ソロキャンパー必見!シングルバーナーの選び方と人気おすすめモデルを徹底比較

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ソロキャンプで温かい料理やコーヒーを楽しむのに欠かせないシングルバーナー。しかし、SOTOやコールマンといった人気メーカーからCB缶・OD缶用、一体型・分離型など種類が豊富で、「結局どれを選べばいいの?」と悩んでいませんか?この記事では、そんなあなたのために、ソロキャンパー向けシングルバーナー選びで失敗しない5つのポイントを徹底解説します。

最高のモデルとはあなたの利用シーンや重視するポイント(火力・携帯性・安定性など)に最もマッチした一台です。

燃料や形状ごとの特徴といった基本から、SOTOの定番「レギュレーターストーブ ST-310」をはじめとする2024年最新のおすすめ人気モデル10選、さらには安全な使い方や便利なアクセサリーまで、シングルバーナーに関する全ての知識が手に入り、あなたにぴったりの一台が必ず見つかります。

せんちゃん

余談ですが、キャンプに行きたいけど道具がない。使ってみたい道具があるといったお悩みには、hinataレンタルがおすすめ

目次

ソロキャンプにシングルバーナーが欠かせない理由

静かな自然の中で、誰にも邪魔されず自分だけの時間を満喫するソロキャンプ。その醍醐味の一つが、澄んだ空気の中で味わう温かい食事やコーヒーです。そんな至福のひとときを、より手軽に、より豊かにしてくれるのがシングルバーナーです。

焚き火もキャンプの魅力ですが、特にソロキャンプにおいては、シングルバーナーが「欠かせない」と言えるほどのメリットがあります。なぜ多くのソロキャンパーがシングルバーナーを愛用するのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

圧倒的な携帯性で、身軽なソロキャンプを実現

ソロキャンプの基本は、荷物をいかに軽量・コンパクトにまとめるかという点にあります。バックパック一つで移動する徒歩キャンパーや、積載量が限られるバイクツーリングでは、この携帯性が特に重要になります。シングルバーナーの多くは、手のひらに収まるほどのサイズで、重量も数百グラム程度のモデルが主流です。

クッカー(調理器具)の中に収納できる製品も多く、パッキングの際にスペースを取りません。この圧倒的な携帯性が、フットワークの軽い自由なソロキャンプのスタイルを強力にサポートしてくれるのです。

焚き火とは違う「手軽さ」と「確実性」

キャンプの熱源といえば焚き火を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、ソロキャンプで毎回焚き火をするのは意外と手間がかかります。薪の調達や火起こし、火力の維持、そして後片付け。天候によっては火起こし自体が困難な場合もあります。

一方、シングルバーナーは燃料をセットして数秒で点火でき、安定した火力をすぐに得られます。早朝に温かいコーヒーを一杯飲みたい時や、簡単な調理で済ませたい時に、この手軽さは何物にも代えがたい魅力です。焚き火とシングルバーナーの特性を比較してみましょう。

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比較項目シングルバーナー焚き火
手軽さ非常に手軽。すぐに点火・消火できる。薪の準備、火起こし、後始末に手間と時間がかかる。
火力調整ダイヤル式で簡単かつ微調整が可能。薪の組み方や量で調整するため、技術と経験が必要。
天候への強さ風に弱いモデルもあるが、風防を使えば雨天でも使用可能。雨や強風の際は火起こしが困難、または危険。
使用場所多くのキャンプ場で使用可能。卓上でも使える。直火禁止の場所が多く、焚き火台が必須。

このように、焚き火には焚き火の良さがありますが、「調理器具」としての確実性とスピード感においてはシングルバーナーに軍配が上がります。

調理の幅が広がり、ソロキャンプ飯がもっと楽しくなる

シングルバーナーがあれば、ソロキャンプでの食事が格段に豊かになります。お湯を沸かしてカップラーメンやコーヒーを楽しむだけでなく、安定した火力と火力調整機能によって、本格的な調理も可能です。

例えば、メスティンを使った炊飯、フライパンでの炒め物、クッカーでの煮込み料理など、作れる料理のレパートリーは無限大。その日の気分や食材に合わせてメニューを考えるのも、ソロキャンプの楽しみの一つになるでしょう。シングルバーナーは、あなたの「野外キッチン」の心臓部となる重要なアイテムなのです。

まずは基本から!シングルバーナーの種類と特徴

ソロキャンプの相棒となるシングルバーナーを選ぶ前に、まずは基本となる「形状」と「燃料」の種類について理解を深めましょう。それぞれの特徴を知ることで、あなたのキャンプスタイルに最適な一台がきっと見つかります。一見すると似たように見えるシングルバーナーですが、実は構造や使う燃料によって得意なこと、不得意なことが大きく異なります。

形状で選ぶ|一体型・分離型・マイクロストーブ

シングルバーナーは、バーナーヘッド(火が出る部分)と燃料タンク(ガス缶など)の接続方法によって、大きく3つの形状に分けられます。それぞれのメリット・デメリットを把握することが、失敗しないバーナー選びの第一歩です。

一体型

燃料となるガス缶の口金に、バーナーヘッドを直接ねじ込んで取り付ける最もスタンダードなタイプです。構造がシンプルで部品が少ないため、軽量・コンパクトなモデルが多いのが最大の特徴です。バックパックの隙間にサッと収納できる携帯性の高さから、荷物を少しでも減らしたいソロキャンパーや登山者に人気があります。代表的なモデルには、SOTOの「アミカス」やプリムスの「P-153 ウルトラバーナー」などがあります。

分離型

バーナーヘッドとガス缶をホースで繋いで使用するタイプです。燃料タンクがバーナー本体から離れているため、重心が低く、大型のクッカーや鍋を乗せても抜群の安定感を誇ります。また、調理中にガス缶が熱せられるリスクが低く、安全性が高いのも魅力です。一体型に比べると少し重量があり、収納サイズも大きくなる傾向がありますが、安定した場所でじっくり料理を楽しみたいソロキャンパーには最適な選択肢と言えるでしょう。SOTOの「レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330」がこのタイプの代表格です。

マイクロストーブ

一体型の中でも、特に小型・軽量化を追求したモデルを指します。手のひらに収まるほどのコンパクトさが魅力で、その重量は100gを切る製品も少なくありません。湯沸かしなど、短時間での使用をメインに想定しており、装備の軽量化が最優先される登山やウルトラライトなキャンプスタイルに適しています。コールマンの「アウトランダーマイクロストーブ PZ」などが人気です。

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形状メリットデメリットこんな人におすすめ
一体型軽量・コンパクトで携帯性に優れる重心が高く、大型の調理器具には不向き荷物を軽くしたい登山者・ツーリングキャンパー
分離型重心が低く安定性が高い、安全性が高い一体型に比べ重く、収納サイズも大きい安定した場所でしっかり料理を楽しみたいキャンパー
マイクロストーブ圧倒的な軽さとコンパクトさ火力が比較的弱い、風に弱いモデルが多い装備の軽量化を徹底したいウルトラライト志向のキャンパー

燃料で選ぶ|CB缶・OD缶・ガソリン

シングルバーナーの性能を左右するもう一つの重要な要素が「燃料」です。主に「CB缶」「OD缶」と呼ばれるガス燃料と、「ガソリン」燃料の3種類があります。それぞれ価格や性能、入手しやすさが異なるため、利用シーンに合わせて選びましょう。

CB缶(カセットボンベ)

家庭用のカセットコンロで使われる、おなじみのカセットボンベです。最大のメリットは、スーパーやコンビニなどでも手軽に入手でき、価格が非常に安いことです。急なキャンプでも燃料の心配が少ないのは大きな利点です。ただし、低温環境では内部のガスが気化しにくくなり、火力が低下する「ドロップダウン」という現象が起きやすい弱点があります。SOTOの「レギュレーターストーブ ST-310」のように、この弱点を克服するマイクロレギュレーターを搭載したモデルも人気です。

OD缶(アウトドア缶)

アウトドアでの使用を前提に作られたガス缶で、丸みを帯びた形状が特徴です。CB缶に比べて寒冷地でも安定した火力を維持しやすいガスが配合されており、冬場のキャンプや標高の高い場所での使用に適しています。CB缶よりも火力が安定しているため、本格的な調理を楽しみたい方におすすめです。ただし、価格はCB缶より高価で、アウトドア用品店など専門店でないと入手しにくいのがデメリットです。

ガソリン

ホワイトガソリンを燃料とするタイプです。ガス燃料に比べて圧倒的に火力が強く、氷点下などの極寒地でも安定した性能を発揮するのが最大の強みです。また、ランニングコストが安いというメリットもあります。一方で、使用前に「ポンピング」と呼ばれる加圧作業が必要であったり、定期的なメンテナンスが欠かせなかったりと、取り扱いには知識と手間が必要です。その無骨なスタイルから、ベテランキャンパーに根強い人気があります。コールマンの「スポーツスター(R)Ⅱ」が長年の定番モデルとして知られています。

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燃料メリットデメリット代表的な製品
CB缶安価で入手しやすい寒さに弱く、火力が低下しやすいSOTO ST-310, イワタニ ジュニアコンパクトバーナー
OD缶寒さに強く、安定した高火力を維持できる高価で、入手場所が限られるスノーピーク HOME&CAMP バーナー, プリムス P-153
ガソリン極寒地でも使える高火力、ランニングコストが安いポンピングの手間やメンテナンスが必要、本体価格が高いコールマン スポーツスター(R)Ⅱ

ソロキャンパー向けシングルバーナーの失敗しない選び方【5つのポイント】

ソロキャンプの魅力を最大限に引き出すシングルバーナー。しかし、多種多様なモデルの中から自分に最適な一台を見つけ出すのは至難の業です。ここでは、購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、ソロキャンパーが押さえるべき5つの重要な選び方のポイントを徹底的に解説します。これらのポイントをしっかり理解し、あなたのキャンプスタイルにぴったりの相棒を見つけましょう。

利用シーンで選ぶ(キャンプ・登山・ツーリング)

シングルバーナーを選ぶ上で最も重要なのが、「どこで、どのように使いたいか」という利用シーンを具体的にイメージすることです。主な利用シーンごとに重視すべきポイントは大きく異なります。

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利用シーン重視するポイントおすすめのバーナータイプ
キャンプ調理のしやすさ、安定性、拡張性分離型、一体型(五徳が広いモデル)
登山軽量性、コンパクトさ(携帯性)マイクロストーブ、一体型(軽量モデル)
ツーリングコンパクトさ、燃料の入手しやすさ一体型(CB缶対応モデル)

例えば、オートキャンプがメインであれば、多少重量があっても五徳が広く安定感のある分離型が料理を楽しめます。一方で、バックパック一つで山頂を目指す登山では、1gでも軽いマイクロストーブや軽量な一体型が必須です。バイクツーリングでは、積載スペースが限られるためコンパクトさが求められ、旅先でも手に入りやすいCB缶対応モデルが重宝します。

火力(kcal/h)で選ぶ

火力の強さは、調理の快適さに直結します。シングルバーナーの火力は「kcal/h(キロカロリー毎時)」や「kW(キロワット)」という単位で示されます。作りたい料理に合わせて適切な火力を選びましょう。

  • 2,500kcal/h程度:お湯を沸かしたり、フリーズドライ食品を戻したり、簡単な調理をするのに十分な火力です。多くのソロキャンパーにとっては、このクラスで満足できるでしょう。
  • 3,000kcal/h以上:炒め物や炊飯など、しっかりとした料理を楽しみたい場合におすすめです。高火力なモデルは、短時間で調理を終えられるメリットがあります。

ただし、火力が高いモデルは燃料の消費も早い傾向にあります。自分が作る料理のスタイルと、持っていける燃料の量のバランスを考えて選ぶことが大切です。

携帯性(重量・サイズ)で選ぶ

ソロキャンプでは、すべての荷物を一人で運ぶ必要があります。そのため、バーナー本体の重量と収納時のサイズ、つまり携帯性は非常に重要な選択基準です。特に、徒歩での移動が伴う登山やバックパックキャンプでは、バーナー本体の重量が300g以下の軽量モデルが人気です。収納サイズも、クッカー(鍋)の中にスタッキング(収納)できるコンパクトなモデルを選ぶと、パッキングが格段に楽になります。ただし、軽量性を追求するあまり、五徳が小さく不安定になったり、耐久性が低くなったりすることもあるため、利用シーンで求める安定性とのバランスを見極めることが肝心です。

安全性と利便性(イグナイター・風防・五徳の安定性)

アウトドアという不便な環境で使うからこそ、安全性とちょっとした利便性が快適さを大きく左右します。

イグナイター(点火装置)

ボタン一つで点火できる圧電点火装置(イグナイター)付きのモデルは非常に便利です。ライターやマッチを忘れたり、濡れてしまったりした場合でも確実な着火が可能です。ただし、イグナイターは高所や低温下で着火しにくくなることや、故障のリスクもゼロではありません。万が一に備え、ライターやメタルマッチなどを予備で持っておくと安心です。

風防性能

屋外での調理は常に風との戦いです。炎が風に煽られると火力が著しく低下し、調理に時間がかかったり、燃料を無駄に消費したりします。バーナーヘッドの形状がすり鉢状になっているなど、風に強い構造を持つモデルを選ぶか、別売りの風防(ウインドスクリーン)を併用することを前提に選びましょう。

五徳の安定性

ソロ用の小さなクッカーを載せるだけなら問題ありませんが、時にはフライパンや少し大きめの鍋を使いたい場面もあるでしょう。五徳の脚がしっかり開いて安定感があるか、クッカーを置いたときに滑りにくいか、といった点も確認すべき重要なポイントです。特に一体型バーナーは重心が高くなりがちなので、安定性を重視するなら低重心の分離型が有利です。

予算・価格帯で選ぶ

シングルバーナーの価格は、数千円のエントリーモデルから2万円を超える高性能モデルまで様々です。予算に合わせて最適な一台を選びましょう。

  • 5,000円以下:基本的な機能を備えたエントリーモデルが多く、初めての一台におすすめです。
  • 5,000円~15,000円:軽量性や火力、安定性などに優れた人気モデルが集中する価格帯です。多くのキャンパーがこの価格帯から選んでいます。
  • 15,000円以上:チタンなどの軽量素材を使用していたり、特殊な機能を備えていたりするハイエンドモデルです。

安価な海外製品も多くありますが、安全性に関わる道具なので、最初は国内で正規販売されている信頼のおけるアウトドアブランド(SOTO、イワタニ・プリムス、スノーピーク、コールマンなど)から選ぶことを強くおすすめします。

ソロキャンパーにおすすめのシングルバーナー10選

ここからは、数あるシングルバーナーの中から、特にソロキャンパーにおすすめしたいモデルを10個厳選してご紹介します。定番の人気モデルから、特定のシーンで強みを発揮する個性派モデルまで幅広くピックアップしました。それぞれの特徴を比較し、あなたのキャンプスタイルに最適な一台を見つけてください。

おすすめシングルバーナー比較一覧表

まずは、今回ご紹介するソロキャンパーにおすすめのシングルバーナー10選を一覧表で比較してみましょう。各モデルのスペックや特徴を把握して、自分に合った一台を見つける参考にしてください。

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メーカー製品名燃料最高出力重量特徴
Colemanスポーツスター®Ⅱ
ホワイトガソリン約2,125kcal/h約960g寒冷地に強く、クラシックなデザインが人気。
Colemanアウトランダーマイクロストーブ PZ
OD缶約2,500kcal/h約200g軽量・コンパクトで登山やツーリングに最適。
SOTOレギュレーターストーブ ST-310
CB缶2,500kcal/h330g低温でも安定した火力を維持。CB缶モデルの定番。
SOTOレギュレーターストーブ Range ST-340
CB缶2,800kcal/h360gST-310より広範囲を加熱でき、調理の幅が広がる。
SOTOレギュレーターストーブ FUSION ST-330
CB缶2,200kcal/h250g分離型で安定性が高く、大きめの調理器具も安心。
スノーピークHOME&CAMP バーナー
CB缶2,100kcal/h1.4kgデザイン性が高く、家でも外でも使える卓上コンロ。
Iwataniジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
CB缶2,300kcal/h約274g圧倒的なコストパフォーマンスと入手しやすさで初心者にもおすすめ。
PRIMUSP-153 ウルトラバーナー
OD缶3,600kcal/h110g軽量コンパクトながら驚異の高火力を実現。登山者に絶大な人気。
CAPTAIN STAGオーリック 小型ガスバーナーコンロ M-7900
OD缶2,700kcal/h約300gリーズナブルな価格で入門用に最適。安定感のある五徳も魅力。
trangiaストームクッカーS・ULハードアノダイズド
アルコール約1,000kcal/h740g風防とクッカーが一体化。静かな炎で調理を楽しめる。

【定番・高火力】Coleman スポーツスター(R)Ⅱ

コールマンの「スポーツスター(R)Ⅱ」は、ホワイトガソリンを燃料とする定番のシングルバーナーです。最大の魅力は、外気温の低い寒冷地でも安定した高火力を維持できること。冬キャンプでもパワフルな火力が欲しいという方には最適なモデルです。

ポンピングという着火前の作業が必要ですが、その手間も楽しめるような無骨でクラシックなデザインは、多くのキャンパーを魅了し続けています。燃焼時間は約1.5時間から3時間と長く、じっくり煮込む料理にも対応可能です。また遠赤ヒーターアタッチメントを使えばヒーターにも早変わりします。

メーカー公式YouTube

【軽量・コンパクト】Coleman アウトランダーマイクロストーブ PZ

同じくコールマンから、こちらはOD缶を使用する「アウトランダーマイクロストーブ PZ」。

重量約200gという驚異的な軽さと、手のひらに収まるコンパクトさが最大の特徴で、荷物を少しでも軽くしたい登山やツーリングキャンプに最適です。圧電点火装置付きでライター要らずで着火できる手軽さも魅力。ゴトクは折りたたみ式で安定性もあり、ソロ用のクッカーであれば問題なく使用できます。

【CB缶の決定版】SOTO レギュレーターストーブ ST-310

CB缶(カセットボンベ)を使用するシングルバーナーの中で、絶大な人気を誇るのがSOTOの「レギュレーターストーブ ST-310」です。独自開発のマイクロレギュレーターにより、CB缶の弱点である低温下での火力低下を抑制し、氷点下に近い環境でも安定した火力を供給します。

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直径の大きなゴトクは安定性も高く、ソロキャンプ用のクッカーから小型のフライパンまで安心して載せることができます。手に入りやすいCB缶を使える経済性も人気の理由です。


引用:公式サイト

【高火力モデル】SOTO レギュレーターストーブ Range(レンジ)ST-340

定番のST-310をベースに、より広い範囲を均一に加熱できるよう設計されたのが「Range(レンジ) ST-340」です。 ST-310が直径45mmの火口径なのに対し、ST-340は直径66mmと大型化。 これにより、メスティンなどを使った炊飯時に熱が一点に集中しにくく、焦げ付きを抑えながら美味しく炊き上げることが可能です。最大火力も2,800kcal/hにパワーアップしており、調理の幅をさらに広げたいソロキャンパーにおすすめです。

このST-310と後述するST-340は最近販売された「ミニマルワークトップ」と組み合わせることで、ソロキャンパー必見の小さなキッチンを作る事ができます。

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【安定性抜群】SOTO レギュレーターストーブ FUSION(フュージョン)ST-330

燃料となるCB缶をホースで繋いで使用する分離型のシングルバーナーです。バーナー本体が低重心になるため、大きめの鍋やフライパンを載せても抜群の安定感を誇ります。

また、CB缶が火元から離れているため、調理中の輻射熱による缶の加熱リスクが低いのも大きなメリットです。4本のゴトクとすり鉢状のバーナーヘッドにより耐風性も高く、様々な調理シーンで安心して使用できます。

【デザイン性◎】スノーピーク HOME&CAMP バーナー

まるでインテリアのような洗練されたデザインで人気なのが、スノーピークの「HOME&CAMP バーナー」です。五徳が本体に収納されるユニークな構造で、収納時はすっきりとした筒形になります。卓上での使用を想定しているため安定感は抜群。

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キャンプサイトの雰囲気を格上げしてくれるデザイン性の高さで、おしゃれなキャンプを楽しみたい方におすすめです。アウトドアだけでなく、自宅での鍋料理などにも活躍します。

メーカーはスノーピークではないですが、バーナー用に作られた専用ケースなども販売されています。

唯一のデメリットは収納状態にしても、他のシングルバーナーよりはどうしても嵩張ってしまう事。

メーカー公式YouTube

【コスパ最強の定番】Iwatani ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB

「最初の一個」として多くのキャンパーに選ばれているのが、イワタニの「ジュニアコンパクトバーナー」です。 手頃な価格でありながら、必要十分な火力を備え、高い堅牢性を誇ります。

引用:公式サイト

燃料はどこでも手に入るCB缶なので、ツーリング先や旅先での燃料切れにもすぐ対応できます。 シンプルな構造で扱いやすく、専用のハードケースも付属するため、これからソロキャンプを始める方に最適な一台です。

【登山者に人気】PRIMUS ウルトラバーナー P-153

軽量コンパクトさとハイパワーを両立させ、登山愛好家から絶大な支持を得ているのがプリムスの「P-153 ウルトラバーナー」です。 重量わずか110gながら、最高出力3,600kcal/hという圧倒的な火力を誇ります。

引用:公式サイト

X字型のゴトクは風防の役割も果たし、燃焼効率を高めています。 コンパクトに折りたためるゴトクや垂直に取り付けられた点火装置など、細部にわたって使いやすさが追求されたモデルです。

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【入門用に最適】CAPTAIN STAG オーリック 小型ガスバーナーコンロ M-7900

「鹿番長」の愛称で親しまれるキャプテンスタッグのOD缶用バーナーです。有名メーカー製でありながら非常にリーズナブルな価格が魅力で、初めてOD缶バーナーを使う方の入門用として最適です。

引用:公式サイト

圧電点火装置付きで操作も簡単。 開閉式の4本ゴトクは安定感があり、安心して調理に集中できます。 とにかくコストを抑えてシングルバーナーを手に入れたいという方におすすめです。

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【静かな炎を楽しむ】trangia ストームクッカーS・ULハードアノダイズド

アルコールバーナー、2つのソースパン、フライパン、そして風防兼ゴトクがすべて一つにスタッキングできるクッカーセットです。 最大の特徴は、アルコールバーナーならではの静かで穏やかな炎。

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強力な風防に守られているため、悪天候下でも安定して燃焼します。 ガスバーナーのような強い火力はありませんが、ゆっくりと調理する時間を楽しみたい、静かなキャンプを好むソロキャンパーに根強い人気を誇ります。

公式YouTube

シングルバーナーを安全に使うための基本操作と注意点

シングルバーナーはソロキャンプの頼れる相棒ですが、火器である以上、一歩間違えれば火傷や火災などの重大な事故につながる危険性もはらんでいます。 ここでは、誰でも安全にシングルバーナーを扱えるよう、基本的な操作手順と、特に注意すべき5つのポイントを詳しく解説します。

基本的な使い方ステップ

初めてシングルバーナーを使う方でも、以下のステップを守れば安全に操作できます。製品によって細かい手順は異なる場合があるため、必ずお持ちの製品の取扱説明書を最初に熟読してください。

STEP
準備

まず、平坦で安定した場所にバーナーを設置し、周囲にテントの生地や枯れ葉、衣類など燃えやすいものがないかを確認します。

STEP
燃料の接続

五徳や器具栓つまみが完全に閉まっていることを確認してから、燃料となるガス缶(CB缶またはOD缶)を説明書の指示通りに正しく、そして確実に取り付けます。

STEP
点火

器具栓つまみを少しずつ「開」の方向に回し、「シュー」というガスが噴出する音が聞こえたら、点火装置(イグナイター)を押して点火します。 点火装置がないモデルの場合は、チャッカマンなどで火をつけますが、顔や手をバーナーの真上に近づけないように注意してください。

STEP
火力調整と調理

点火したら、器具栓つまみで適切な火力に調整します。調理器具(クッカーなど)は五徳の中央に安定させて置きましょう。

STEP
消火と片付け

調理が終わったら、器具栓つまみを「閉」の方向にしっかりと回して消火します。バーナー本体や五徳が完全に冷えたことを確認してから、ガス缶を取り外し、ケースに収納してください。

特に注意したい5つのポイント

シングルバーナーによる事故の多くは、これから挙げる5つのポイントへの理解不足が原因で発生しています。 自分は大丈夫と思わず、必ず確認してください。

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注意点危険性と対策
1. 一酸化炭素(CO)中毒テント内や車内など、密閉された空間での使用は絶対に行わないでください。 一酸化炭素は無色無臭で、気づかないうちに中毒になり、最悪の場合は死に至る非常に危険な事故につながります。 必ず屋外の換気が良い場所で使用しましょう。
2. 燃料缶の過熱(輻射熱)バーナーの炎や熱せられた調理器具から発せられる「輻射熱」により、燃料のガス缶が過熱されると、内部の圧力が異常に上昇し、爆発する危険性があります。 特に、バーナー本体とガス缶が一体型のモデルで、五徳を覆うような大きな鉄板や鍋を使用するのは非常に危険です。 必要に応じて専用の遮熱板を使用する、または分離型のバーナーを選ぶなどの対策が有効です。
3. 不安定な場所での使用砂利道や傾斜地など、不安定な場所での使用はバーナーの転倒につながります。調理中の熱い料理がこぼれて火傷をしたり、転倒したバーナーから引火して火災になったりする可能性があります。 必ず硬く平らな地面を選んで設置してください。
4. 火傷使用中および使用直後のバーナー本体、五徳、調理器具は非常に高温です。うっかり触れて火傷をしないよう、十分注意してください。特に小さなお子様やペットがいる環境では、バーナーに近づけさせない配慮が不可欠です。
5. ガス漏れガス缶の接続が不十分だったり、接続部分のゴムパッキン(Oリング)が劣化していたりすると、ガス漏れを起こすことがあります。 ガス臭いと感じたらすぐに使用を中止し、火気のない安全な場所で原因を確認してください。定期的なメンテナンスも安全に使用するためには重要です。

これらのポイントを守ることで、事故のリスクを大幅に減らすことができます。より詳しい情報については、東京消防庁の注意喚起なども参考に、常に安全を最優先してアウトドアでの調理を楽しんでください。

もっと快適に!あると便利な関連アクセサリー

シングルバーナーは単体でも十分にソロキャンプの調理をこなせますが、いくつかのアクセサリーを追加することで、その安全性と利便性は劇的に向上します。まるで自分のギアをカスタマイズしていくような楽しさもあります。ここでは、あなたのソロキャンプをさらに快適で充実したものにする、厳選された便利な関連アクセサリーを3つのカテゴリに分けて詳しくご紹介します。

風防(ウインドスクリーン)

屋外での調理において、最大の敵とも言えるのが「風」です。せっかくのバーナーの火力が風によって不安定になったり、最悪の場合消えてしまったりすることも少なくありません。そんな時に絶大な効果を発揮するのが風防(ウインドスクリーン)です。 バーナーの周りを囲むだけで風を遮断し、安定した火力を維持して燃焼効率を高めてくれます。 結果的に調理時間の短縮や燃料の節約にも繋がり、特に風の強い場所でのキャンプでは必須のアイテムと言えるでしょう。

選ぶ際には、使用しているバーナーやクッカーの高さを考慮し、炎がしっかりと隠れる高さのものを選ぶのがポイントです。 素材は軽量なアルミ製や、耐久性の高いステンレス製などがあります。コンパクトに折りたたんで収納できる製品がほとんどなので、荷物を増やしたくないソロキャンパーにも最適です。

遮熱板・遮熱テーブル

特にCB缶を使用する一体型のシングルバーナーで、安全性を確保するために非常に重要なアイテムが遮熱板です。 大きな鉄板やフライパン、鍋などを使用すると、調理器具から発せられる「輻射熱」によって燃料であるガス缶が過度に加熱されてしまう危険性があります。 この状態が続くと、ガス缶内部の圧力が異常に上昇し、最悪の場合は爆発事故につながる可能性も否定できません。 遮熱板は、この輻射熱を物理的に遮断し、ガス缶が高温になるのを防ぐための重要な安全装置なのです。

さらに、テーブルと一体になった「遮熱テーブル」も人気です。 これにより、調理スペースが広がり、調味料やシェラカップなどを置くことができるため、調理の効率が格段にアップします。多くの製品がSOTOのST-310やイワタニのジュニアコンパクトバーナーなど、特定の人気モデル専用に設計されているため、購入前には必ずお使いのバーナーに対応しているかを確認しましょう。

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種類主な役割とメリット
遮熱板(プレート型)輻射熱からガス缶を保護することに特化。軽量・コンパクトな製品が多い。
遮熱テーブル遮熱機能に加え、調理スペースを拡張できる。安定性が高く、小物を置くのに便利。

アシストグリップ・点火アシストレバー

多くのソロキャンパーに愛用されているSOTOの「レギュレーターストーブ ST-310」をはじめ、人気モデルには純正品やサードパーティから操作性を向上させるための便利なカスタムパーツが豊富に販売されています。 これらを取り付けることで、標準の状態よりも格段に使いやすくなります。

アシストグリップ

ST-310の五徳兼脚は金属製のため、調理直後は非常に熱くなっています。アシストグリップは、この脚に装着する耐熱シリコンゴム製のカバーです。 これにより、調理後の熱い状態でも安全に脚に触れることができ、撤収作業がスムーズになります。また、シリコンゴムの摩擦によってクッカーが滑りにくくなるというメリットもあります。

点火アシストレバー

標準の点火スイッチは小さく、バーナー本体の下部に配置されているため、特にグローブをしていると押しにくいことがあります。点火アシストレバーは、このスイッチを延長し、軽い力で簡単に点火できるようにする後付けのパーツです。 これがあれば、調理器具を五徳に乗せた状態でも安全かつスムーズに着火操作が可能になります。

よくある質問(Q&A)

シングルバーナーを選ぶ際や使用する上で、多くの方が抱く疑問にお答えします。購入前の最終チェックや、購入後のトラブル解決にお役立てください。

CB缶とOD缶はどっちがいい?

どちらの燃料にもメリット・デメリットがあり、自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶことが重要です。 CB缶は「カセットボンベ」の略で家庭用カセットコンロでも使われる馴染み深い形状、OD缶は「アウトドア缶」の略で、その名の通りアウトドアでの使用を想定して作られています。 それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

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項目CB缶(カセットボンベ)OD缶(アウトドア缶)
価格安価比較的高価
入手しやすさコンビニやスーパーでも購入可能で非常に手軽アウトドア用品店が中心
耐寒性通常タイプは低温に弱い(ドロップダウンしやすい)が、寒冷地仕様もあるプロパンガスの配合率が高く、低温環境でも火力が安定しやすい
火力安定性に欠ける場合がある高火力で安定しているモデルが多い
携帯性・デザイン縦長でやや嵩張るが、デザイン性の高い製品も増えているコンパクトでアウトドアギアらしいデザインが多い

結論として、オートキャンプがメインでコストを抑えたい方や、燃料の手軽さを重視する初心者の方にはCB缶がおすすめです。 一方で、冬キャンプや登山など、厳しい環境下での使用や安定した高火力を求める方にはOD缶が適しています。

メンテナンスは必要?

シングルバーナーを安全に長く愛用するためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。 特に調理時の吹きこぼれやススが付着したまま放置すると、ノズルの詰まりや金属部分のサビにつながり、性能低下や故障の原因となります。

毎回行うべき簡単な清掃

使用後は本体が十分に冷めてから、五徳やバーナーヘッド周りの汚れを拭き取ります。アルコール成分の入ったウェットティッシュなどを使うと、油汚れも落ちやすく手軽です。

定期的に行うべき詳細なメンテナンス

シーズンオフなど長期間保管する前には、より丁寧なメンテナンスを行いましょう。

  • ノズルの詰まり確認・清掃:火力が不安定な場合、ノズルが詰まっている可能性があります。 専用のワイヤーやブラシで慎重に掃除します。
  • ゴム製Oリングの確認:ガス缶との接続部にあるOリングは、経年劣化でひび割れなどを起こすことがあります。 ガス漏れを防ぐ重要なパーツなので、定期的にチェックし、必要であれば交換しましょう。
  • 全体の拭き上げ:金属磨き剤「ピカール」などを使って金属部分を磨くと、サビを防ぎ輝きを取り戻せます。

特にホワイトガソリンを使用するバーナーは、ガスバーナーに比べてメンテナンスの頻度が高くなる傾向があります。 各製品の取扱説明書をよく読み、正しい方法でメンテナンスを行ってください。

冬でも使えるシングルバーナーは?

冬のキャンプや登山では気温が氷点下になることもあり、通常のガスバーナーでは「ドロップダウン」という現象が起きて火力が著しく低下したり、点火しなくなったりすることがあります。 これは低温によってガス缶内の液化ガスが気化しにくくなるために起こります。

冬でも安心して使えるバーナーを選ぶには、以下のポイントが重要です。

STEP
寒冷地に強い燃料を選ぶ

ホワイトガソリンを燃料とするガソリンバーナーは、極めて寒さに強いのが特徴です。ガスバーナーの場合は、低温でも気化しやすいイソブタンやプロパンを多く配合した「パワーガス」や「寒冷地仕様」と表記されたOD缶を選びましょう。

STEP
マイクロレギュレーター搭載モデルを選ぶ

SOTO製品に代表される「マイクロレギュレーター」は、低温下でも安定した火力を供給するための画期的な機構です。 この機能が搭載されたモデルは、ドロップダウンの影響を受けにくく、氷点下でも安定した燃焼を維持します。

STEP
分離型バーナーを検討する

バーナー本体とガス缶がホースで繋がれた分離型は、ガス缶をカバーで覆ったり、少しだけ温めたりといった対策がしやすいメリットがあります。

これらの点から、冬キャンプを本格的に楽しむなら「ガソリンバーナー」または「マイクロレギュレーター搭載のガスバーナー」が最も信頼できる選択肢と言えるでしょう。

まとめ

今回は、ソロキャンパーにおすすめのシングルバーナーの選び方から、SOTOやColemanなどの人気モデルまで詳しく解説しました。シングルバーナーは、手軽にお湯を沸かしたり本格的な調理をしたりと、ソロキャンプの食事の質と快適性を格段に向上させてくれる必須アイテムです。

最適な一台を選ぶためには、まず「一体型・分離型」といった形状や、「CB缶・OD缶・ガソリン」といった燃料の違いを理解することが重要です。その上で、「利用シーン」「火力」「携帯性」「安全性」「予算」という5つのポイントを基に、ご自身のキャンプスタイルに合ったモデルを絞り込んでいきましょう。例えば、手軽さとコストを重視するならCB缶対応のSOTO「レギュレーターストーブ ST-310」、軽量コンパクトさを求める登山やツーリングならOD缶対応のモデルがおすすめです。

また、どんなに優れたバーナーでも、安全な使い方を守ることが大前提です。一酸化炭素中毒や火傷のリスクを避けるため、使用前には必ず取扱説明書を確認し、換気の良い場所で使いましょう。風防や遮熱板といったアクセサリーを併用することで、さらに安全かつ効率的に調理を楽しめます。

この記事で紹介した選び方やおすすめモデルを参考に、あなたにとって最高の相棒となるシングルバーナーを見つけて、ソロキャンプをさらに満喫してください。

余談ですが、キャンプ用品専門のhinataストアもおすすめです。

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この記事を書いた人

平日は会社員、休日は釣りやキャンプなどを中心にアウトドア楽しんでいます。

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