「アジングロッド おすすめ」で検索しているあなたは、アジングを始めたい、もしくは今使っているロッドからステップアップしたいと考えているのではないでしょうか?
この記事では、初心者から上級者まで、どんなレベルのアングラーにも最適なアジングロッド選びを徹底ガイドします。アジングロッドの役割やメリットといった基本から、長さ・硬さ・重さといった重要な選び方のポイント、そして価格帯別の具体的なおすすめモデルまで網羅的に解説。
さらに、漁港・サーフ・磯・ボートアジングといった様々なシーンに合わせたロッド選びのポイントも紹介することで、あなたの釣行スタイルにぴったりの1本を見つけるお手伝いをします。選び方のポイントを押さえることで、アジングの釣果アップに繋がり、よりアジングを楽しむことができるでしょう。この記事を読み終える頃には、あなたに最適なアジングロッドがきっと見つかり、アジングの世界をより深く楽しめるようになっているはずです。
アジングロッドとは
アジングロッドとは、アジングと呼ばれるライトゲームフィッシング専用の釣竿です。アジングは、1g程度の軽量ジグヘッドリグを用いてアジをターゲットとしたルアーフィッシングで、近年人気が高まっています。アジングロッドは、その繊細な釣りを成立させるための専用設計が施されており、他の釣竿とは異なる特徴を持っています。

アジングロッドの役割
アジングロッドの役割は、軽量リグをキャストし、わずかなアタリを感知し、アジの引きを楽しみながら確実にランディングすることです。具体的には、以下の役割を担っています。
- 軽量リグのキャスト:1g程度のジグヘッドリグを遠くに飛ばすためのしなやかさと操作性
- 高感度:アジの小さなアタリを明確に捉える感度
- 適切なパワー:アジの引きを楽しみながら、バラさずにランディングできるバットパワー
- 操作性:リグを思い通りに操作し、アジを誘うための操作性
これらの役割を高いレベルで実現するために、アジングロッドは専用設計されています。感度の高いカーボン素材や繊細なティップ、軽量設計など、アジングに特化した工夫が凝らされています。
アジングロッドを使うメリット
アジングロッドを使うメリットは、他の釣竿では味わえないアジングの醍醐味を最大限に楽しむことができる点にあります。具体的には、以下のメリットが挙げられます。
メリット | 詳細 |
---|---|
高感度 | アジの小さなアタリも明確に感じ取ることができ、釣りの興奮を高めます。 |
軽量 | 長時間のアジングでも疲れにくく、快適な釣りが楽しめます。 |
操作性 | リグを繊細に操作し、アジを誘うテクニカルな釣りが楽しめます。 |
ゲーム性 | アジの繊細なアタリを捉え、駆け引きを楽しみながら釣り上げるゲーム性が高い釣りです。 |
汎用性 | アジ以外にも、メバルやカマスなどの小型回遊魚も狙うことができます。 |
これらのメリットから、アジングロッドはアジングを楽しむ上で必須のアイテムと言えるでしょう。アジングロッドを選ぶ際には、自分の釣りのスタイルやターゲットに合ったロッドを選ぶことが重要です。
アジングロッドの選び方
アジングロッドを選ぶ際に重要な要素は、長さ、硬さ(アクション)、重さ、素材、ガイド、グリップ、そして価格帯です。これらの要素を理解し、自分の釣りのスタイルやターゲットに合ったロッドを選ぶことが、アジングの成功への近道となります。
長さ
アジングロッドの長さは、主にショートロッドとロングロッドに分けられます。それぞれの特徴とメリット・デメリットを理解して選びましょう。
ショートロッドの特徴とメリット・デメリット
ショートロッドは、一般的に5フィート台から6フィート前半までのロッドを指します。操作性に優れ、細かいアクションをつけやすいのが特徴です。近距離戦や足場の高い場所での釣り、また、軽量ジグヘッドの操作に適しています。
一方、遠投性能はロングロッドに劣り、飛距離が必要な状況には不向きです。また、魚の引きを吸収しにくい面もあります。
メリット | デメリット |
---|---|
操作性が高い | 飛距離が出にくい |
細かいアクションをつけやすい | 魚の引きを吸収しにくい |
軽量ジグヘッドの操作に適している |
ロングロッドの特徴とメリット・デメリット
ロングロッドは、一般的に7フィート以上のロッドを指します。遠投性能に優れ、広範囲を探ることができるのが特徴です。サーフや磯、ボートアジングなど、飛距離が必要な状況で活躍します。また、魚の引きを吸収しやすく、バラシにくいです。
しかし、操作性がショートロッドに劣り、細かいアクションをつけるのが難しい面もあります。また、取り回しがやや不便な場合もあります。
メリット | デメリット |
---|---|
遠投性能に優れる | 操作性が低い |
広範囲を探ることができる | 細かいアクションをつけにくい |
魚の引きを吸収しやすい | 取り回しが不便な場合がある |
硬さ(アクション)
アジングロッドの硬さは、主にソリッドティップとチューブラーティップに分けられます。それぞれの特徴を理解し、自分の釣りのスタイルに合ったものを選びましょう。
ソリッドティップの特徴とメリット・デメリット
ソリッドティップは、穂先部分が中空ではなく、詰まっているのが特徴です。非常に繊細なアタリも感知できるため、軽量ジグヘッドを使った繊細な釣りに最適です。また、アジの吸い込みが良く、バラシにくいというメリットもあります。
反面、風や波の影響を受けやすい、感度が良すぎるため初心者には扱いにくいといったデメリットもあります。感度が良い分、アタリが明確に出やすいので、アジング初心者の方にもおすすめです。
チューブラーティップの特徴とメリット・デメリット
チューブラーティップは、穂先部分が中空になっているのが特徴です。ソリッドティップに比べて感度は劣りますが、操作性に優れ、風や波の影響を受けにくいというメリットがあります。また、遠投性能も高く、広範囲を探ることができます。
反面、繊細なアタリを感じ取るのは難しく、吸い込みもソリッドティップに劣ります。積極的に掛けていく釣りに向いています。
重さ
アジングロッドは、軽いほど操作性が向上し、長時間釣っていても疲れにくくなります。一般的に、70g~100g程度のものが扱いやすいとされています。
ただし、軽すぎるロッドは感度が良すぎるため、初心者には扱いにくい場合もあります。
素材
アジングロッドの素材は、主にカーボン素材が使用されます。カーボン含有率が高いほど、軽量で感度が高くなります。
しかし、価格も高くなる傾向があります。
ガイド
ガイドは、ラインの放出をスムーズにするための重要なパーツです。軽量で、ラインへの摩擦が少ないものが理想的です。
近年では、トルザイトリングやSicリングなどの高性能なガイドが採用されているロッドも増えています。ガイドの数は多すぎると重くなり、感度も低下するため、適切な数が重要です。
グリップ
グリップは、ロッドを握る部分であり、操作性や快適性に大きく影響します。自分の手の大きさに合ったグリップを選ぶことが重要です。
また、素材や形状も様々なものがあり、好みによって選ぶことができます。EVA素材やコルク素材などが一般的です。
価格帯
アジングロッドの価格帯は、数千円から数万円までと幅広いです。初心者の方は、1万円前後のエントリーモデルから始めるのがおすすめです。
慣れてきたら、より高性能なモデルにステップアップしていくと良いでしょう。
おすすめアジングロッド
これからアジングを始めたい初心者の方から、より高いレベルを目指したい上級者の方まで、おすすめのロッドをレベル別にご紹介します。それぞれのロッドの特徴やメリット・デメリットを理解し、自分にぴったりの一本を見つけてください。
初心者向けおすすめアジングロッド
操作性が高く、アジの繊細なアタリも感じ取れる感度を備えた、初心者の方でも扱いやすいロッドをご紹介します。価格も比較的リーズナブルなものが多く、最初の1本に最適です。
ダイワ 月下美人 AJING
ダイワの月下美人シリーズは、アジングロッドの定番として人気です。軽量で感度が高く、初心者の方でも扱いやすいのが特徴。様々なモデルがラインナップされているので、自分の釣りに合った一本を選べます。
特に、「月下美人 AJING 55UL-S」は、漁港や堤防でのアジングに最適な汎用性の高いモデルです。感度と操作性を両立し、アジの繊細なアタリも逃しません。

- 超軽量設計:50g台の軽さを実現し、長時間の釣行でも疲れにくい。
- 高感度ティップ:微細なアタリも逃さない「メガトップ」や「MEGA TOP」技術を採用。
- 握りやすいグリップ:コンパクトで手にフィットし、操作性が向上。
- 優れたガイドセッティング:ラインの放出性が良く、軽量ルアーでも遠投が可能。
シマノ ソアレBB アジング
シマノのソアレBBアジングは、コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル。エントリーモデルでありながら、上位機種に迫る感度と、初心者でも扱いやすい操作性を両立しています。これにより、アジングの醍醐味である、繊細なアタリを捉え、ロッドワークを駆使したゲームを楽しむことができます。
「ソアレBB アジング S64UL-S」は、漁港や堤防でのアジングに最適なレングスとパワーを備えています。

- 高感度設計:「ブリッジライクシート」や「ハイレスポンスソリッド」などの技術を採用し、微細なアタリも確実にキャッチ。
- 操作性の向上:軽量でバランスの取れた設計により、長時間の釣行でも疲れにくく、快適な操作が可能。
- 耐久性の強化:「ハイパワーX」構造により、キャスト時やファイト時のネジレを抑え、ロッドの性能を最大限に引き出します。
中級者向けおすすめアジングロッド
アジングの基礎を理解し、より繊細な操作やテクニックを駆使したい中級者の方におすすめのロッドをご紹介します。感度、操作性、パワーなど、バランスの取れた性能が求められます。
ヤマガブランクス ブルーカレントⅢ 53
ヤマガブランクスのブルーカレントⅢ 53は、近距離でのアジングを極めたいアングラーにとって、高い感度と操作性を誇るアジングロッド。軽量でバランスが良く、長時間の釣行でも疲れにくいのが特徴です。
繊細なティップセクションと強靭なバットセクションを組み合わせることで、アジの小さなアタリも感知しながら、確実にフッキングに持ち込めます。

- 高感度設計:アンダー1gのジグヘッドでも、潮の流れや魚のアタリを明確に感じ取れる高感度ブランクスを採用しています。
- 軽量設計:全長1610mm、重量53gと非常に軽量で、長時間の釣行でも疲れにくい設計です。
- 操作性の向上:短めのレングスと2ピース仕様により、取り回しが良く、狭いポイントでも快適にキャストできます。
- 高品質ガイド:Fuji製SiC-SステンフレームKガイドを搭載し、ラインの放出性と耐久性を両立しています。
オリムピック コルトUX 21GCORUS-572UL-HS
オリムピックのコルトUXは、感度と操作性に優れたアジングロッド。
その最大の特徴は、非常に扱いやすいレングスと、しっかりとアタリを感じられる感度の良さです。軽量設計でバランスが良く、長時間の釣りでも疲れにくいのが魅力です。
21GCORUS-572UL-HSは、漁港や堤防から、ボートアジングまで幅広いシーンで活躍する汎用性の高いモデルです。

- 高感度設計:ハードソリッドティップを搭載し、微細なアタリも明確に捉えることができます。
- 軽量設計:全長1.70m、自重57gと非常に軽量で、長時間の釣行でも疲れにくい設計です。
- 操作性の向上:レギュラーファーストアクションにより、1g以下のジグヘッドも扱いやすく、繊細な操作が可能です。
- 高品質ガイド:ステンレスフレームSICリングガイドを搭載し、ラインの放出性と耐久性を両立しています。
上級者向けおすすめアジングロッド
アジングの熟練者向けに、最高峰の性能を追求したロッドをご紹介します。極限まで高められた感度と操作性で、アジングの新たな境地を切り開きます。
ティクト スラム UTR-55one-TOR
ティクトのスラム UTR-55one-TORは、高い操作性と感度を兼ね備えたアジングロッド。軽量でバランスが良く、長時間の釣行でも疲れにくいのが特徴です。
チタンフレームSiC-Sリングガイド「トルザイトリング」を搭載し、ブランクのポテンシャルを最大限に引き出すことで、ラインを通して伝わる微細な振動や水中の情報を鮮明にアングラーの手元に伝えます。ショートレングスながら、研ぎ澄まされた操作性で、意のままにルアーを操ることが可能です。
近距離戦に特化したモデルで、ジグ単を使ったテクニカルなアジングに最適です。

- 高感度設計:トルザイトリングガイドを搭載し、アンダー1gのジグヘッドでも、潮の流れや魚のアタリを明確に感じ取れる高感度ブランクスを採用しています。
- 軽量設計:全長165cm、自重55gと非常に軽量で、長時間の釣行でも疲れにくい設計です。
- 操作性の向上:1ピース仕様により、取り回しが良く、狭いポイントでも快適にキャストできます。
- 高品質ガイド:トルザイトリングガイドを搭載し、ラインの放出性と耐久性を両立しています。
34(サーティ―フォー) アドバンスメント PSR-60 THE NEXT STAGE
高感度なブランクが特徴で、アジの微細なアタリも感知できます。軽量で操作性にも優れており、テクニカルなアジングを楽しみたい方に最適。
徹底的に追求された超高感度。これにより、水中のわずかな変化やアジの繊細なアタリを明確に捉えることができます。また、ショートレングスでありながら、絶妙なバランス設計により、ルアーを意のままに操作する高い操作性を実現しています。
その中でもPSR-60は、汎用性の高いモデルとして人気です。

- 並継ぎ構造の採用:34初の並継ぎ(2ピース)を採用し、持ち運びやすさと高い操作性を両立しています。
- 極細ティップとしなやかなバット:極細のティップが水中の微細な変化を捉え、しなやかなバットがその情報を手元に伝えます。
- 軽量ジグヘッドの遠投性能:軽い力で軽量ジグヘッドを遠投できる設計になっています。
メーカー | 商品名 | レベル | 特徴 |
---|---|---|---|
ダイワ | 月下美人 AJING 55UL-S | 初心者 | 汎用性が高く、扱いやすい |
シマノ | ソアレBB アジング S64UL-S | 初心者 | コストパフォーマンスに優れる |
ヤマガブランクス | ブルーカレントⅢ 53 | 中級者 | 高感度・高操作性 |
オリムピック | コルトUX 21GCORUS-572UL-HS | 中級者 | 汎用性が高い |
アドバンスメント | PSR-60 THE NEXT STAGE | 上級者 | 高感度でテクニカルな釣りに最適 |
ティクト | スラム UTR-55one-TOR | 上級者 | 近距離戦に特化 |
上記以外にも、様々なメーカーからアジングロッドが販売されています。自分の釣りスタイルや予算に合わせて、最適な一本を選びましょう。ロッド選びに迷った場合は、釣具店の店員に相談してみるのもおすすめです。
シーン別アジングロッドの選び方
アジングロッドは釣り場によって最適なものが異なります。ここでは、代表的なシーン別に最適なアジングロッドの選び方を解説します。
漁港・堤防
漁港や堤防は足場が良く、最も一般的なアジングポイントです。比較的手軽にアジングを楽しむことができます。
漁港・堤防におすすめのアジングロッド
5~7フィート程度のショート~ミドルレングスのロッドがおすすめです。取り回しが良く、キャストしやすい長さが特徴です。漁港や堤防では近距離でのキャストがメインとなるため、ショートロッドでも十分に対応できます。
また、ジグヘッド単体や小型プラグ、キャロライナリグなど様々なリグに対応できる汎用性の高いロッドを選ぶと良いでしょう。感度が高く、操作性に優れたソリッドティップロッドがおすすめです。
項目 | おすすめ |
---|---|
長さ | 5~7フィート |
硬さ | UL~L |
ティップ | ソリッドティップ |
サーフ
サーフは広大な砂浜で、遠投が必要となるポイントです。飛距離を稼ぐためのロングロッドが必須となります。
サーフにおすすめのアジングロッド
8~9フィート程度のロングロッドがおすすめです。遠投性能に優れ、広範囲を探ることができます。また、波や風の影響を受けにくい、ある程度の張りとパワーを持ったロッドを選ぶことが重要です。チューブラーティップロッドは感度はやや劣りますが、遠投性能と操作性に優れています。
サーフでは、フロートリグやメタルジグ、キャロライナリグなど、遠投向きのリグを使用することが多いため、それらに対応できるロッドを選びましょう。感度よりも飛距離とパワーを重視したロッドがおすすめです。
項目 | おすすめ |
---|---|
長さ | 8~9フィート |
硬さ | L~ML |
ティップ | チューブラーティップ |
磯
磯は足場が悪く、複雑な地形が多いポイントです。操作性とパワーが求められます。
磯におすすめのアジングロッド
磯でのアジングは、足場が悪く、風や波の影響を受けやすいため、7~8フィート程度のミドル~ロングレングスのロッドがおすすめです。ある程度の長さがあると、足元の障害物を避けやすくなります。また、不意の大物にも対応できるパワーも必要です。
操作性とパワーを両立した、やや張りのあるロッドを選びましょう。ティップはソリッドティップでもチューブラーティップでも構いませんが、感度と操作性を重視するならソリッドティップ、遠投性とパワーを重視するならチューブラーティップがおすすめです。使用するリグはジグヘッド単体、キャロライナリグ、フロートリグなど様々です。
項目 | おすすめ |
---|---|
長さ | 7~8フィート |
硬さ | L~ML |
ティップ | ソリッドティップまたはチューブラーティップ |
ボートアジング
ボートアジングは、船上からアジを狙う釣法です。比較的、水深のあるポイントを狙うことが多いため、専用ロッドがおすすめです。
ボートアジングにおすすめのアジングロッド
ボートアジングでは、バーチカルな釣りとなるため、6フィート前後のショートロッドがおすすめです。感度が高く、繊細なアタリを捉えられるソリッドティップロッドが最適です。
また、水深や潮流に合わせて、適切な重さのジグヘッドを使用するため、様々なジグヘッドに対応できるロッドを選びましょう。ボートアジング専用のロッドであれば、より快適に釣りが楽しめます。近距離での繊細な操作性と感度が求められるため、軽量で感度の高いロッドがおすすめです。
また、アタリを明確に捉えるために、ティップセクションはソリッドティップが最適です。
項目 | おすすめ |
---|---|
長さ | 6フィート前後 |
硬さ | UL~L |
ティップ | ソリッドティップ |
アジングロッドのメンテナンス方法
アジングロッドは繊細な釣り道具であるため、適切なメンテナンスを行うことで、その性能を長く維持し、快適な釣行を楽しむことができます。ここでは、アジングロッドのメンテナンス方法をステップごとに詳しく解説します。
使用後のメンテナンス
釣行後は必ず以下のメンテナンスを行いましょう。海水が付着したまま放置すると、ガイドの腐食やブランクスの劣化につながります。
水洗い
真水でロッド全体を丁寧に洗い流します。特にガイドやリールシート周辺は念入りに洗い、塩分や汚れを完全に落とすことが重要です。シャワーやホースを使うと便利です。
汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた液で洗い、その後真水でしっかりとすすぎましょう。
乾燥
水洗い後は、柔らかい布で水分を丁寧に拭き取ります。その後、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。直射日光に当てると、ブランクスの劣化を早める可能性があります。
また、ロッドを立てかけて乾燥させる場合は、ティップ側を上にすることで、水分が内部に侵入するのを防ぎます。
定期的なメンテナンス
使用後だけでなく、定期的なメンテナンスも重要です。下記の項目を月に1回程度、もしくは釣行回数が多い場合はより頻繁に行うことをおすすめします。
ガイドの点検
ガイドの破損やぐらつきがないか確認します。特にトップガイドは繊細なため、注意深く点検しましょう。破損している場合は、釣具店に修理を依頼するか、交換部品を購入して自分で交換することも可能です。
ガイドがぐらついている場合は、エポキシ接着剤で固定することができます。
ブランクスの点検
ブランクスの表面に傷やひび割れがないか確認します。小さな傷でも、そこから破損に繋がる可能性があるため、見逃さないようにしましょう。傷が深い場合は、釣具店に相談することをおすすめします。
グリップの清掃
グリップ部分は汗や汚れが付着しやすいため、定期的に清掃しましょう。中性洗剤を薄めた液で洗い、水でしっかりとすすいだ後、乾燥させます。
リールシートの点検
リールシートの緩みや腐食がないか確認します。緩んでいる場合は、締め直しましょう。腐食がひどい場合は、交換が必要になることもあります。
保管方法
アジングロッドを長期間保管する場合は、以下の点に注意しましょう。
- 直射日光や高温多湿を避けた場所で保管する。
- ロッドケースやロッドスタンドを使用し、衝撃や曲がりから保護する。
- リールを装着したまま保管しない。リールシートへの負担を軽減するため、リールは取り外して保管しましょう。
その他
項目 | 内容 |
---|---|
ラインのメンテナンス | PEラインを使用している場合は、定期的にラインコーティング剤を塗布することで、ラインの劣化を防ぎ、滑りを良くすることができます。 |
釣行時の注意点 | ロッドを地面に直接置いたり、他の物にぶつけたりしないように注意しましょう。また、車内に放置すると高温になるため、避けましょう。 |
適切なメンテナンスを行うことで、アジングロッドの寿命を延ばし、快適な釣行を楽しむことができます。上記の方法を参考に、愛竿を大切に扱いましょう。
よくある質問(FAQ)
アジングロッドについてよくある質問をまとめました。
- アジングロッドの選び方がわからない
-
アジングロッドを選ぶ際に重要なのは、釣り場、ターゲットのアジのサイズ、自分の釣りスタイルです。漁港や堤防で小型のアジを狙う場合は、5~7フィートのショートロッドがおすすめです。
一方、サーフや磯で大型のアジを狙う場合は、7~9フィートのロングロッドが有利です。また、自分の釣りスタイルに合わせて、ソリッドティップかチューブラーティップかを選びましょう。
- ソリッドティップとチューブラーティップの違いは?
-
ソリッドティップは、穂先が柔らかく、小さなアタリも感知しやすいのが特徴です。軽量ジグヘッドを使った繊細な釣りに向いています。
一方、チューブラーティップは、穂先が硬く、感度はやや劣りますが、操作性が高く、遠投にも有利です。風のある日や、少し重めのジグヘッドを使う場合に適しています。以下の表に違いをまとめました。
スクロールできます項目 ソリッドティップ チューブラーティップ 感度 高感度 やや低感度 操作性 やや劣る 高い 適合ジグヘッド 軽量ジグヘッド 重めのジグヘッド 向いている状況 微風時、近距離 風のある日、遠投 - アジングロッドの適切な長さは?
-
アジングロッドの長さは、釣り場によって最適な長さが異なります。漁港や堤防のような足場の良い場所では、5~7フィートのショートロッドが扱いやすいです。
一方、サーフや磯のような足場の悪い場所や、遠投が必要な状況では、7~9フィートのロングロッドが有利です。自分の行く釣り場に合わせた長さのロッドを選びましょう。
- アジングロッドの価格帯は?
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アジングロッドの価格は、数千円から数万円までと幅広いです。初心者の方は、1万円前後のエントリーモデルから始めるのがおすすめです。ある程度アジングに慣れてきたら、2~3万円の中級者向けモデルにステップアップしていくと良いでしょう。
上級者向けモデルは、3万円以上するものも多く、より高感度で軽量なものが多くなります。以下の表に価格帯ごとの特徴をまとめました。
スクロールできます価格帯 特徴 おすすめの人 ~1万円 基本性能を備えたエントリーモデル 初心者 1~3万円 操作性、感度が向上した中級者向けモデル ある程度アジングに慣れた人 3万円~ 高感度、軽量な上級者向けモデル より高いパフォーマンスを求める人 - アジングロッドのおすすめメーカーは?
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アジングロッドで人気のあるメーカーには、ダイワ、シマノ、がまかつ、メジャークラフト、オリムピックなどがあります。
各メーカーによって特徴が異なるので、ダイワ、シマノ、がまかつ、メジャークラフト、オリムピックなどのウェブサイトで、それぞれの製品情報を確認することをおすすめします。
- アジングロッドのメンテナンス方法は?
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アジングロッドは、使用後に水洗いし、乾燥させることが重要です。特にガイドは、塩分が付着したまま放置すると錆びてしまうため、丁寧に洗い流しましょう。
また、定期的にガイドに注油することで、滑りが良くなり、ラインへの負担を軽減できます。ロッドを長持ちさせるためにも、適切なメンテナンスを心がけましょう。
まとめ
この記事では、アジングロッドの選び方からおすすめモデル、シーン別の使い分け、メンテナンス方法までを網羅的に解説しました。
アジングロッドは長さ、硬さ、重さ、素材、ガイド、グリップなど、様々な要素から最適な一本を選ぶ必要があります。初心者の方は、まずダイワ 月下美人 AJING やシマノ ソアレBB アジングのような操作性の良いモデルから始めてみるのがおすすめです。
ある程度慣れてきたら、アドバンスメント PSR-60 THE NEXT STAGE やティクト スラム UTR-55one-TOR など、より専門的なモデルに挑戦することで、アジングの幅が広がります。また、ヤマガブランクス ブルーカレントⅢ 53 やオリムピック コルトUX 21GCORUS-572UL-HS など、状況に合わせたロッド選びで更なる釣果アップを目指しましょう。
釣行後は適切なメンテナンスを行うことで、ロッドの寿命を延ばすことができます。この記事を参考に、自分にぴったりのアジングロッドを見つけて、アジングを存分にお楽しみください。
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