|
| 日釣券 | 2,000円~3,500円 | 釣り場で監視員から購入すると現場加算額(1,000円程度)が上乗せされる場合が多いです。 |
| 年券 | 8,000円~15,000円 | 顔写真が必要な場合があります。 女性、高齢者、若者、身体障がい者向けの割引制度がある漁協も多いです。 |
遊漁券の購入場所
遊漁券は、以下の場所で購入できます。
- おとりアユ販売店
- 現地の釣具店
- 漁業協同組合の事務所
- 一部のコンビニエンスストア
- オンライン遊漁券販売サービス(FISHPASS(フィッシュパス)など)
特に、最近ではスマートフォンで手軽に購入できるオンラインサービスが普及しており、事前に購入を済ませておくと当日の朝もスムーズです。
必ず守るべきルールとマナー
誰もが気持ちよく釣りを楽しむために、そして貴重な釣り場環境を守るために、ルールとマナーの遵守は絶対です。 特にアユ釣りは伝統的な釣りであり、釣り人同士の暗黙の了解も存在します。
- 漁業協同組合が定める規則
-
各漁協では、漁業法に基づき独自の「遊漁規則」を定めています。これには禁漁区間、体長制限、使用できる漁法(友釣り専用区など)といった詳細なルールが含まれます。 これらの規則は遊漁券の裏面や漁協のウェブサイトに記載されているので、必ず目を通しておきましょう。
- 釣り場でのマナー
-
- 挨拶と距離感
-
先行者がいる場合は「おはようございます」「隣、入らせてもらいます」などと一声かけましょう。 釣り人同士の間隔は最低でも竿1本分以上、できれば20~30mは空けるのが理想です。
- 人の前を横切らない
-
川の中を移動する際は、人の竿先や仕掛けの前を横切るのは厳禁です。野アユを散らしてしまう原因になります。 後ろを通るようにしましょう。
- 駐車場所への配慮
-
駐車は指定された場所か、他の車や地元住民の迷惑にならないスペースを選びましょう。 農道や私有地への無断駐車は絶対にやめてください。
- ゴミは持ち帰る
-
使い終わった仕掛けや弁当の容器、空き缶などのゴミは、必ず全て持ち帰りましょう。
おとりアユ販売店の見つけ方
アユの友釣りは、縄張りを持つ野アユの習性を利用した釣りです。そのため、元気で活きの良い「おとりアユ」を確保することが、その日の釣果を大きく左右する最も重要な要素と言っても過言ではありません。
釣行する川の周辺で探すのが基本
おとりアユは鮮度が命です。そのため、釣り場から離れた場所で購入するのではなく、釣りたい川のすぐ近くにある販売店で購入するのが基本です。多くの販売店は、アユ釣りシーズンの間は早朝から営業しています。
具体的な探し方のヒント
- インターネットで検索する
-
「(川の名前) おとり店」「(地域名) 鮎 おとり」などのキーワードで検索すると、多くの販売店が見つかります。
- 漁協の公式サイトを確認する
-
漁協のウェブサイトには、管轄内のおとりアユ販売店の一覧が掲載されていることがよくあります。
- のぼりや看板を目印にする
-
川沿いの道を走っていると、「おとりアユ」「友鮎」といったのぼりや看板が目に入ります。これらが営業している販売店の目印です。
- 釣具店で情報を得る
-
現地の釣具店は、最新の情報が集まる場所です。おすすめのおとり店を教えてくれることもあります。
おとりアユの価格は1匹500円~800円程度が相場です。解禁日直後や週末は混雑が予想されるため、事前に電話で予約や在庫の確認をしておくと安心です。
まとめ
今回は、全国のアユ釣りファンに向けて、おススメの川をランキング形式でご紹介しました。日本三大清流の一つである長良川をはじめ、狩野川や那珂川など、それぞれに魅力あふれる名川がランクインしました。
アユ釣りの川を選ぶうえでの結論は、「自分のレベルや目的に合った川を選ぶこと」です。この記事でご紹介したように、「初心者でも釣りやすい川」「尺アユが狙える川」「数釣りを楽しめる川」「アクセスの良い川」といった目的別に検討することで、満足のいく釣行になる可能性が高まります。
また、アユ釣りを楽しむためには、各河川で定められた解禁期間やルールを守り、必ず遊漁券を購入することが必須です。おとりアユ販売店の場所も事前に確認しておくと、当日の釣りがスムーズに始められます。本記事の情報を参考に、あなたにぴったりの川を見つけ、清流の女王・アユとの出会いを存分に楽しんでください。













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