【初心者必見】船での真鯛の釣り方完全ガイド!仕掛けから誘い方まで徹底解説

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船から憧れの真鯛を釣ってみたいけれど、専門的で難しそう…と悩んでいませんか?この記事は、そんな船釣り初心者のために、真鯛の釣り方をゼロから徹底解説する完全ガイドです。

釣り方によって変わるタックルの選び方から、代表的な「コマセマダイ」「タイラバ」「一つテンヤ」の仕掛け、誘い方のコツ、アタリの見極め方まで網羅。状況に応じた釣り方を理解することが釣果への一番の近道だからです。この記事を読めば、あなたも自信を持って船に乗り込み、美味しい真鯛を釣り上げられるようになります。

せんちゃん

余談ですが、釣りが好きならぜひ釣りビジョンVODも利用してみてください。

目次

まずは準備から 船の真鯛釣りに必要なもの

船での真鯛釣りは、釣り方によって道具が大きく異なります。大物との出会いを夢見て船に乗り込んでも、準備が不十分では最高のパフォーマンスを発揮できません。

まずは、代表的な3つの釣り方(コマセマダイ、タイラバ、一つテンヤ)に合わせたタックル(釣具)と、安全で快適な一日を過ごすための服装・持ち物について詳しく見ていきましょう。事前の準備が、釣果を大きく左右します。

釣り方で変わるタックルの選び方

真鯛船では、主に「コマセマダイ」「タイラバ」「一つテンヤ」という3つの釣り方が主流です。それぞれアプローチが全く異なるため、挑戦したい釣り方に合わせた専用のタックルを準備することが釣果への第一歩となります。乗船する船がどの釣り方に対応しているか、予約時に必ず確認しましょう。

コマセ釣りのタックル

コマセ(撒き餌)をカゴに詰めて海中に撒き、煙幕の中に付けエサを同調させて真鯛を誘う、伝統的かつ奥深い釣り方です。指示されたタナ(水深)を正確に狙うことが重要で、幅広い状況に対応できるのが強みです。

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道具選び方のポイント
竿
2.4m~3.0m程度で、竿全体がしなやかに曲がる6:4調子や7:3調子のマダイ専用竿が基本です。
竿のしなやかさが、ハリス切れを防ぎ、追い食いを誘発します。
リール
水深が深いポイントを狙うことも多いため、PEライン3~4号を300m以上巻ける電動リールが主流です。
ドラグ性能が滑らかなモデルを選ぶと、大鯛とのやり取りも安心です。
道糸
PEラインの3号~4号を使用します。
船宿によっては太さが指定されている場合もあるので、事前に確認しましょう。
ビシ・天秤

ビシ(コマセカゴ)は船宿指定の号数(関東では80号が一般的)を用意します。
天秤は、仕掛けの絡みを防ぐために腕長40~60cm程度のものがおすすめです。
クッションゴム
真鯛の急な引き込みによる衝撃を吸収し、ハリス切れを防ぐ重要なパーツです。
太さ1.5mm~2mm、長さ1m前後のものを接続します。
仕掛け
ハリスはフロロカーボンの3号~5号を6m~10mと長く取るのが基本です。
針はマダイ針の8号~10号を状況に応じて使い分けます。

タイラバのタックル

「タイラバ」と呼ばれるルアーを海底まで落とし、ただ等速で巻き上げるだけで真鯛が狙える手軽さが人気の釣り方です。シンプルな動作で初心者でも大鯛を釣るチャンスがあるため、近年非常に人気が高まっています。

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道具選び方のポイント
竿
6.5~7フィート(約1.9m~2.1m)前後のタイラバ専用ロッドが最適です。
穂先が柔らかく、アタリを弾かずに乗せる「乗せ調子」のロッドが初心者には扱いやすいでしょう。
リール
PEライン0.8号~1.0号を200m以上巻ける小型のベイトリールが基本です。
水深が分かるカウンター付きのモデルは、タナを正確に把握できるため非常に便利です。
道糸・リーダー
道糸はPEラインの0.8号~1.0号を200m以上巻いておけば安心です。
リーダーには、根ズレに強いフロロカーボンの3号~4号を2~3m結束します。
タイラバ
ヘッドの重さは60g~100gを基準に、水深や潮の速さに応じて複数用意します。
オレンジや赤、ゴールド系が定番カラーですが、ネクタイやスカートの色や形で釣果に差が出るため、様々な種類を揃えておくと良いでしょう。

一つテンヤのタックル

オモリと針が一体化した「テンヤ」という軽い仕掛けにエビ餌を付けて狙う、ゲーム性の高い釣り方です。繊細な穂先で真鯛の小さなアタリを感知し、積極的に掛けていくスタイルが魅力です。

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道具選び方のポイント
竿
2.4m前後の操作性に優れた一つテンヤ専用ロッドが基本です。
非常に小さなアタリも捉えることができる、感度の良い繊細な穂先が特徴です。
リール
PEライン0.6号~0.8号を150m~200m巻ける、2500番~3000番クラスのスピニングリールが適しています。
道糸・リーダー
道糸には、ごく細いPEラインの0.6号~0.8号を使用します。
リーダーはフロロカーボンの2号~3号を1.5m~2mほど結束します。
テンヤ
3号(約11g)~15号(約56g)程度の重さを、水深や潮の速さに応じて使い分けます。底が取れる範囲で、できるだけ軽いものを使うのが基本です。
カラーも複数用意しておくとアタリの出方が変わることがあります。

あると便利な服装と持ち物

船上は陸上とは環境が大きく異なり、天候も急変しがちです。安全かつ快適に釣りを楽しむために、服装と持ち物の準備は万全にしておきましょう。季節や天候に合わせた準備が、釣りに集中するための鍵となります。

【基本の服装】
船上ではコマセや魚の体液などで汚れる可能性があるため、汚れてもよい動きやすい服装が基本です。 足元は滑りにくく、波しぶきで濡れても安全な長靴やデッキブーツが最適です。 そして最も重要なのがライフジャケットです。安全のため、必ず国土交通省の安全基準に適合した「桜マーク」付きのType Aを着用しましょう。 多くの遊漁船でレンタル可能ですが、持参するとより体にフィットして快適です。

【季節ごとの服装のポイント】

春夏(4月~9月頃)

日差しが強い日は、吸湿速乾性のある長袖・長ズボンで肌の露出を避けましょう。 日焼け対策として、帽子、偏光サングラス、ネックガード、日焼け止めは必須アイテムです。海上は陸上より涼しく感じることが多いため、急な天候変化や風に対応できるよう、薄手のレインウェアやウィンドブレーカーを一枚持っていくと安心です。

秋冬(10月~3月頃)

海上は風を遮るものがないため、体感温度は陸上よりかなり低くなります。防寒・防水・防風機能のあるレインウェアや専用のウィンタースーツを必ず着用しましょう。 インナーには保温性の高い素材を選び、フリースなどを重ね着(レイヤリング)して体温調節をしやすくするのがコツです。ニット帽、ネックウォーマー、釣り用のグローブも忘れずに準備しましょう。

【持ち物リスト】

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分類持ち物用途・ポイント
必須タックル一式上記で解説した、釣り方に合った竿、リール、仕掛け類。予備も忘れずに。
クーラーボックス
釣った魚と飲み物を保冷するために必須。中型魚も想定し30L前後あると安心です。
飲み物・軽食船上では想像以上に体力を消耗します。水分補給はこまめに行いましょう。
帽子・サングラス熱中症対策と、針やオモリから目を守る安全対策のために着用します。
タオル手を拭いたり、魚を掴んだり、汚れを拭き取ったりと多用途に使えます。
ハサミ・プライヤー
糸を切ったり、魚から針を外したりする際に必要です。
ライフジャケット
安全の最優先事項。桜マーク付きType Aを必ず着用。
長靴・デッキブーツ
濡れた船上でも滑りにくく安全です。
着替え濡れたり汚れたりした時のために、一式用意しておくと帰りが快適です。
あると便利酔い止め薬
船に慣れていない方は、乗船30分~1時間前に服用しておくと安心です。
日焼け止め
海上は紫外線が強いので、季節を問わず対策するのがおすすめです。
フィッシュグリップ・ナイフ

魚を安全に掴んだり、その場で締めたりするのに便利です。
ビニール袋・ジップロックゴミ袋として、また濡れたものや仕掛けを小分けにするのに重宝します。
グローブ手の保護、日焼け防止、防寒対策になります。

船での真鯛釣り 当日の流れ

船での真鯛釣りは、事前の準備だけでなく当日の流れを把握しておくことが、釣果を左右する重要なポイントです。ここでは、船宿に到着してから釣り座での準備、そして船上でのマナーに至るまで、一日の流れを詳しく解説します。この流れを頭に入れておけば、初心者の方でも落ち着いて行動でき、釣りに集中できます。

船宿に到着してから出船まで(一般的な流れ)

釣りの成功は、船に乗る前の段取りから始まっています。特に初心者のうちは、出船時間の最低でも30分~1時間前には船宿に到着するように心がけましょう。 早めに着くことで、慌てずに準備を進められ、気持ちにも余裕が生まれます。

船宿に到着したら、まずは受付を済ませます。当日の受付から出船までの主な流れは以下の通りです。

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ステップ内容ポイント・注意点
1. 受付・支払い予約した名前を伝え、乗船料金を支払います。乗船名簿への記入もこの時に行います。船宿によっては現金のみの場合が多いため、事前に準備しておきましょう。
乗船名簿は、万が一の事故に備えた保険適用のために必須です。
2. 備品の受け取り予約しておいたレンタルタックル(竿・リール)や、コマセ、付けエサ、氷などを受け取ります。氷は釣った真鯛の鮮度を保つために不可欠です。
料金に含まれているか、別途購入かを確認しましょう。
3. ライフジャケットの着用自分のもの、またはレンタルしたライフジャケットを着用します。国土交通省が定めた安全基準に適合した「桜マーク」付きのTYPE-Aの着用が法律で義務付けられています。
安全のために、出船前に必ず着用してください。
4. 荷物の運搬自分のタックルやクーラーボックスなどを船に運び込みます。船長の指示があるまでは、むやみに船に乗り込まないようにしましょう。
乗船場所や荷物置き場は事前に確認しておくとスムーズです。

釣り座での準備と船上でのマナー

乗船したら、自分の釣り座で釣りの準備を始めます。また、同船者と一日気持ちよく過ごすためには、船上でのマナーを守ることが非常に大切です。

釣り座の確保と準備

釣り座(釣りをする場所)の決め方は船宿によって異なり、受付順、予約順、くじ引きなど様々です。 初心者の方は、船長のアドバイスがもらいやすく、比較的揺れの少ない「胴の間(船の中央部)」がおすすめです。 釣り座が決まったら、隣の人に「おはようございます」「よろしくお願いします」と挨拶を交わしましょう。 これだけで、その後のコミュニケーションが格段に取りやすくなります。

ポイントに到着したらすぐに釣りを始められるよう、移動中に以下の準備を済ませておきましょう。

  • 竿とリールをセットし、道糸をガイドに通す。
  • 竿受け(キーパー)を船べりに取り付ける。
  • 釣り方に応じた仕掛け(コマセカゴやタイラバなど)を道糸の先に結ぶ。

知っておきたい船上でのマナー

乗合船は、多くの人が同じ船で釣りを楽しむ場所です。全員が快適に過ごすために、以下のマナーを必ず守りましょう。

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マナー項目具体的な行動と心構え
オマツリ(仕掛けの絡み)隣の人と仕掛けが絡んでしまったら、すぐに「すみません、オマツリしました」と声を掛け合いましょう。
焦らず、お互いに協力して解くことが大切です。自分の仕掛けが原因か、相手の仕掛けが原因かにかかわらず、穏便に対処するのがマナーです。 どうしても解けない場合は、自分の仕掛けを切る判断も必要になります。
船長の指示「始めてください」「仕掛けを上げてください」といった船長の合図や指示は絶対です。
安全の確保と釣果向上のために必ず従いましょう。
タモ入れの協力周りの人が大物を掛けた際は、タモ入れ(網でのすくい取り)を手伝う姿勢を見せましょう。
自分が大物を掛けたときも、周りの人に協力をお願いしやすくなります。
ゴミの処理糸くずやエサの袋、空き缶などのゴミは、絶対に海に捨てず、必ず持ち帰ってください。
船に備え付けのゴミ箱がある場合は、そこに捨てましょう。
喫煙・飲食喫煙は必ず指定された場所で行い、風下の人に煙がいかないように配慮しましょう。
飲食の際も、ゴミが飛ばないように注意が必要です。

これらの流れとマナーを頭に入れておけば、船の真鯛釣りをより一層楽しむことができるはずです。安全第一で、素晴らしい一日を過ごしてください。

船での真鯛の釣り方 実践編

いよいよ実釣です。船からの真鯛釣りには、大きく分けて「コマセマダイ」「タイラバ」「一つテンヤ」の3つの代表的な釣り方があります。それぞれに特徴と魅力があり、状況によって使い分けることで釣果アップに繋がります。ここでは、各釣法の実践的なテクニックを詳しく解説します。

基本の釣り方1 コマセマダイ

コマセ(撒き餌)を使って真鯛を寄せて釣る、船釣りの王道ともいえる釣法です。広範囲から魚を寄せるため、船全体で釣果が上がりやすいのが特徴。特にシーズン初期や魚の活性が高い時に効果を発揮します。

仕掛けの投入とタナ合わせ

コマセマダイで最も重要なのが、船長が指示するタナ(魚がいる層)に正確に仕掛けを届けることです。 投入からタナ合わせまでの一連の流れをスムーズに行えるかが釣果を左右します。

まず、船長の合図で仕掛けを投入します。この時、ビシ(コマセカゴ)、天秤、ハリス(付けエサ)の順番で投入すると、仕掛けが絡まるトラブルを防げます。 リールのクラッチを切り、ハリスが絡んでいないか確認しながらゆっくりとビシを沈めていきましょう。

船長の指示ダナは「海面から〇〇m」または「底から〇〇m」とアナウンスされます。例えば「底から10m」という指示でハリスの長さが8mの場合、まずビシを海底まで落とします。着底したら素早く糸フケを取り、そこから10m巻き上げた位置がタナとなります。 海面からの指示の場合は、PEラインのマーカー(色分け)を見て、指示された水深より5〜6m深くビシを沈め、そこからコマセを撒きながら指示ダナまで巻き上げてくるのが基本です。

指示ダナを勝手に変えると、船全体の釣果に影響するため、必ず守るようにしましょう。 リールのカウンターは目安とし、PEラインの色で正確にタナを取ることが重要です。

コマセの撒き方と誘いのパターン

タナに仕掛けを合わせたら、コマセを撒いて真鯛を誘います。コマセは一度に大量に撒くのではなく、竿を軽くシャクって少量ずつ、帯状に漂わせるイメージで撒くのがコツです。 これにより、コマセの煙幕の中に付けエサが同調し、真鯛に食わせるチャンスが生まれます。

基本は置き竿でアタリを待ちますが、状況に応じて誘いをかけることで釣果アップが期待できます。 魚は動くエサや落ちてくるエサに興味を示す習性があるためです。 主な誘いのパターンは以下の通りです。

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誘いの種類アクション効果的な状況
ステイ(待ち)仕掛けを動かさず、潮の流れに任せてアタリを待つ。基本の釣り方。特に潮が効いている時に有効。
誘い上げ竿先をゆっくりと持ち上げていき、付けエサをフワフワと上昇させる。魚の活性が低い時や、タナが少し上にずれている時に有効。
誘い下げ(落とし込み)竿先をゆっくりと下げていき、付けエサをフォールさせる。上から落ちてくるエサに反応が良い時に非常に効果的。
シェイク竿先を小刻みに揺らし、付けエサに細かい動きを与える。エサ取りが多い時や、真鯛に最後のひと押しをしたい時に。

アタリがない場合は、8〜10分程度で仕掛けを回収し、付けエサのオキアミが残っているか確認しましょう。 エサが取られていなければ待ち時間を長く、取られていれば短くするなど、状況に合わせて手返し(仕掛けの再投入)のペースを調整することが重要です。

基本の釣り方2 タイラバ

タイラバという鉛やタングステン製のヘッドに、ネクタイやスカートといったラバーパーツを取り付けたルアーを使う釣り方です。落として巻くだけというシンプルな操作で真鯛が釣れるため、初心者や女性にも人気があります。

フォールと着底の確認

タイラバでは、仕掛けを落としている最中(フォール)も重要なアピール時間です。 クラッチを切り、スプールに軽く指を添える「サミング」を行いながらフォールさせることで、糸フケを防ぎ、フォール中の小さなアタリも感じ取ることができます。

そして、タイラバにおいて最も重要なのが「着底の確認」です。 タイラバが海底に着いた瞬間、ラインの放出が止まったり、曲がっていた竿先がフッと戻ったりします。 この瞬間を見逃さず、着底したらすぐにリールを巻き始める「タッチ&ゴー」が基本です。 着底後、底に長く置いておくと根掛かりの原因になるだけでなく、真鯛に見切られてしまいます。

基本の巻き方と速度調整

タイラバの基本アクションは「等速巻き(ただ巻き)」です。 リールを一定の速度で巻き続けることで、タイラバのネクタイやスカートが安定して揺らめき、真鯛にアピールします。 ロッドを振ってアクションをつけたり、巻き速度を頻繁に変えたりするのは、基本的にはNGです。

巻き速度は、その日の状況によって調整が必要です。「ハンドル1秒1回転」を目安に、潮の流れや魚の活性に応じて速度を変えていきましょう。

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状況推奨される巻き速度ポイント
高活性時・潮が速い時速め(1秒に1.5〜2回転)船が速く流れるため、ゆっくり巻くとタイラバが浮き上がりにくい。リールの巻きで動きを補う。
低活性時・潮が緩い時遅め(1秒に1回転弱)じっくりとタイラバを見せて、追い食いを誘う。デッドスローも有効。
基本・パイロット速度中速(1秒に1回転)まずはこの速度から始め、アタリがなければ速くしたり遅くしたり調整する。

アタリがあっても焦って合わせず、同じ速度で巻き続けるのがコツです。 真鯛が完全に食い込むまで巻き続けることで、フッキングが確実になります。

基本の釣り方3 一つテンヤ

オモリと針が一体化した「テンヤ」という軽い仕掛けにエビを付けて真鯛を狙う、繊細でゲーム性の高い釣り方です。 ライトタックルでダイレクトなアタリと引きを楽しめるのが魅力です。

エサの付け方と投入

一つテンヤでは、主に冷凍エビや活きエビを使用します。 エビが海中で不自然に回転しないよう、まっすぐに付けることが非常に重要です。まず、エビの尾羽根を切り、尾の付け根から親バリを刺し、エビの腹側にハリ先を抜きます。孫バリは、エビの頭の硬い部分(脳を避けるように)に刺しましょう。 この時、エビが「くの字」に曲がらないように注意してください。

仕掛けは、竿のしなりを利用してアンダースローで軽くキャストし、広範囲を探るのが基本です。船の真下に落とすバーチカルな釣り方も有効ですが、キャストすることでより多くの真鯛にアピールできます。

底取りと誘い上げ

軽い仕掛けを使うため、着底の感覚が分かりにくいことがあります。リールから出ていくPEラインの動きに集中し、ラインの放出がフッと止まったら着底の合図です。 底が取れないと釣りが成立しないため、着底が分からない場合は少し重いテンヤに交換しましょう。

底を取ったら、すぐに糸フケを巻き取り、竿先をゆっくりと頭上まで持ち上げてテンヤをリフトさせます。そして、今度はラインのテンションを保ちながら、竿先をゆっくりと下げてテンヤをカーブフォールさせます。この「リフト&フォール」が一つテンヤの基本的な誘い方です。アタリの多くは、テンヤがフワフワと落ちていくフォール中に集中します

その他、底から50cmほどテンヤを浮かせてアタリを待つ「底切りステイ」や、ただ巻きも有効な誘い方です。 様々な誘いを試し、その日のヒットパターンを見つけ出すことが、釣果を伸ばす鍵となります。

アタリから取り込みまでのテクニック

船での真鯛釣りにおいて、アタリを感じてから無事に取り込むまでのプロセスは、釣果を大きく左右する最もエキサイティングな瞬間です。ここでは、繊細なアタリを捉え、確実にフッキングさせ、力強い真鯛の引きをいなしながらランディングに持ち込むまでの一連のテクニックを、釣り方ごとに詳しく解説します。

小さなアタリの見極め方

真鯛のアタリは、ガツンと明確なものばかりではありません。特に警戒心の強い大型の真鯛や、水温が低い時期には、非常に繊細で小さなアタリしか出ないことが多くあります。この前アタリと呼ばれる微かなサインをいかに見逃さないかが、釣果アップの最初の鍵となります。竿先やラインに全神経を集中させましょう。

アタリの出方は釣り方によって特徴が異なります。それぞれの違いを理解し、的確に状況を判断することが重要です。

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釣り方アタリの特徴ワンポイントアドバイス
コマセマダイ「コンコン」「モゾモゾ」と竿先がわずかに震えるような前アタリ。その後、竿先を大きく引き込む本アタリへと続くことが多いです。前アタリの段階で焦って合わせず、竿先が海面に突き刺さるような力強い本アタリを待つのが基本です。
タイラバ「コツコツ」「カツカツ」と、ネクタイの先をついばむような小さなアタリが連続して出ます。これは真鯛がネクタイにじゃれている段階です。ここで合わせると、ほぼ100%フッキングしません。アタリが続いても一定速度で巻き続けることが最も重要です。
一つテンヤ竿先に「コツッ」と出る明確なアタリのほか、ラインが「フッ」と軽くなる食い上げアタリ、手元に感じる「モタれ」など、非常に多彩です。一つテンヤは感度が命です。ラインの動きや竿先のわずかな変化も見逃さない集中力が求められます。

確実なフッキングのコツ

アタリを捉えたら、次はフッキング(針掛かりさせること)です。フッキングは、早すぎても遅すぎても失敗に繋がります。釣り方によって最適なタイミングと方法が全く異なるため、それぞれのセオリーを確実にマスターしましょう。

コマセマダイのフッキング

コマセマダイでは、竿が大きく引き込まれる本アタリが来たら、竿をゆっくりと大きく持ち上げるように合わせる「聞き合わせ」が有効です。 慌てて強く合わせると、真鯛の柔らかい口が切れてしまう「口切れ」の原因になるため注意が必要です。 竿の弾力を活かし、じわっと重みを乗せるイメージでフッキングさせましょう。

タイラバのフッキング

タイラバでは「早合わせは厳禁」が鉄則です。 小さなアタリが続いても、リールを巻く手を止めず、同じ速度で巻き続けます。 やがて真鯛が完全にタイラバを咥えて反転し、竿に「ググッ」と重みが乗った瞬間がフッキングのタイミングです。 この重みを感じたら、リールを巻きながら竿をゆっくりと立てる「巻き合わせ」で、確実にフックを貫通させます。

一つテンヤのフッキング

一つテンヤは、他の釣り方とは対照的に「即合わせ」が基本です。 真鯛がエビを咥える時間は非常に短いため、竿先やラインに少しでも違和感を覚えたら、積極的に合わせていく必要があります。 手首のスナップを効かせ、鋭く、かつコンパクトに竿をシャクるように合わせるのがコツです。空振りを恐れず、アタリの数をこなすことで、フッキングの精度は向上していきます。

バラさないためのやり取り

フッキングに成功しても、取り込むまで油断はできません。真鯛は「三段引き」と呼ばれる、下に強く突っ込む独特の引きで抵抗します。 この力強いファイトをいなし、確実にランディングするための重要なポイントを解説します。

ドラグ設定の重要性

ファイト中のラインブレイク(ハリス切れ)を防ぐために、リールのドラグ設定は非常に重要です。 事前に、手でラインを引っ張ったときに「ジリジリ」と滑り出すくらいの適切な強さに調整しておきましょう。 特に大型の真鯛が掛かった直後の突っ込みは強烈なので、ドラグを信じてラインを出させることが大切です。 無理にドラグを締め込むと、高確率でハリスが切れてしまいます。

竿の角度とポンピング

やり取り中は、竿を45度程度の角度に保ち、竿全体の弾力を最大限に活かすことを意識してください。竿を立てすぎると、急な突っ込みに対応できず、バラシの原因になります。
リールを巻く際は、竿を上下させて魚を寄せる「ポンピング」を行いますが、急激なポンピングはラインテンションが抜ける瞬間を作り出し、針が外れる原因となります。 真鯛の引きが弱まったタイミングを見計らい、ゆっくりと竿を立てて魚を寄せ、竿を下げながらリールを巻くという一連の動作をスムーズに行いましょう。

取り込みの注意点

真鯛は海面近くまで上がってくると、最後の力を振り絞って抵抗することがよくあります。ここで油断すると、痛恨のバラシに繋がります。最後まで気を抜かず、慎重にやり取りを続けてください。魚が水面に浮き、空気を吸って大人しくなったら、船長の指示に従い、無理に抜き上げようとせず、必ずタモ網で掬ってもらいましょう。これが、船上の釣り人全員で協力して大物を獲るためのマナーでもあります。

時期や状況別 船の真鯛釣り攻略法

船からの真鯛釣りは、季節やその日の海の状況によって攻め方が大きく変わります。ここでは、釣果を大きく左右する「時期」と「状況」に合わせた具体的な攻略法を、釣り方ごとに詳しく解説します。年間を通して安定した釣果を出すために、ぜひ参考にしてください。

春の乗っ込みシーズンの釣り方

春(3月~6月頃)は、真鯛が産卵のために浅場に集まる「乗っ込み」の季節です。 この時期は大型の真鯛が釣れる絶好のチャンスですが、産卵を控えた個体は非常にデリケートで、アタリが小さいことも少なくありません。いかに自然に仕掛けを漂わせ、警戒心を与えずに食わせるかが鍵となります。 水温が13℃を超え始める頃が本格的なシーズンの目安です。

乗っ込み期の真鯛は、普段よりも浅い、水深20m~50mラインの岩礁帯やカケアガリに集まる傾向があります。船長の指示ダナを正確に守り、丁寧な釣りを心がけましょう。

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釣り方乗っ込み期の攻略ポイント
コマセマダイコマセの撒きすぎに注意し、ポロポロと少量ずつ撒いて長い帯を作るイメージで攻めます。ハリスは長め(8m~15m)を取り、仕掛けをゆっくりと漂わせて、付けエサとコマセを自然に同調させることが重要です。
タナは底から5m~10m付近を丁寧に探ります。アタリは小さく出ることが多いため、竿先のわずかな変化も見逃さない集中力が求められます。
タイラバ派手なアクションは控えめにし、一定速度での「ただ巻き」を基本とします。特に産卵床周辺では、ネクタイやスカートのカラーをオレンジやエビ系のナチュラルカラーにすると効果的な場合があります。
着底後、すぐに巻き始めるのではなく、少し間を取ってからゆっくり巻き上げる「ゼロテンション」からの誘いも有効です。
一つテンヤ軽いテンヤでゆっくりとフォールさせ、真鯛にエサを見せる時間を長く取ることが釣果に繋がります。底付近を丁寧にリフト&フォールで誘い、フォール中の小さなアタリに集中します。
活きエビを使う場合は、弱らせないように優しく付け、自然な動きを演出することが大切です。

夏から秋の高水温期の釣り方

夏から秋(7月~11月頃)は、水温の上昇に伴い真鯛の活性も高まります。 しかし、夏場は水温が上がりすぎると深場に落ちることもあり、秋には冬に備えて荒食いするなど、時期によって行動パターンが変化します。 ベイト(エサとなる小魚)を活発に追い回すため、その日のベイトの種類やいる層に合わせた攻略が必要です。

この時期は広範囲に真鯛が散らばるため、魚群探知機でベイトの反応を探しながらポイントを移動することが多くなります。

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釣り方夏~秋の攻略ポイント
コマセマダイ高活性な個体が多い反面、エサ取り(フグやウマヅラハギなど)も活発になります。手返しを早くして、本命のタナに効率よくコマセと付けエサを届けることが重要です。付けエサが取られていないかこまめにチェックしましょう。
タナは日によって大きく変わるため、船長のアナウンスを聞き逃さず、広範囲を探る意識を持つと良いでしょう。
タイラバベイトフィッシュを意識したパターンが有効になります。イワシなどの小魚を捕食している場合は、シルバーやブルー系のネクタイや、波動の強いカーリーテールが効果的です。
巻き速度に変化をつけてリアクションバイトを誘うのもおすすめです。速巻きからのストップや、遅巻きと速巻きのコンビネーションを試してみましょう。
一つテンヤ真鯛の活性が高いときは、キャストして広範囲を探る「キャスティングテンヤ」が有効です。
リアクションバイトを誘うため、大きめに竿をシャクり上げてからカーブフォールさせるなど、アピールの強い誘いを試してみましょう。底だけでなく、中層まで探ることで思わぬ釣果に繋がることがあります。

潮の流れが速い時の対処法

潮の流れが速い状況は、真鯛の活性が上がることが多くチャンスタイムとなり得ますが、仕掛けのコントロールが難しくなります。 特に、船の真下に仕掛けを沈めるバーチカルな釣りでは、潮にラインが取られてしまい、底取りが困難になったり、オマツリ(他の釣り人と仕掛けが絡むこと)の原因になったりします。

道糸(PEライン)をできるだけ細くして潮の抵抗を減らすことが、すべての釣り方において共通の基本対策となります。

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釣り方速潮時の対処法
コマセマダイ指示された重さの範囲で、最も重いビシ(コマセカゴ)を選択します。それでも仕掛けが浮き上がってしまう場合は、ハリスの長さを少し短くしたり、ハリスの中間やチモト(針の結び目近く)にガン玉を打ったりして、付けエサがタナから外れないように調整します。
潮が速いとコマセと付けエサが離れやすくなるため、コマセを撒いた後、仕掛けを潮上に振り込んでからタナに合わせるなどの工夫も有効です。
タイラバ通常より重いヘッド(タングステン製がシルエットを小さくできるため有利)を使用し、確実に底を取ります。
船が風や潮にのって流れる「ドテラ流し」の場合は、ラインが斜めに出ていくため、着底が分かりにくくなります。
竿先を下げてラインの放出が止まるのを確認し、着底を見逃さないようにしましょう。着底が確認できない場合は、一度回収して重いヘッドに交換することが釣果への近道です。
一つテンヤタイラバ同様、重めのテンヤを使用して底取りを確実に行います。
スピニングタックルでラインを出しすぎると、アタリが取りにくくフッキングも決まりにくくなるため、こまめに回収して仕掛けを入れ直すことが重要です。
ベイトタックルを使用すると、よりバーチカルに仕掛けを落としやすく、底取りも容易になります。

まとめ

船での真鯛釣りは、基本を押さえれば初心者でも十分に楽しめる魅力的な釣りです。この記事では、代表的な釣り方である「コマセマダイ」「タイラバ」「一つテンヤ」を中心に、タックル準備から誘い方、取り込みのコツまで解説しました。

真鯛は釣り方や状況で反応が大きく変わるため、基本を理解し応用することが釣果への近道だからです。季節や潮の変化も攻略して、ぜひ船宿で美しい大鯛を釣り上げてください。

ちなみに「釣りが上達したい」「釣りの情報を仕入れたい」そんなことを思ったならば、ぜひ釣りビジョンVODを使ってみてください。

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平日は会社員、休日は釣りやキャンプなどを中心にアウトドア楽しんでいます。

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